答えが一つは、ほとんどウソ
2023/05/29
#ササニシキだとすぐに動ける #お米と日本人 #正論の落とし穴
生野菜が体に良いという人もいれば、良くないという人もいます。
時と場合、体の具合により、何が良いかは、その都度異なるはずですので、答えは一つではないわけです。
しかし、それだと思考の刷り込みなどができないわけで、もっともらしい答えを人は求めますし、社会はそれに応えて様々な学問体系を作ってきた面があると思います。
昭和三十年代ごろまでは、日本人はあまり生野菜を食べませんでした。
せいぜい夏にトマトやキュウリを食べる程度だったと記憶しています。キャベツも食べましたが、決まって熱湯を通したものだったように思います。
それは、体を冷やさないことに注意をしていたためだったと思うのですが、いつしか日本人も生野菜を食べる習慣がつき、生野菜は体に良い、という印象が一般的となりました。
そんな数十年で食に対する考えが変わるものかと思うのですが、実際にそうなっています。
その間に、お米は体に良くない、、、という考えがいったりきたりしていましたが、最近になって、改めてお米は重要だと訴える人が多くなった気がします。
どちらもそれぞれの意見ですので、何とも言えませんが、日本人とお米の関係は深いので、私には、お米重視の考えは頼もしい視点に見えます。
何でも、筋肉も脂肪もお米を食べないとつきにくい、、、とお米擁護者は言うのです。
筋肉と言えば、ふつうはお肉やたんぱく質と誰もが思うところですが、いや、お米を食べないと筋肉もつきにくいと。
整体の先生でもあるお米擁護の方は、お米を食べない人は、体にはりがないとまでおっしゃり、お米の重要性を特筆します。
日本人とお米は切っても切れない関係があると思いますので、おそらく、隠されてしまったお米の長所がもしかしたらあるのかもしれません。
ただし、こうしたことも、結論を出すべき問題と違うと思います。
あくまで個人の中での判断でいかないと、様々な問題を生じます。
分裂を生じてせちがない空気を作りだします。
答えは一つ、というのはほとんどウソで、むしろ分裂をもたらす機能として出されたものかも。
時と場合、状況次第、自身の体調と求めるものを知る叡智が、今ほど求められているものはないように思われます。
私的には、お米重視姿勢で、昔からある品種、とくにササニシキの断然ファンです。
もちろん個人的で自身の体調から見た見解に過ぎません。