北ヨーロッパで孤独な子育てをしたからわかる、暗くて長い冬のつらさ。
2022年11月、神戸。
今日、お出かけ中に
そろそろ紅葉が始まってきたなぁと
色づいた木々をながめていると、
自閉症スペクトラムの息子を
奮闘しながら育てていた
メンタルがどん底だった
ヨーロッパ暮らしの頃のことを思い出し、
懐かしいけれど、
胸がきゅっと苦しくなるなるような
感情がわいてきました。
海外で、孤軍奮闘で
発達特性のある
育てにくい子を抱えて、
過去のわたしと同じように
日々頑張っているお母さんで
とくに緯度の高い寒い地域で
はじめての冬を迎えるかたは、
これからしばらくの間は、
暗くて、長い冬が続くと
それだけで心がふさぎがちになりますから、
がんばり過ぎず、
ひとりで抱え込まず、
上手にストレス解消もして
ご自身のメンタルが落ちないように
くれぐれも気を付けて
くださいね。
いまから12年前、2010年11月のロンドンの自宅前。
息子はまだ小学3年生でした。小さい…。
きっと今でも
掃いても、掃いても
道路一面が落ち葉で
埋めつくされるこの光景は
変わっていないだろうな…。
私が住んでいた
ハンブルクやロンドンは
日本の北海道よりも
もっともっと緯度が高いので
この落ち葉の季節ぐらいから
どんどん日照時間が短くなって
暗い夜が長くなってきます。
気温も下がってくるんですよね。
暗く、寒い冬でも
年が明けて
少しずつが日照時間が伸びてくる
2月から3月ころには
苦労も努力も無駄にはなりませんが、
心や身体が壊れてしまっては
元も子もないので、
お母さんの心身のケアを
おそろかにしないように
気を付けてくださいね。
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