介護職員・在宅介護者のための「からだ」に負担がかからない介護方法を知ろう!

介護職員・在宅介護者のための「からだ」に負担がかからない介護方法を知ろう!

介護プラクティックアドバイザー「ひでお」による介護職員の身体と心の負担から救うための情報を発信しています。

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こんばんわ


介護プラクテックアドバイザーのひでおです。




4月に「介護保険が改正」され施行されて早いもので
もう2カ月が経ちますね。


私の勤務先でも、現在「試行錯誤」が繰り返されていま
す。

あなたの事業ではどうですか?




実際問題として、今回の改正で「介護報酬」が大幅に引
き下げられ中小企業で行っている「民間福祉事業者」は
大きな痛手を負っている事は間違えないでしょう。


特に中小企業にとっては、売り上げの上がらない事業な
どやってもあまり意味がなく、やるからには売り上げを
上げなければなりません。


簡単に考えると、要介護状態の中で
重度介護認定者(要介護3~5)
までのご利用者のみ
7時間以上9時間未満」で受け入れれば
確かに売り上げは一番上がります。


しかし

その分「介護負担が多く」なり職員への
負担が倍増する」ことで、職員が弱り退職していく事
態に発展する可能性があります。


そこで、私の事業所では、職員がどのような気持ちで現
場の業務に当たっているかを「アンケート調査」するこ
とにしました。

今まではどちらかと言うと、面倒くさい事はなりるべく
したくないと言った意見が多く聞かれた職員も、真剣に
自分たちの事業所の事を考えて、以外にも「前向きな意
見が多く聞かれ
」ました。


全ての希望を1つでも多くかなえるために、私は職場の
体制や方針」を見直すことで
今よりも「介護負担を減らし」ながら
稼働率と売り上げ」を今よりも上げる事を考えていま
す。


しかし、他の上層部の考えは、売り上げを上げるために
介護度を上げろと...。

確かに、平均介護度を計算してみると
男性は1.8~2.0
女性は2.0~2.1
平均 2.0と言う介護度が出ます。


上層部はこれでは軽すぎるというのです。


確かに、平均介護度が2.0はかなり低い値を示してい
るのは間違いありませんが...。


私の考えでは、まだ「総合事業」に取り組んでいる
介護事業者が少ない」うちに
総合事業の「受け入れ強化」をすることで
今の売り上げとほぼ同等で、介護負担を軽減し
稼働率と売り上げを上げていくことを提唱しています。


何故なら

これから「団塊の世代」が全て排出されるまでの
20年~30年は、高齢者が増えます。


しかし

逆に高齢者が増えるという事は、それだけ要介護状態に
なるリスクを孕んだ人たちが多くなるという事です。

総合事業の受け入れをすることで、「要介護状態」にな
るリスクを下げ
財政負担の増加を予防する」ことが、今の私たちに求
められている事ではないでしょうか?



それを何回上層部の人間に話しても「売上売り上げ」と...。


この結論に達するまでは
何回も何回も計算をやり直したり
包括支援センターに営業に行く為の「事業所の取組」を
まとめた「冊子を作ったり」と、何度も嫌気がさして
挫折して、でも諦めきれずにまたやってを繰り返しながら
この結論に辿り付きました。


あなたも、事業所が求められている物が何なのかを考え
ながら、日々の業務にあたってみてはいかがでしょうか?

きっと、今まで見えなかったものが見えてくるはずです。


では今日はこの辺で失礼いたします。


介護プラクティックアドバイザー  ひでお