資本主義が終えたかもしれなかった11月28日の出来事
- 2025/12/01 #COMEX取引所 #紙の紙幣が負けた時世界は変わる
アメリカ時間11月28日の10時頃から、コメックスという貴金属相場の取引所で、銀価格がスルスルと上昇し出しました。10時頃から勢いづいた相場はどんどん値を上げて行きましたが、果たして11時になると、突然システムが停止され、取引画面は真っ白になったというのです。
原因はCMEデータセンターの冷却装置の不具合が生じたので、システムが停止したとのことでした。しかし、タイミングがあまりにおかしく、データセンターは3重の安全装置がつけられている最新のものだったので、色々な憶測が起こりました。
銀相場が上昇し出した時にそれが起きたので、もしかしたら、銀相場が上昇すると困る大きな力が働いたのではないか、、、との憶測が出てきました。
実際、大手の銀行は大量の銀の売り玉を持っていて、先物相場を通じて銀価格が上がらないようにする状態がもう何十年にわたって続けられていたので、おかしいと思う人が多かったのでしょう。
なぜ、銀行はそんなことをするかというと、紙の紙幣を守る必要が中央銀行や大手銀行にはあるためです。本当のお金は銀であるというのが、私たち人類の歴史の中での大部分の時期でした。金も同様ですが、金は値が高く財産としての保持が目的となる金属です。それに対して銀は信用できる支払い通貨として、本当のお金としての長い歴史を歩んできたわけです。
ここに、紙の紙幣の信用を保つ意味で、これまでの通貨である銀の価値をおとしめておく必要がありました。
紙の紙幣の信頼を得る一番の方法は、従来の本物のお金よりも、中央銀行が発行する紙幣の方が価値があるんですよ、、、という信仰を必要とします。そのため紙の紙幣を製造して力を得た人達は、銀や金を常に敵視していかねばならず、その方法として、先物相場の取引で、売り玉を立てて、銀や金の人気をそぐ必要があったわけです。
彼らにはお金はいくらでもありますので、銀を相場で売っておけば、常に銀価格を低く抑え込むことが可能でした。しかし、段々とドル紙幣への信用がなくなるにつれ、現物の銀や金を求める人が出始めます。
11月28日にも、現物の受け渡し要求がものすごい量に達していたようです。聞くところによると、4億オンスの現物受け渡しを要求することがあったとか。そんな大量の銀を、契約上は売ることができる大銀行ですが、実際に、4億オンスもの銀をお金を払うからくれ、、、と言っても対応できないわけです。彼らは、ただ紙の銀を売りまくって相場を冷やすことが目的だったわけで、実際に人様に売る大量の銀など手元に持ってないわけです。
もしそうなったらそれは銀行の破綻を意味しますし、同様の手口はどの銀行も行っていますので、世界中の大銀行の連鎖デフォルトを招くことになってしまうわけです。その入り口がまさに11月28日だったわけです。
本日の動画ではそうした状況を丁寧に説明させていただきました。もうすぐ時代は変わると思います。
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