野の花には
お花屋さんにあるような完璧さはない
ところどころ汚れていたり
色があせていたり
虫に食われていたり
傷んでいたり
欠けていたりする。
しかし野の花はとても美しい。
「完璧な美しさでなければ『売り物』にはならない」
なんだかそんな嫌な声が聞こえてくる。
人に当てはめてみても同じことなのだ。
★高く評価される=高く売れる=それが良きこと、目指すべきこと
きっと今までの時代はそう言った基準で「もの」や「人(教育)」をつくろうとしたのだろう。
売り物になる
高く売れる
そうでなければ劣等感を抱く、、、そんなレールを敷かれてそんなレールを歩くことをもうやめよう。
しかし「時代」は変わった。変わっている。。。
人に高く評価されるために完璧になるのはもうやめよう。やめていい。
誰かに高く評価されるために、汚れや傷み・欠けや虫食いのない人生を送ろうとするのはやめよう。
美しさとは、売り物になる完璧さを言うのではないのだ。
美しさとは、高く売れることではないのだ。
風雨にさらされ、揺れ動く姿
強い太陽の日差しを受け、さらに輝くその彩(いろどり)
私は野の花を愛する。
お読みいただきありがとうございました。