帰国子女ですが、カタカナ・カタコト英語しか話せない息子。
でもひとりでアメリカへ行けた。

 

アメリカ・シリコンバレー滞在中の息子から

研修プログラムが無事に終了したと連絡がありました。

 

参加メンバーの大半は

事務局スタッフの方々と一緒に

帰国してしまったようですが、

 

息子はそのまま居残り、

数日間、ひとり旅をしています。

 

 

…と書くと、

幼少期にドイツと英国で暮らした帰国子女なので

英語ペラペラなんだろうと

想像されるかもしれませんが、

 

実は、息子の英語力は

日本の大学受験レベルの

読み書きはできますが、

英会話は得意ではありません。

 

 

海外に7年以上住んでいたとはいえ、

幼少期は言語発達の遅れが2歳近くあったため

言語で混乱させないようにと

 

海外ぐらしとはいえ、

日本語だけで育ててきたため、

英語ペラペラ帰国子女とは程遠い

 

たどたどしいカタカナ英語を話す男子

に成長しました。

 

 

ただ、海外で長年暮らした経験があるため

海外へ行くこと自体には抵抗感がなく、

 

語学力がいまいちでも

最低限のコミュニケーションがとれれば

なんとかなる、

ということは経験から分かっていることと、

 

時間に余裕のある大学生のうちに

シリコンバレーへは行ってみたいと

強く思っていたようで

その夢がかない、

実際にアメリカに行って

数日間すごしているうちに

「なんとかなった」という

自信もついてきたようです。

 

 

見通しがつかないこと、

想定外のハプニングに

からきし弱く、

 

場合によっては大パニックを起こす

こともあるので、

母心としては、心配でたまりませんでしたが、

 

 

自分で決めて、

自分で応募して

自分で準備して

自分で行動した

 

と、すべて自己責任で

やったことだから、

納得しながら行動できたようです。

 

 

 

 

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この日は、

サンノゼから電車でサンフランシスコへ

行ったようで…

 

 

 

 

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フィッシャーマンズワーフや

 

 

 

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ケーブルカーの画像が送られてきました。


 

一人で観光をして回った

サンフランシスコでは

 

少し怖い目にも遭ったりも

したようですが

といっても、冷静に対応しピンチを切り抜けたとか。

 

はじめての海外ひとり旅で

いきなり犯罪に巻き込まれた

なんていうトラウマを

作ることなく、

このまま元気に帰国をしてくれればと

祈るばかりです。

 

 

それにしても、

ここまでしっかり者に成長するまで

20年以上かかりましたが、

 

自閉症スペクトラムと診断された

4歳当時の息子の様子からは

こんな日が来るとは想像もつきませんでした。

 

息子の4歳当時、

初めて発達検査を受けたときは

軽度の知的障害~境界知能の間

という判定でした。

 

海外引っ越しなど、環境的な原因が

大きく影響していたとは思いますが、

 

この子は将来、どのようになるのだろう?

言葉の通じない国に連れてきてしまったせいで

知能の発達がますます遅れたらどうしよう…

 

と、あの頃は、

夜も眠れないくらい不安な毎日でした。

 

でも、今になってふりかえると

息子の特性を早い時期から知ることができたおかげで

そのぶん、長い年月をかけて丁寧に

育てることができました。

 

あの頃は辛かったけれど、

早くに分かってよかった。

 

長い時間軸でふりかえると

心からそう思えるようになりました。

 

 

ですから、

このブログを読んでいただいているあなたも、

過去の私のように

今この瞬間は、不安や辛さで胸がいっぱいかもしれませんが、

 

長い年月で将来を見通しながら

焦らずに、少しずつ、

お子さんと一緒に

お母さんも成長するぐらいの気もちで

できる範囲から

頑張ってみてくださいね。

 

 

目先の現実に絶望して

悲観しないで。

 

子育ては、長期戦です。

 

 

 

 

 

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小さな成功体験の積み重ねで
自信をつけていけばいい。

 

 

 

 

 

ひとりひとり違う子育て。

 

「わが子の場合は、どうすればいい?」の答えは

あなたの頭の中にあるのです。

【出口はこっち個別相談】

 

 

 

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