2022/11/10
アメリカ中間選挙の開票がなかなか進みません。物理的に時間がかかるわけがありませんので、何か問題があって時間がかかっていると考えるのが自然です。
アリゾナ州では投票早々に機械が壊れ、手集計になるとのことで、用意された投票箱に入れろとの突然の変更がありました。
郵便による投票は問題なく処理されたようなのですが、当日の直接投票に限って手集計になるとのこと。
当日の直接投票は圧倒的に共和党支持者が多いので、共和党支持者はいぶかしがっているわけです。
しかし、二年前とまったく同じようなことが同じケースで起こるということは、通常では考えられません。
もしかしたら、わざとそうしているのでは、、、と思う方がむしろ理解しやすいくらいです。
選挙に限らず、すべての事柄が、実は現在停止に近い状態にあるように感じます。
政治も宗教も金融も国の運営も、そして個人の活動も。形だけは作っても中身がない。
そのことが共通しているように見えます。
日本でも現在の政党への批判が多くなっていますが、それは当然のことですが、では誰が何をするのが良いのでしょう。
どこかに良い人がいて、その人が、かくかくしかじかのやり方をすれば、本当にうまくいくのでしょうか。
アメリカの選挙のおかしさも、ヨーロッパの寒い冬も、恐ろしいインフレも、多くのものがすでに機能しなくなった結果であって、何が悪く、誰にすればよくなる、、、ということと、もしかしたら違うところまで行っているように感じます。
民主党が勝っても、何かあればあっという間に意味が無くなる、、、、
自民党が最大多数で任期もまだあるけど、そんなことはもう何の力にもならない、、、、
そうした機能停止が起こっているのではないでしょうか。 人も同じかもしれません。
ただ動いているだけ。
形を作って追いかけているだけ。
中身がなく、中身を考える頭も消えてしまっている、、、
組織も今だけを維持する目的しか持っていないように見える。
誰も何も見えていないので、本当は恐ろしい規模での機能停止が起きている。
そしてそのことを誰も指摘しない。
自分の給与さえもらえればいい、、、
汝、意図することを行えではなく、意図することのない世界、それが今の人であり、世界なのではないでしょうか。