アヌンナキ | imaga114のブログ

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アヌンナキ

 

 

 

  • 『シュメール神話』と  『バビロニア神話』から見る  『アヌンナキの家系図』についてンタジー』として、  聞いていて下さいね。本気にしちゃダメですよ。 

    そこは、おとぎ話ですよ。これらは、  『エヌマエリッシュ』や  『ギルガメッシュ叙事詩』などの  石版に書かれたもののようです。

    また、伝説で、『エメラルド・タブレット』 が、  【ヘルメス・トリスメギストス】  によって書かれたと言う神話もあります。

    【ヘルメス・トリスメギス】とは、  ギリシャ神話では、【ヘルメス神】の事であり、  ローマ神話では、【メルクリウス】の事であり、  エジプト神話では、【トート神】の事であり、  シュメール神話では、【ニンギシュジッダ】の  事になります。

     

    それでは、  『アヌンナキの家系図』のお話

    約45万年ほど前に、  『ニビル星』から、『アヌンナキ』が来ました。

    『アヌンナキ』とは、古代シュメール語 で  『天から地球に来た者たち』と言う意味です。

    聖書のヘブライ語では、  『エロヒム』となっております。

    『エロヒム』は、複数系で、  単数系は、『エロハ』となります。

      『ニビルの王』がアヌでした。

      アヌは、王妃キと結婚する前に、  恋人のアントゥがいました。 

    そのアントゥとの間に生まれたのが、  長男のエンキです。 

    ですから、エンキは、側室の王子となります。

    そして、アヌは、王妃キを迎えて、  王妃との間に、次男のエンリルが生まれて、  長女のニンフルサグが生まれました。

    アヌ王の子供は、上から、  ❶ エンキ ❷ エンリル ❸ ニンフルサグ  となります。

     エンキは、長男ではありますが、側室の王子なので、  王太子は、王妃の息子のエンリルとなりました。  やがて、エンリルが、次の王になります。

     アヌンナキ達は、火星で、  【イギギ】と言う奴隷を創造しました。

     おそらく【火星】にいたのは、  【ニビル星人】のアヌンナキと、奴隷のイギギと、  【アルデバラン・セイジン達】と、  【シリウス・セイジン達】と、  【オリオン・セイジン達】では?と思われます。

      私が見える火星時代の文化は、  『男尊女卑が酷い惑星』でした。

     身分制度もありました。

     こう言った【男尊女卑】の【火星文化】が、  地球に、受け継がれてしまったかもしれません。

     アヌンナキは、王族として、  好きにしていたかも知れませんが… 

    シリウスとオリオンは、様々な種類の宇宙人が、  かなり沢山いますが、火星にいたのは、  【シリウス・セイジン】の『長頭人間』  だったかと思われます。

     そして、ヒューマノイドの  【オリオン・セイジン】と  【アルデバラン・セイジン】かも知れません。

      また、【ニビル・セイジン】は、  過去に、プレアデスで犯罪を犯してしまい、  追放され、ニビルで王族国家を  築きあげました。

     その為、【惑星ニビル】は、  『天の川 銀河連邦』に加入しておりませんが、  『デルン宇宙連合』には、加入しているようです。

      ニビルは、『銀河連邦の加入条約』を満たしておらず、  『プレアデスの犯罪者』と、『天の川 銀河連邦』は  見ているからです。

      さて、 【アルデバラン・セイジン】は、  『中東的なヒューマノイド』が多く、  『白人的なヒューマノイド』もいましたが、  【黒髪】が多かったです。

      【東洋人】に近い人種もいました。  なので、おそらく、【イギギ】は、  【ニビル・セイジン】と、  【シリウス・セイジン】とが、  協力して創造された【長頭人間】では  ないでしょうか?

      【イギギ】は、奴隷でしたので、  【男性】しか、創造されておらず、  【結婚】は、許されておりませんでした。

      もしかして、宗教の聖職者が、  『結婚してはならない』は、  ここから来ているのでは、ないでしょうか?

