※日本は黄金の国だった。
命も金もマグマと熱水に関係しているのか。
FBから転載
宇宙に地下に無尽蔵に存在する黄金や石油の価値を維持するためには、枯渇恐怖洗脳という567世界的パンデミックの本性を隠すくらいのマスコミ合体の徹底した嘘の捏造が必要だった。
地震大国であり、世界有数の熱水地密集の日本は今も世界最大の金の埋蔵量を当然のように誇っている。
洗脳奴隷の日本人は未だに石油が有機物由来とほとんどの人が信じて疑わない、当然のように日本列島の黄金は、はるか昔に枯渇したと信じている。
金の生成の仕組みの根本がりかいできていない。
以下転載
金という鉱物は、金の粒子を含む岩石を採掘し、それを精錬して取り出されています。
この金の粒子が岩石の中にできるためには、「マグマ」と地下にある「熱水」という存在が必要不可欠です。
まず、マグマ(溶岩)は大陸の地下にあるマントルの一部が高温によって溶け出したものですが、このマグマは地表の近くまでに上昇してくると火山を形成します。
火山の地下に存在するマグマは高温であるため周囲の地層に含まれる地下水を温めていき、そこから水の循環が生まれてきます。
このマグマによって温められた水が熱水とよばれるもので、そこにマグマから分離した金の粒子が紛れ込んでいきます。
次に、マグマの科学的組成としてはケイ素(SiO2)というガラスの成分がもっとも多く含まれており、熱水にはこのケイ素と金の粒子が含まれていきます。
この熱水の中に含まれるケイ素は冷えて固まると「石英」という岩石の成分に変化するため、この石英の部分に金が入り込んでいくことになります。
このことから、金の粒子は石英のかたまり、すなわち石英脈に含まれることになり、それが金の鉱床を形成していきます。
このような金の鉱床を多く含む地層(鉱脈)がいわゆる「金山」とよばれる場所として開発されることになり、その石英脈を採掘することによって金が取れるということになるわけです。
さて、以上のような金の鉱床ができるまでのプロセスを考えてみると、金を探し出すための手がかりというものが見えてきます。
金は石英脈に含まれていますので、当然、石英を多く含む岩石に注目する必要があります。
こちらの「マグマから生まれる岩石――火山岩と深成岩」のページでも触れていますが、石英(ケイ素)がもっとも多く含まれている火成岩としては「流紋岩」と「花こう岩」が挙げられます。
このうち、より地表に近いところでできる火成岩は、火山岩に区分される流紋岩ですので、この流紋岩の岩体と金は近しい関係にあると考えることができます。
また、金の粒子から金の鉱床ができあがるまでにはマグマと熱水という存在が不可欠であることから、その周辺では温泉や間欠泉といったものの存在が関わってくることになります。
以上のことから、日本各地のさまざまな場所において数多く存在する河川の中から私が砂金のポイントを見極める際には、その河川の周囲の地質が流紋岩に由来するものであることや、その周辺に温泉などが存在するかなどを手がかりとしているのです。
金を精錬する
私たちの身の回りで用いられている金は、金山において金の粒子を含む石英脈を採掘したものからできています。
ただ、金山で採掘される石英脈には金が含まれているとはいうものの、それは金のかたまりとして肉眼で見て物理的に分離できるようなものではなく、その岩石から金の粒子のみを選別して取り出す作業、すなわち「精錬」が必要となります。
以下の写真は金の粒子がわずかに含まれている石英脈の岩石で、実際の金の鉱床にある石英脈ではこのような石英の中、特に黒い筋が入っている部分に金の粒子が含まれており、この鉱石を採掘・精錬することによって金を作り出していくことになります。
石英脈を含む岩石
さて、実際に金を精錬するためには、それ以前に金以外の重金属をそこから取り出すという作業が必要となります。
石英脈には金以外にも鉄や銀、銅、鉛などの重金属が含まれていることがほとんどですが、金は化合物を作らないという性質があるため、そこから金の粒子のみを選択的に取り出すことは容易ではありません。
そのため、まずは岩石を砕いて熱して液体化させた後にそこから電気分解によって金以外の重金属類を回収していき、そこで残ったスライム(沈殿物)に対して化学的な溶媒抽出法を用いて金を取り出すという工程を経る必要があるのです。
精錬の詳細については、こちらの一般社団法人日本金地金流通協会「金地金のできるまで」のページを参照してください。
以上のように、私たち人間が金を手にするためには鉱石から粒子を人工的に分離する精錬という作業が求められるわけですが、その一方で、私が実際に川で採っている砂金は肉眼でも見えるものですし、ピンセットや指で触れるぐらいの大きさとなっています。
これは石英脈に含まれている金の粒子が雨や水の侵食を受けて川に流され、基盤岩の隙間に入り込んで滞留した金の粒子同士が結合し、非常に長い時間をかけてその大きさに成長していったということをあらわしています。
日本の多くの河川では、探すポイントさえ間違えなければ砂金が目に見える形で普通に採れてしまうわけですが、このような砂金がその形になるまでには何万年という気の遠くなるほどの非常に長い年月が必要ということが分かって頂けるのではないかと思います。
菱刈金山――日本が誇る世界最大の金山
日本で金山といえば、佐渡島にある「佐渡金山」が歴史的にも有名ですが、現在は鹿児島県で住友金属鉱山株式会社が採掘を行っている「菱刈(ひしかり)金山」が世界最大の金山となっています。
鹿児島県北部に位置している菱刈鉱山は、鉱石1トン中に含まれる平均金量が約20グラムという高品位(世界の主要金鉱山の平均品位は3〜5グラム)を誇っており、1985年の出鉱開始以来、安定して金の産出をしています。
過去には日本国内にも多数の金属鉱山が存在していましたが、今日では菱刈鉱山が商業規模で操業を継続している国内の最大の金鉱山となっています。
菱刈鉱山の鉱床
菱刈鉱山の鉱床は「浅熱水性鉱脈型金銀鉱床」と呼ばれています。太平洋プレートが日本列島の下に潜り込む「プレートテクトニクス」という地球運動の過程ではマグマが発生するため、このマグマが地殻の割目を通って上昇し、地表では火山となって噴出します。火山活動の一方で、地表の割目に地下水・マグマ水(熱水)が供給されると、熱水に溶け出した物質が冷え固まり鉱脈となります。このようにして形成されたのが菱刈鉱山の金鉱床で、今からおよそ100万年前にできたと考えられています。地質学的にみると非常に新しい鉱床で、65℃の温泉水を伴っているのが特長です。
菱刈鉱山は垂直に走っている多数の鉱脈により、鉱床が形成されています。これらの鉱床に対し、水平方向から坑道を通して採掘を行います。穿孔マシン(ジャンボ)で鉱脈に深さ1.8メートル~3.5メートルの孔を40~50個空けます。