最近『スピ系詐欺』が目に余りますね。
ずっと前から書いているように、スピリチュアルとは『見えない世界』=『ミクロの世界』のことであって、量子力学や脳科学等、論理的に説明がつく世界のことです。
決して『魔法』とか『奇跡』などと言ったような『不思議』な世界のことではありません。
従って、まず、そう言う『文言』を使って、を探しているような人達には、注意した方が良いでしょう。
さて、本題に入ります。
スピリチュアル的な『何か』を受けて/買わされて、法外な料金を払った…と言う話を良く耳にします。
後で、何の根拠もない真っ赤なデマカセだったと気付いても、これ、当事者同士の『契約』だから「泣き寝入りするしかない…」などと思っている方が多くありませんか?
具体的に書くと、それを『逆手に取る』人達が出て来るので、詳しくは書きませんが、ちょっとだけ警告とアドバイスをしておきます。
スピ系詐欺の場合で言うと『スピリチュアル的なモノ(カウンセリング、ヒーリング、チャネリング等、物質を売りつける行為以外のものも含みます)の『効果』を謳い、被害者をして『錯誤』に陥らせ、他人の『財産・財物』を取得した側(簡単に言うと『騙す側』のことです)の行為が『一定の要件』を満たした場合、それは、刑法246条に定める『詐欺罪』に該当し、犯罪を行った者は10年以下の懲役に処され、犯罪によって得たものは没収(19条)または追徴(20条)されます。
組織的に行った場合は組織的犯罪処罰法により1年以上の有期懲役と、罪が重くなります(同法3条第1項第13号)。
また、刑法で定める詐欺罪の要件を満たさず、従って、刑法上の詐欺罪には該当しない為、刑事罰の対象とはならない場合でも、またこれも『一定の要件』を満たせば、民法上における『不法行為』と見做され、『不当利得返還請求権』が発生する(払ったお金を返してもらうよう請求出来る)こともあります。
どう言う場合がそれに該当するのか…などを具体的に書くと、上述したように、それにギリギリ『該当しない』ような狡猾な手法で、実質的な詐欺行為を行う人達が出て来ることが予想される為、ここでは、概要だけに留めておきます。
要は、他人を騙して法外な利益を得ている人達は、余り調子に乗って不当な行為を繰り返していると、そのうち、3次元的にも高次元的にも、自分自身が、とんだしっぺ返しを喰らうだろうと言う事です。
まあ、いずれにせよ、結論としては、最初から、『人の心の隙/弱さ』を突いて利益を得ようとする人達の甘言に引っ掛からないようにすることが1番大事ですね。
もしあなたが、そう言う文句に弱かったり、そう言う人達に魅力を感じていたとしたら、なぜ、そんな人達の言うことを間に受けてしまうのか、まずは自分自身の心をしっかり見つめ直すことが先決でしょう。