      さて、  【エンリル】と【エンキ】にも、  子供達がいました。

    今回は、女神を除いて、  神話に伝えられる男神だけをお話します。

     と言うのは、エンキは、浮気者で、  娘も孫もひ孫とも婚姻しており、  とっても、ややこしいからです。

     また、ニビル・セイジン達は、  基本的に【一夫多妻制】なのかも?  知れませんし、  女神でも、自由に恋愛している場合もあります。

     【ニンフルサグ】は、  【エンキ】とも、【エンリル】とも、  婚姻しています。  エンキとエンリルの孫にあたる、  【月の女神イナンナ】も、自由に恋愛して、  多くの男神と関係を持っています。

      【エンキの息子】は、上から、  ❶【マルドゥク】  ❷【ギビル】  ❸【ニナガル】  ❹【ニンギシュジッダ】  ❺【ドゥムジ】です。

    【ニンギシュジッダ】は、  【エンキ】と、【ニンフルサグ】の息子です。  【エンリルの息子】は、上から、  ❶【ニヌルタ】  ❷【ナンナ】  ❸【ネルガル】  ❹【ニンアズ】  ❺【エンビルル】がいます。

     【ネルガル】に関しては、  【エンキの息子説】と、  【エンリルの息子説】の両方が、ありますが、  後々の戦争を考えると、私的には、  【火星の神のネルガル】は、  【エンリルの息子】だったのでは?と思われます。

     もちろん、【ネルガル】が、  父親だった【エンキ】に、  刃を向けた可能性もなくはないですが、  【エンリルの指示】に従って、  【エンキ】や【マルドゥーク】と、  【敵対】するあたりで、  【エンリルの息子】と考える方が、  私には、自然に感じています。

     さて、地球で、  『金の発掘』をさせたいアヌンナキ達は、  今度は、地球で、『ルル』と呼ばれる  【地球人】を創造する事にしました。

     【ニンフルサグ】は、医学博士でした。 

    そして、 【エンキ】と【ニンフルサグ】の息子である  【ニンギシュジッダ】も、  優秀な医学博士でした。

     なので、王になった【エンリル】は、  【エンキ】と、  【ニンフルサグ】と、  【ニンギシュジッダ】に、命令して、  【地球人】を創造するように、  命令を致しました。

     その時に、元から地球にいた、  【猿人】を元に掛け合わす事にしました。

    初めは、【猿人のメス】に、  人工授精をして、出産させておりましたが、  たくさん失敗して、  怪物が生まれてしまったようです。

     他にも、実験で、  あらゆる【キメラ】も創造され、  神話のモンスターになっているようです。

     失敗が続くので、ある時、  【ニンフルサグ】が、『アヌンナキに  人工授精して、反対に産んでみては?』  と提案しました。

     言い出したのは、【ニンフルサグ】ですから、  自ら…実験台になりました。

     エンキは、愛する妹のニンフルサグに、  そんな実験台になる事を止めようとしましたが、  【エンリル王】が急かすので、  そうも、言ってられなくなりました。

     なので、なんと、コッソリと、  猿人の遺伝子に、自分の遺伝子を混ぜて、  ニンフルサグに産ませてしまいました。

      理由は、エンキは、  妹のニンフルサグを愛していたので、  本当は、息子が欲しかったかららしいです。

     そして、見事に、  ニンフルサグは、男の子を出産しました。

     それが【アダム】です。  遺伝子学によれば、【Y染色体】ができたのが、  20万年前〜30万年前とされていますので、  そのあたりで、【アダム】は、  創造されたかと思われます。

      やがて【イブ】も創造されました。

     遺伝子学によれば、【ミトコンドリア・イブ】は、  20万年前〜16万年前とされておりますので、  そのあたりで【イブ】は、創造されたと思われます。

      やがて、【アダム】と【イブ】から、  聖書で有名な、  【カイン】と【アベル】が生まれます。

    そして、

     ① エンリルの長男の【ニヌルタ】は  【カイン】に農業を教えました。

     ② エンキの長男【マルドゥク】は  【アベル】に牧羊を教えました。

      しかし、聖書の通り、  【カイン】は、弟の【アベル】を  殺してしまいます。

     この事があって、【マルドゥーク】にとって、  【アベル】は、息子同様に可愛がっていたので、  【ニヌルタ】との関係も悪くなりました。

     やがて、時が経ち…  【地球人類】は、増えました。

      ある時、【エンキ】が、  【地球人】を観察していると、  人妻の【バタナシュ】と言う美しい娘を見つけました。

      聖書では、【レメク】とされています。

      簡単に言うと、【エンキ】は、  かなりな【チャラ男】です。

      【バタナシュ】に恋して、  【ジウスドラ】つまり、  聖書の【ノア】が生まれました。

     明らかに見た目が、  【バタナシュ】の夫【セト】の  子供ではありませんが、  当時、【アヌンナキ】は、  【神】として崇められていたので、  夫の【セト】は、  【ジウスドラ を神の子】として、  大切に育てました。

     また、【エンキ】の長男の  【マルドゥーク】も、父親に、  好みが似てしまったのでしょう? 

