読了
人生3回目の『あるヨギの自叙伝』。
東洋と西洋の精神的橋渡しを成したパラマハンサ・ヨガナンダによって1946年に書かれた本です。スティーブ・ジョブズの愛読書としても知られています。
最初に読んだ時は(15年くらい前か)、インドの固有名詞(特に人名)のカタカナ語が読み慣れなくてなかなか読み進められなかったことを思い出す。
私は実はインドに行きたいと思ったことはなかったんだけど、、、
この度は
あれ?
インド行ってみたい。 見てみたい。観てみたい。
インドの聖地・寺院に行ってみたい。。。
女神ガンガーの降臨の地へ。。。
聖者にもお目にかかってみたい。。。(ヒマラヤのババジ…)
★★★
読む度にひきつけられる所が違いますが、今回は
「感覚の奴隷とは」
「物質・唯物主義とは」
「マーヤ(感覚、被造物)の二元性から創造主の一元性へ(つまり解脱)」
という事柄に引き込まれた。
外側からの刺激による欲求を生きるのを止める。
刺激された欲求はただの反射である(世にはびこる「広告」はその手法…)
自らの内からわいてくる、まことの欲求・まことの富を求めたい。そういう道を、人生を歩きたい
特に今私に必要と感ぜられた箇所を引用し、備忘録として残しておく。
↓
『自分のエネルギーは浪費せずにたくわえておきなさい。そして大洋のような大きな器となって、感覚の河川から流れ込むすべての刺激を静かにのみ込んでしまいなさい。
感覚的刺激を次々と追い求めることは、心の平和を蝕むことになる。
それは、水おけの底にあいた穴のように、たいせつな活力の水を漏らして唯物主義の砂漠の中に失わせてしまう。誤った欲望を駆り立てようとする。失わせてしまう。
執拗な衝動は、人間の幸福をおびやかす最大の敵だ。厳然たる自己制御の王者となって人生を歩みなさい。感覚の弱卒どもの弱音に耳を傾けてはならない。』
ヨガナンダの師、スリ・ユクテスワの言葉を引用。
『あるヨギの自叙伝』パラマハンサ・ヨガナンダ著より
★過去記事にておすすめ本をご紹介しています。
ふと思ったんだけど、インド神話を学んでみようっと。
女神ガンガー(ガンジス河の女神)の神話を少し調べたら、「水」に関して今年初めに湯布院に行った時に受け取ったビジョンと酷似していて、「ん?これは!」と思った。
日本神話で我々に伝わっていない部分(消された部分や公式の文書には書かれなかったところ、隠されているところ)が、地球上にあるよその土地の神話から見出せるかもしれない。
女神ガンガー
今日もお読みいただきありがとうございました。
あなたに幸あれ(*^^*)
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