米軍のイラン攻撃を受け、キャンプ・ペンドルトンの海兵隊がイスラム系潜伏工作員とみられる者を拘束
マイケル・バクスター
2025年6月22日
キャンプ・ペンドルトンの米海兵隊は、ドナルド・J・トランプ大統領がテレビでB-2ステルス爆撃機がイランのフォルド核濃縮施設にGBU-57バンカーバスター爆弾を投下したと発表した数時間後、基地のサン・オノフレ門に接近してきたオニキス色のフォード・エコノライン・バンに乗った「中東」出身の男性2名を拘束した。
トランプ大統領は国民に向けて演説を行い、潜水艦発射巡航ミサイルも使用したこの攻撃により、3つの戦術目標が「壊滅した」と述べた。
攻撃に先立ち、米国内外の軍事施設は警備を強化した。
海外では、中東に展開する4万人の兵士が、イランの粗雑ながらも危険な弾道ミサイルの脅威にさらされる可能性があるためだ。
国内では、イランには潜伏細胞、つまりインティファーダを企み、米国領土で「アッラーは偉大なり」と叫びながら殉教する覚悟のある過激派イスラム教徒が存在することを、情報機関が確固たる確信を持って把握しているためだ。
ペンドルトン基地のホワイトハット情報筋は、Real Raw Newsに対し、そのようなグループの一つが昨夜、海兵隊基地を「偵察」しようとしたと語った。
午前2時頃(太平洋標準時)、ライブ映像を見ていたゲート警備員は、紙のナンバープレートを付けた不審な車両が15分間にゲートを5回往復するのを目撃した。
サン・オノフレ・ゲートは、キャンプ・ペンドルトンの警備員が配置された8つの入口のうちの1つで、ペンドルトンの南側、バジロン・ロードに位置している。情報筋によると、このエリアは午後9時以降、民間人、軍人を問わず交通量が少ないという。
さらに、ゲート付近では、視界を遮る着色ガラスをはめた不審なバンが時速5マイル(約8キロ)でゆっくりと走行しているという。
「何かがおかしいと気づくのに、超能力者である必要はありませんでした。
私たちの門の前をゆっくりと車が通り過ぎるのを見かけません。
警備員は、北のロサンゼルスにいる私たちの存在に抗議するリベラルな活動家かもしれないと考えました。
4回目の通過後、様子を見ようと考え、バンを止めました。
すると案の定、5回目の通過に来ました」
と情報筋は語った。
その頃には、警備員は当直指揮官に怪しい車両の存在を知らせており、指揮官は2台のハンヴィーに乗った8人の海兵隊員を派遣してバンを阻止し、乗員の身元確認をさせた。さらに、ハンヴィーは逃走中のバンを挟み込み、海兵隊員は車から飛び出し、ライフルをフロントガラスと後部ドアに向けさせたという。
彼らは運転手にイグニッションスイッチを切り、キーを窓から投げ捨てるよう指示し、運転手はそれに従った。
海兵隊員はフロントガラス越しに、トーブとクーフィーヤをまとったアラブ人男性2人を見つけた。
彼らは運転席と助手席の窓から、人目につく場所に両手を空けるように指示した。
「もしバンの後部に誰かいるなら、武器を持たずに出てこい。さもないと発砲するぞ」
と海兵隊員が言った。
「ここには他に誰もいない。我々だけだ」
と運転手は片言の英語で言った。
海兵隊員はバンから2人をひったくり出し、歩道に放り投げた後、身体検査と車内捜索を行った。
バンにはトランプ大統領とネタニヤフ首相を「大悪魔」、アメリカとイスラエルを「異教徒のゴミ」と呼ぶパンフレットが詰まった段ボール箱が置いてあるだけで、他には何もなかった。
2人とも武器を所持しておらず、身分証明書も持っていなかった。
彼らは身元を明らかにすることも、海兵隊基地を監視している理由についての質問に答えることも拒否した。
「彼らは携帯電話を持っておらず、イスラム教徒の弁護士と話をしたいと要求しました」
と情報筋は語った。
「一体何を企んでいたのか、一体何が起きたのかを突き止めるまで、彼らを留置所に拘留するつもりです」