    【マルドゥーク】も、また、  【地球人の娘】である  【ザルバニトゥ】に恋してしまい、  ここは父親と違い、彼はかなり、  【一途な性格】で、  【ザルバニトゥ】を【正妃】にしたいと、  【エンリル王】の反対も押し切って、  婚約してしまいました。

     【エンキ】も、息子が、そこまで、  【ザルバニトゥ】を愛しているなら、  と…だったら、  『盛大に結婚式をして、正妃として、認めよう』  になりました。

     しかし、これを聞いていたのが、  【火星のイギギ達】でした。

     【イギギ達】は、  『アヌンナキでさえ、地球人の女と結婚できるのに、  自分達は、結婚もできず、働かされてばかりなんて、  納得が行かない ‼︎

    だったら、  結婚式の招待を利用して、  地球人の女達を娶ってやろう』と考えました。

     そのリーダーが、【シュミハザ 】と  【アザゼル】でした。

     やがて、 【マルドゥーク】と【ザルバニトゥ】  の【結婚式】の当日…  【イギギの200人】がこれを実行してしまいました。

      【地球人女性達】を誘拐して、婚姻してしまいました。  これが、聖書に書かれている  【堕天使のグリゴリ200人】です。

    これがキッカケで、  【イギギ】と【地球人】の【ハーフ】  が、たくさん生まれてしまい、  【ハーフで賢くなった地球人たち】は、  【アヌンナキ】の言う事を聞かなくなり、  聖書的に言うと【堕落】してしまいました。

     ついに怒った【エンリル王】は、  『洪水を起こして、地球人類を  滅亡させよう』と考えました。

      しかし【エンキ】には、  【ジウスドラ】つまり【ノア】と言う  【ハーフの息子】がいて、  『息子だけは、何とか助けたい』と思いました。

     そこで、【アラスユルヤル】  つまり聖書の【天使ウリエル】に、  頼んで、聖書通りに話すと、  【ノア】に、【箱舟】を作らせて、  【ノアの家族】を助けました。

      もしかしたら、チャネリング的には、  【一時的】に【宇宙船】に、  『避難させた』かも知れません。

      【ノアの箱舟】の、  『あらゆる動物のツガイ』とは、  【遺伝子保存】をした事なのかも知れませんね?

     こうして、人類は、【リセット】  されてしまいました。

    やがて時が経過して…  【エンリルの息子】の【月の神のナンナ】と、  【エンキの娘】の【ニンガル】と【結婚】して、  【双子】の【太陽神シャマシュ】またの名を  『太陽神ウツ』と、【月の女神イナンナ】またの名を  『月の女神イシュタル』が、生まれました。 

     

      1人ではなく、何人かの皆様から、  質問

      【プレアデス・セイジン】の  【ドクター・ルティア】として、  『アシュタール司令官は、  イシュタルと同一人物ですか?』

     『いいえ違います』【イシュタル】は、  『シュメール神話の月の女神』です。

     アシュタール司令官は、  男性ですので、別人です。(笑う)

     では、 『アッタル神は、同一人物ですか?』

     かも知れないですね?  地球では、神話として、【神様】として、  伝わっている可能性は、あります。

     

      お話を『シュメール神話』に、戻します。

      【月の女神イナンナ】は、  『シュメール神話』の名前で

     『バビロニア神話』では、【イシュタル】

     『ギリシャ神話』では、【アフロディーテ】

     『ローマ神話』では、【ヴィーナス】  と伝わっております。

      従って、【月の女神イナンナ】は、  神々の絶世の美女であり、  次々とアヌンナキの男神たちを誘惑し、  ついには、【前王アヌ】までも、  魅了してしまいました。

      どうやら、アヌンナキは、  寿命が長くて、ひ孫と恋愛できるほどに、  いつまでも、アヌも若々しいようです。 

    こうして、【女神イナンナ】は、  女神の中の『最高位の位』を持ちました。

     しかしながら、【イナンナ】は、  これでも納得しませんでした。

     その為には『アヌンナキの王子の  正当な王子を生む必要がある』  と、考えた【イナンナ】が、思いつきました。

     そこで、初めに、  【双子の兄の太陽神シャマシュ 】  に、求婚しましたが、  【太陽シャマシュ】には、  【シェリダ】またの名を【アヤ】  と言う【正妃】がいて、【太陽神シャマシュ】は、  かなりな愛妻家だった為に、  妹の求婚は、断ってしまいました。

     かなり後になりますが、【イナンナ】は、  【シャマシュの血筋】が、好きだったのでしょう。

      【太陽神シャマシュ 】の子孫の  【ウルクの王】の【ギルガメッシュ王】  にも求婚しますが、またもや断られてしまい、  怒った【女神イシュタル】つまり、  【イナンナ】は、【ギルガメッシュ王の親友】の  【エルキドゥ 】を殺してしまう。

