【富士山本宮浅間大社①『水の禊』】
今まで私にとって富士山は、新幹線の車窓から数回見たことがあるだけの存在でした。
しかし
2022年末の伊勢神宮参拝のおりに、『二見興玉神社(興玉神石)』のその先にある富士山の存在を強く感じ
2023年は、富士に行く
と決めました。
富士山に登りたい・登拝させていただきたい、という欲求は生まれてこの方なかったし、今もありません。今生では登らせていただくことはない、、、かな?分からんけど。(富士山は誰でも彼でも登っていいところではないと思っています。)
富士山については古事記にも日本書紀にも記述がなく(万葉集にはある)、あんなに目立つ山・霊峰のことを書かないその不自然さはむしろ『何かがあり、隠されている』と思わざるをえません。ミステリー
午前中からくもりになるとの予報だったため朝早めに京都を出発しました。
Let's go 東の方へ(吉方位どりも意識したためこの時期に)。
新幹線で京都⇒名古屋を経由して、静岡からは甲府へ向けての在来線に乗り換えます。その電車の窓から見えてきた富士山の存在感に圧倒されます
テンションが上がる上がる
霊峰・富士を前にしては、とても平静ではいられません。
9時前に到着したJR富士宮駅から徒歩10分のところに駿河国一之宮「富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)」はあります。
念願の『富士山本宮浅間大社』に到着しました。右手に富士山。
鳥居を入るとすぐに御手洗場があり、私は速攻飛び込んでしまいました。
(全身ではないよ(笑)手足だけね。ホントは全身行きたいけどね着替えがあったらドボンしてたね
)
この御手洗場(神田川)の水はこの少し上流、富士山の雪解け水が湧いて出る『湧玉池(わくたまいけ)』からのものだそうです。
『禊(みそぎ)』
水で身を清める。
まず禊をしてから、境内、神域に入らせていただく。
あまりにもあまりにも清らかな水。深淵に引きずり込まれるような一種恐ろしささえあります。
透明度が高く、川底が見えるのです。
膝まで川の流れに浸かり、この水にずーーっと入っていたいけど、水は冷たくて長時間入っていることはできません。
入っては出、入っては出を何度も繰り返し、ようやく私の氣が済む時がやって来ました。
水には地域性があり、その土地のエネルギーを映しています。(逆か??水のエネルギーが土地のエネルギーをつくるのか??)
住まいのある京都の水とも、実家のある山陰・中国山地の水とも明らかに違う、訪れたどの場とも違う、初めて味わう水のエネルギーなのでした。
『富士の水』で禊をする
この禊で、この旅でやるべきことの8割は終わったような感じがしました。
★おもしろいと思われたら、メッセージ&ご支援よろしくお願いいたします
![](https://ofuse.me/ogp.png)