個人セッションで先日頂いたご相談です。
ブログでのシェアの許可をいただきましたので掲載させていただきます。
★
子供に小言が止まらないんです
子供に怒りをぶつけてしまうんです
イライラを子供にぶつけてしまうんです
どうしたらいいのでしょうか・・・というご相談でした。
(子供さんは幼稚園の年少さんと3歳のおふたりとのことでした)
ご相談者様へのメッセージ
子供に怒りをぶつけてしまう
イライラ、小言が止まらない
それは
子供しか、あなたの言う事を「聞いて」くれないからです。
子供しか、あなたの言う事をだまって受け入れてくれる人はいないからです。
正しく言うと、あなたは、「子供だけしかあなたの言う事を黙って聞いてくれる人はいない」と思っているからです。そう信じているからです。
そして
子供になら、自分がどれだけ好き放題にイライラをぶつけても怒られないから言うのです。
子供なら、怒っても怖くないから言えるのです。
子供になら、自分がどれだけ好き放題に自分の感情や言葉をぶつけても大丈夫だと思っているからです。
なぜそう思うかというと「自分のほうが強いから」です。
「小さな子供なら」、「自分より弱い存在なら」、自分に逆らえないと知っているからです。
何をしても、何を言っても、聞いてくれると思っているからです。
反撃してきても、怖くないからです。
そのようにして、、、子供なら受け入れてくれるからです。
「自分のほうが強いと知っているから」子供に向かうのです。
★あなたは今、小さな子供にしか、自分では処理できない負のエネルギーを向けることができないのです。
あなたが本当にエネルギーを向けたい人は誰でしょうか。
あなたが本当にイライラをぶつけたい人
怒り・悲しみをぶつけたい人は
誰でしょうか?
それは
旦那さん
お父さん、お母さんです。
でも、言えない。
彼らに言うことは出来ないと思っているのです。
どうせ言っても聞いてくれないとか、分かってくれないとか、怒られる、バカにされる、逆襲される。
自分のほうが弱い(と思っている)からできない。
★「旦那さんに何か言ったら殴られる…」相談者様はおっしゃいました。
でも、いや、だから、
「子供になら」できるんです。言えるんです。
「子供なら」聞いてくれると思っているんです。
「自分より弱いもの」にならぶつけることが出来るんです。
★これは誰だってそうです。
本当に言いたい人じゃなくて、「言える人」にエネルギーが向かってしまうんです。
「言っても差し支えない(と一方的に思っている)人」にぶつけてしまうんです。
★言いにくい人じゃなくて、言いやすい人(言える人)を選んでぶつけているんです。
★そしてご自身も、、、そういった扱いを「受けている」「受けて来た」のではないですか?
「殴るような人と一緒にいる自分自身をどう思いますか?」
自分のことを大切にしている人は、殴るような人とは一緒に居られません。
自分を大切にしている人は、
殴るような人にもそんな環境にも
一切の我慢が出来ません。
しかし、そんな人に我慢しているという事は、
あなたを殴る人よりも、「あなた」のほうがあなた自身をひどく扱っている可能性が高い。
殴る人よりも自分のほうが自分をひどく扱っているから、我慢が出来てしまうんです。
殴る人よりも、あなたがあなた自身を苦しい目に合わせているから、我慢ができるんです。
よく分からないかもしれませんが、
もしかしたらそういうこともあるかもしれないなあ・・・くらいに思ってもらったらいいですよ。
(もちろん思わなくってもオッケー)
そんなお話をさせていただきました。
このような事例にハマってる人は多いのではないかと思う。
私は結婚してないし子供もいませんが、以前の職場で「言いやすい後輩=自分より弱く・逆襲してこないだろうという人間」に向けて、オーナーや先輩からの圧や仕事のイライラ・なんなら本来は親に言いたいことを、ぶつけた。
家族の中でも、組織の中でも、「エネルギーが向かいやすい人」にネガティブなエネルギーが向けられる。そういう立場になってしまう人がいる。
これはすべての人間関係の中で生まれるものだと思います。
そのすべての人間関係の「ひな形」になるのはやはり「親子関係」。
親子関係とは仲がいい悪いじゃーありません。
「どのようなエネルギーを与えているか」
「どのようにエネルギーを与えているか」が親子関係です。
エネルギーのやりとりは、自分の親のやり方がそのまま「トレース」されます。そして家の外での人間関係もそのように構築していきます。
(エネルギーの受け手と送り手が入れ替わったりするが、パターンは同じ!)
そういった読み解きができると、自分の気持ちや恨みつらみなどの感情にも区切りが付けられます。自分の思いを成仏させられます←これが大事。
そうなんだー
そうだったんだねー
って自分に言ってあげましょう。
すると
止まっていた何かが、動き出すような・・・そんな感覚が生まれてきます。
だから大丈夫です。
(オチがないけど終わります😂)
★★★
今日もお読みいただきありがとうございました。あなたに幸あれ(*^^*)