常識は、10年単位で変わるもの

 

10年前の非常識が

時代の流れとともに

いつの間にか常識になっている

ということは多いですよね。

 

だからもし今、

あなたのお子さんが

 

集団行動ができない

友達が少ない

学校に通えない……

といった世間の多数派に

馴染めないタイプだとしても

 

10年後、20年後には

少数派と言われるような子のほうが

むしろ個性があって良いと

言われているかもしれませんし、

 

みんなとは違う少数派の子が

今よりもっと生きやすい世の中に

なっているかもしれません。

 

 

 

 

今は大学生になる私の息子は

知的な遅れは軽微でしたが

感情面のコントロールが難しい

高機能自閉症と言われるタイプの子でした。

 

今から15年くらい前、

息子が小学生だったころの常識では

特別支援学級は

身体や知的に障害がある子のクラス

というイメージで

息子のように知的には大きな遅れがない子は

通常学級に籍をおくのが多数派でした。

 

その一方で、

知的には遅れがなく通常学級に在籍したものの

社会性や学力面の偏りや凸凹が激しく

個別対応をしてもらえない通常学級で苦労し

集団のなかでトラブルが絶えなかったり

そのことで心が疲弊し、

二次障害になってしまって

苦労されている親子も見てきました。

 

なので、15~20年前の常識では

レアな選択でしたが、

私と夫は

息子のメンタルを守ることを

最優先に考えて、

小学校時代は敢えて

特別支援学級に籍を置く道を選びました。

 

 

発達障害者支援法が施行されたのが約20年前。

私の息子が今でいうASDと診断されたのが18年前。

息子の小学校時代は今から10~15年ほど前です。

 

息子が小学校に入学する頃は当時は

まだ特別支援学級が特殊学級と呼ばれていたり

「特別支援教育」という言葉も

学校の現場では「何それ?」状態でした。

 

私はネットで検索し集めた

特別支援教育や発達障害者支援法の情報を

学校の先生方に伝えつつ

わが子への合理的配慮を相談し、

学校側も親の意向を汲み

前例がなく制約がある中で

できる範囲で対応してくれました。

 

当時、身近な人から時々

「なぜ支援級に入れているの?」

「お勉強はできているんでしょ?」

「〇〇君(息子)よりももっと大変そうな子だって

普通クラスにいっぱいいるわよ」

と言われたりもしました。

 

当時の【常識】から見ると

確かに私たち夫婦が息子を

特別支援級に通わせることが

「どうして?」と思われるのは

仕方がないことでした。

 

そういう風に言われたとき、いつも私は

その人の善意からの意見を受け止めつつ、

でも「うちの子の場合はこっちを選んだの」

と、その意見を受け流してきました。

 

当時の私が一貫して

ブレずに見据えていたのは

息子が成人し、自立できるかどうかの

10年後、20年後でした。

 

確かに、小学生の「いま」は

パッと見には大丈夫かもしれないけれど

「いまは普通に見える」ことを取り繕うために

本人にとって苦痛をともなう

多数派の常識を強要させられることを

少しでも少なくしてあげたかったのです。

 

 

ちょっとぐらい他人と違うルートでも

いいじゃないか。

最終的に本人が本人らしく

本人が一番ラクな生き方で

自立して稼げる大人になってくれたら万々歳。

 

ということを、私たち夫婦は

我が家の子育てのゴールに設定して

息子を育ててきました。

 

(とはいえ、当時の未熟だった私は、

積極奇異タイプな息子の言動を

全肯定はできず、

息子を苦しませたことも多々ある

ダメ母でしたが)

 

 

 

そうして、あのころから15年以上が経った今、

息子のようなタイプは実はたくさんいて

そういう子たちが幼い時期から

適切に療育や合理的配慮をしてもらったり

特別支援学級に通うケースは

珍しいことではなくなりました。

 

今では児童発達支援や放課後等ディなど

希望すればさまざまな支援サービスが

利用できますよね。


これらの制度が始まった頃は

息子は中学生でしたが

社会性面で困り感が多かったのですが

まだ事業所も少なく

利用する機会がなかったので

一昔前に育てていた親世代からみたら

今の手厚いサービスは羨ましい限りです。

 

 

そんなふうに、時代とともに

どんどん常識は変わっています。

 

そして今の常識も、

今がんばっているお子さんやお母さんが

少しずつ社会の常識を置き換えて

10年後、20年後には

今よりもっと良い方向に進化した常識に

なっているかもしれません。

 

 

実際に今は昔よりも

個人の個性やその人(子)らしさ

を伸ばすことで

その人(子)のパフォーマンスを

最大限に発揮させていけたら良いよね!

という考え方も広がってきています。

 

(私が扱っている全世界3200万人の受検データに基づくGallup社のストレングスコーチングも、

ポジティブ心理学という学問領域の

研究が始まったのも1998年頃のことなので、

「その人の良い面を見て伸ばす」という考えが

20年以上を経てようやく浸透してきたと言えます)

 

 

 

あなたがこれまで生きてきたなかで

無意識に決めつけている固定観念が

本当に正しいかどうか

一度見つめ直してみてください。

 

世間体や同調圧力に振り回されず

たとえ少数派であっても

お子さんにとっての最適解を

胸を張って選択し

あなたらしい子育てをしてくださいね。

 

もしかしたら10年後には

あなたが今つらぬいている

少数派の選択肢が常識になっている

時代が来るかもしれませんから。

 

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多数派でも少数派でも
その子らしい、ラクな生き方を選べばいい。

 

 

 

 

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