誰からも承認されない世界は消えていく
2023/05/03 #人々に承認を #下の層が重要 #6月1日アメリカ財務
世の中から、承認されている人の数が少なくなっています。
承認されるのは極一部の上位の人。
しかし世の中は、下部層が圧倒的に人数的に多く、そうした下部層によって支えられているわけです。
競争原理としてのピラミッドの場合、下部には意味はなく少しでも上を目指すという価値観によって支えられます。
その結果、下部に位置する者は誇りを失い、下に見られる屈辱の中で生きるしかなくなります。
しかし考えていただきたいのは、それによってピラミッド全体の力が衰えるということです。
それをとどめるために、下部層を強制的にこき使うようなやり方が一般化していきます。
すなわち奴隷的社会制度です。
自給わずかで有給もなく、10時間以上働いても普通に暮らせないような状況は、まさに現代の奴隷制度そのものと言っても間違いないと思います。
しかも底辺の人に社会的承認がなされていない。
承認とは、上が下を認めることであり、それによって、実は上が力を得るようになります。
それをうまく活用したのが、江戸時代の士農工商です。
圧倒的に人数が多かった農民は、現代的感覚で言えば、ピラミッドの底辺にあたりますが、農民を下に見ていたら、幕府に力はもたらされません。
そこで幕府は下であった農を二番目に序列し、高い承認を与えることで力を得ていたわけです。
下を承認し、下の働きをただしく評価し、感謝しない制度は上が実は弱体化するのです。
なので幕府は士農工商として、もっとも多い底辺の農民を士の次の地位に置いたわけで、そうでないと世の中は収まらないことを知る哲学を持っていました。
この哲学は現在、消えてなくなりつつあります。
下も上を目指し、上は下を小バカにする、、、
こうして下の支えが希薄化しているのですから、今の私たちの世界は極めてこころもとない、はかない構造となっています。
誰もが承認される社会が実は安定した社会であり、会社も同じだと思います。
家庭ですら間違ったピラミッドになりつつある傾向で、お金を生まない家事は下に見られがちです。
だから、家庭が崩壊しやすいわけです。今、私たちの時代は、誰もが正統に承認されるという自然さを失っています。
このことに気づき、あらためたところから、再び力がよみがえると思われます。
2023/05/04
#祭りで復活 #霊と肉体の関係 #大国主命
霊と物質の関係は簡単で、基本は物質は霊を求め、霊は物質を求めるという相関関係にあります。
人間も物質ですので当然霊がかかります。
人のかかった霊によって、私たちの生き方も方向も決まると言ってもいいと思います。
人間は霊と肉体が一体となっており、霊が人を操縦してくれるわけです。
良い霊にかかると、喜びが沸いてきます。
生きる喜び、存在の喜びが大きくなります。
反対に悪い霊がかかると、悲しみ、憎しみ、妬みが多くなり、生き方も狭い方向になっていきます。
しかし、こういうと、私はどっちだろうと心配になりますが、誰にもどちらの霊もかかっています。
良い霊も悪い霊もどちらも皆持っているはず。
日によって状況によって、それらが入れ替わったりどちらが優勢になったりして、徐々に方向性を決めていくことになるわけです。
悪い霊にかかっていると、生き方がこわばり、本来の喜びが遠のきます。
そうした時は、水に入って汚れを落とす、、、
お風呂などもそういう働きをしますし、水泳している人の顔はけっこうさっぱりしているものです。
また、お祭りなど、非日常に触れることで、生命を元の活気ある姿に戻すことも可能でしょう。
悪霊が遠のくことがあるのが、祭りでもあります。
非日常の重要性ですね。
先の動画で世界一の大太鼓の音を収録しましたので、もしよかったらそのつもりでお聞きください。払って払って気分一新。悲しみよりもうれしさを、怒りよりも和解を、憎しみよりもいたわりを、、、そして悪の霊を追い出し、良き霊にかかってもらう。 人間弱いものですから、常にそうした思いで、常に良い霊の入れ物になれるよう意識していくことが誰でも大切になっていくわけです。