    と言う神話が、  【ギルガメッシュ叙事詩】に、残っております。

     さて、兄の【太陽神シャマシュ】に、  断られてしまった【イナンナ】は…

     この時、【エンキの末息子】である  【牧羊の神のドゥムジ】が、  【イナンナ】に求愛して来ました。

     【ドゥムジ】は、他の神話では、 【タンムーズ】  [アドナイ][アドニス][エンディミオン]  つまり【羊】を表す【神】として、  伝わっております。

    この【ドゥムジ】の求愛に、  【イナンナ】は、『ドゥムジ王子ならば、  政党なるアヌンナキの血筋だわ』  と気づいて、すぐに、求愛を受け入れて、  【婚約】を決めてしまいました。

      【アヌンナキの王族】は、  この【結婚】を喜んで、受け入れました。

      しかし、1人だけ、  『おもしろくない神』がいました。

     それは…【エンキの長男】の、  【太陽神マルドゥーク】でした。

     【イナンナ】が、でしゃばらなければ、  次の【王座】が、  【エンキの長男のマルドゥーク】か?  【エンリルの長男のニヌルタ】か?  【太陽神シャマシュ】か?  になっていたからです。

     【太陽神シャマシュ】は、  【玉座】には、興味がないので、  とにかく、彼は  『正義の神』と伝わっているぐらいに、  【良心的で愛妻家な太陽神】でした。

     ですから、【妹イナンナの結婚】を素直に、  心から祝福しておりました。

      【エンリルの長男のニヌルタ】は、  どうだったのでしょうか?のちの戦争では、  【エンリル】や【イナンナ】に  味方してますから、内心は、解りませんね?  さて、おもしろくない…【マルドゥーク】は、  とある企みを企ててしまいました。

      【ドゥムジの姉】であり、【マルドゥークの妹】の  【ゲシュティンアンナ】は、もとから  『ドゥムジを慕っていました』  それを利用して、『結婚式前夜に誘惑させます』  そして、それを【マルドゥーク】は、  【強姦】として脅しました。

      揉め合っている間に、  【ドゥムジ】は、亡くなってしまい、  結果的に、【マルドゥーク】が、  【弟のドゥムジ】を殺害してしまいました。

      【結婚前夜】に、【花婿】を殺害されてしまった  【イナンナ】は、怒り狂います。 

    これが、キッカケで…【太陽神マルドゥーク】と  【月の女神イナンナ】による  【古代核戦争】に発展してしまいました。

      【古代核戦争】の記述は、『ヒンドゥー教の神話』の  【マハーバーラタの戦い】としても、  記されております。

    この『神話の戦い』が、未だに…  決着しておらず…現代も続いています。  また、この戦いで、  【マルドゥークの息子】に、【ナブー】がいて、  その【ナブーの息子】に、【ホルス】がいます。  つまり、【マルドゥークの孫】です。

    【ホルス】は、戦争で、祖父を助けようとして、  【右目】を負傷してしまいました。

     これが【ホルスの目】の始まりです。

     【右目】を【ホルスの目】【ラーの目】と呼ばれ、  【左目】を【ウアジェトの目】  【プロビデンスの目】とされています。

     この【片目の神】は、『北欧神話』では、  【オーディン】とされています。

     【雷神トール】または、  【雷神ソー】の父親です。

     エスエフ映画の  『マイティソー』になっていますね。

    この神々の戦いが、  未だに決着していないなんて、  『あなたは信じますか?』  この物語は、あくまでも、  『シュメール神話』『バビロニア神話』  『エジプト神話』ですよ。

 
 
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古代メソポタミアの神々が特徴的な角の生えた冠をかぶっている姿を描いた
銅合金製の基礎像4点(前2130年頃
 
 
  • アヌンナキ(Anunnaki)は、古代シュメール人、アッカド人、アッシリア人、バビロニア人の神話に登場する一群の神々である(Anunaki, Annunaki, Anunna, Ananakiなどとも表記される)。
  • 後アッカド時代に書かれた最古のシュメール語の文章では、アヌンナキはパンテオンの中で最も強力な神々であり、天の神と地の女神であるアンとキの子孫であり、その主な役割は人類の運命を決定することであるとされている。
  • 20世紀後半からは、疑似考古学や陰謀論の対象となっている。
 
 
語源

植生の女神(ニンフルサグと思われる)が玉座に座っており、その周りを礼拝者が取り囲んでいる様子が描かれたアッカド語の円筒印章の印象(紀元前2350年から2150年頃
 
