飲み屋の板さんの一言で酸ヶ湯温泉行きが決定♪
青森市内から十和田湖方面に向かって走っていると、ほどなくこんな感じで高原が現れた。
景色が嬉しくて思わず奇声を発する不審ライダー(^^; こんな風に緑に包まれて走りたかったのーーー!
あ~、このままこの高原の道がずっとずーーっと続いてくれないかしら・・・と思ったら、このあとすぐにクネクネとした山道に続いた。
うー、山道は・・・どちらかというとニガテ。というか、単に下手なんですが。
おまけにまだ乗り始めて2週間ほどの慣れないエフロクでの山道。
緊張感か続いてちょっとした試練だった(弱っ)。
ヒラヒラと意外に深く切れるハンドル、前より40キロくらい増えた車重、そしてギア比・・・っていうのかな。前のバイクでの使い方から脱していないというか、適切に使い切れていない気がする。。。当然か。
「直線ま~だ~?」と一人つぶやき続けていたら、山道の先にあっけなく酸ヶ湯は現れた。どんな秘境にあるのかと思ったら、1時間くらいしか走っていない気がするぞ?
嬉しかったのは、隣にエフロクのDakarがとまっていたこと。この装備のゴツさは男性かな?こんにちわー。と隣に駐輪。Dakarはカラフルでかわいく、たくましく走った証の埃や泥がよく似合った。
チケットを買い、まだ往生際悪く受付のおばちゃんにどっちのお風呂がいいか(男女別の小浴場もある)聞いてみると、やはり千人風呂(混浴)の方がおすすめとのこと。
うん、まぁここまで来たんだし、男性たって多分おじいちゃんばっかりさ!と自分を励ます。
女性用の更衣室には誰もいなかった。それがさらにビビリを加速させたけど、仕方ない。えーい、ままよ!
広っ。
浴場のエントランス?部分はまだ仕切られていて、最初にかけ湯で体を流す。ここまでは特に混浴を意識しないけど、仕切りの向こう側は噂どおりの混浴。よく周囲を観察したいのに裸で突っ立っていられないので、タオルで前だけ覆って急ぎ足でワケもわからず手前のお風呂のおばーちゃんたちが集っているところに、どぼん!
恥ずかしいので深々と浸かりながら改めて観察。さすがに女性側はおばーちゃんが多かったが、男性はおじーちゃんだけでなくおっさんと半々くらい。中には私と同じく?旅行中と思しき年齢の近そうな男性もいた。チラチラ見つつも注視もできず、男女の視線は交わることなく浮遊し続けていた。
隣り合わせになった40才過ぎくらいの女性と80才くらいのおばーちゃんと何となく目が合ったので、にっこり。こんな情況だとあっという間に親近感が湧く。
「&5$風呂東京:@☆」(おばーちゃん)
「・・・・。」(おばちゃん&ワタシ)
お年よりの話し言葉はなおのことわからなかったけど、ストーリーを解説すると、どこから来たの?東京です。東京にもこういうお風呂はあるんかね?という感じだった。こういうお風呂っていうのがデッカイお風呂(or銭湯??)を意味してるのか、温泉を意味してるのか、みんなで入れる混浴を意味してるのかはわからなかった。どの意味にしてもここまでの規模や質に該当しないと思うので、こーんな素敵なお風呂は東京にはないよ!うらやましいよ。そういうとおばーちゃんは嬉しそうにニッコリ笑った。
情況に慣れてきた私の目に付いたのは、高い天井と、浴場の一番奥にある打たせ湯。空いているけど、遠いなぁ。。。
それでも、しばらく逡巡しているうちに私はのぼせかかってきてしまった。おばちゃんとも話したのだが、ここのお湯は体が温まるのがスゴク早い。普段は汗をかきにくい私でさえ、早いうちから顔から汗が噴き出してきた。ああ、そろそろ上がりたい。でも打たせ湯したい。。。
もう限界。行くしかない。どうせ何を見られたところでみんな二度と会うことない他人だよ。いいじゃんか。いいじゃんよ?
(内部会議)
おお、何とかなるかも??
行っとく?
行けそう?
行けるか、行っちゃっえー(笑)。
かなり男性側のエリアを突っ切って行くしかなかったんだけれど、一度出てしまうとどうでもよくなった。逆に見せるのがもったいないほどのナイスバディなワケじゃないんだからケチケチしてもしょうがない、ビクビクするのもカッコ悪いぞ!と自分を鼓舞(?)し、適当に首から下を前面だけ覆って移動した。ケツくらい何さ!(とお腹だけは引っ込める・・・爆)
うんうん、気持ちいいじゃん、打たせ湯!(開き直り)
まぁ打たせ湯まで来る女性がいなかったので物珍しい視線もあったけど、次第に堂々とした気分になり気にならなくなり、オッサンを観察する余裕もでてきた。最初に入った場所に戻ると例のおばさんが、「勇気あるわ~。ワタシにはとても無理。自信もないし。」とまた声をかけてきた。自信なんてあるわけないよ。でも別に見せに来てるわけじゃないし、あっちだって見に来てるわけじゃないだろうし。。。一方的に「見てる」ことにされちゃう(?)男性側も、可哀想かもしれないね。
そのあとに別のおばちゃんの団体も入ってきたけれど、「やっぱ嫌だわー。、はずかしっ」と早々に引き上げていった。決して若くはないこの年代の方々のほうが、意外に恥じらいがあるのかもしれない。もちろん、私も知り合いがいたらできませんけどね、こんなこと。
知ってる人がいないからこそできた、初めての混浴。
他人だらけって、強い(笑)。
さぁ。あがって涼もうか。
でも、恥ずかしがって先に出て行ったおばちゃんの団体は、更衣室ではギャハハ、ギャハハ、何言ってんのーあんた!!とすっぽんぽんでオッサンのような会話をしてました―――。ちーん。