 
 
  • アヌンナキという名前は、シュメール人の天空の神であるアンに由来する。この名前は「ダヌナ」、「ダヌナ-ケ4-ネ」、「ダヌナ」と様々に書かれ、「王子の子孫」または「アンの子孫」を意味する。
  • アヌンナキは、アンとその妃である大地の女神キの子孫であると信じられていた。サミュエル・ノア・クレイマーは、キをシュメールの母なる女神ニンフルサグと同一視し、両者は元々同じ姿であったと述べている。
  • アヌンナキの中で最も古いのは、空気の神であり、シュメールのパンテオンの主神であるエンリルである シュメール人は、エンリルが生まれるまで、天と地は一体であると信じていた
  • その後、エンリルは天と地を二つに裂き、地を持ち去り 、父のアンは空を持ち去った。
     
 
崇拝とイコノグラフィー
 
  • アヌンナキは主に文学作品の中で言及されており、彼らのカルトの存在を裏付ける証拠はまだほとんど出土していない。
  • これは、アヌンナキの各メンバーが他のメンバーとは別の個別のカルトを持っていたことに起因すると考えられる。
  •   同様に、アヌンナキのグループとしての表現はまだ発見されていないが、個々のメンバーの描写はいくつか確認されている 古代メソポタミアの神々はほとんど擬人化されていた 彼らは特別な力を持っていると考えられており、しばしば途方もない身体の大きさを想像されていた。
  •  メラムは英雄や王、巨人、さらには悪魔も身につけていた。
  • 神のメラムを見て人間が受ける影響は「ニ」と表現されるが、これは肉体の疼きを表す言葉である。 
  • 神々はほとんどの場合、最大7対の牛の角を重ね合わせた角帽]をかぶって描かれ、金や銀の精巧な装飾品を縫い付けた服を着ていることもある。

 

神話の世界

 

  • 古代メソポタミア人は、神々は天上に住んでいると信じていたが、神像は神自身の物理的な体現物であると考えていた。
  •  そのため、カルト像は常に世話をされ、その世話をするために一連の神官が割り当てられていた。
  •  これらの神官は像に服を着せ、像が「食べる」ことができるように、像の前にごちそうを置いた。
  •  神々の神殿は、その神々の文字通りの居住地であると信じられていた 神々は船を持っており、通常は神殿の中に保管されている実物大の船で、様々な宗教的な祭りの際に、崇拝する像を水路で運ぶために使われていた。 また、神々には戦車があり、祭祀像を陸路で運ぶのに使われていた。
  •  時には、神々の祭祀像を戦いの場所に運び、神々が戦いを見守ることもあった。アヌンナキを含むメソポタミアのパンテオンの主要な神々は「神々の議会」に参加すると信じられており、神々はこの議会を通じてすべての決定を下していた。
  •  この議会は、ウルの第3王朝(紀元前2112年頃~紀元前2004年頃)に存在した半民主的な立法システムに対応する神々と見なされていた

 

シュメール

 

  • 紀元前2300年頃のアッカド語の円筒印章には、アヌンナキの3人のメンバーであるイナンナ、ウツ、エンキの神々が描かれている。


アッカド語、バビロニア語、アッシリア語

    尊敬は好意を生み、犠牲は命を延ばし、祈りは罪を償う。神々を恐れる者は、......に軽んじられることはなく、......アヌンナキを恐れる者は、......を伸ばす。
    - バビロニアの賛美歌。



バビロニアとアッシリアがアヌンナキの有力な一員として想定していた国家神マルドゥクのバビロニアでの表現

 

  • 紀元前2千年紀のアッカド語のテキストでは、イナンナの『冥界への降下』に登場するアヌンナキと同様の描写を踏襲し、クトゥーン的な冥界の神々として描かれている。

    第二千年紀初頭に書かれた『イナンナの降臨』のアッカド語版の短縮版では、冥界の女王エレシュキガルが「アヌンナキと一緒に水を飲む」とコメントしている。

     同じ詩の後半で、エレシュキガルは召使いのナムタルに、エガルギナからアヌンナキを連れてくるように命じ、「敷居の階段を珊瑚で飾り」、「座れ」と命じている。

    アヌンナキという言葉の最も古い使用例は、グデアの統治時代(紀元前2144年から2124年頃)とウルの第3王朝時代に書かれた碑文にある。

     初期のテキストでは、この用語はシュメールのパンテオンの中で最も強力で重要な神々、すなわち天空神アンの子孫に適用されている。

     

    特定の神々がアヌンナキの一員として記述されているが、すべてのアヌンナキの名前を網羅した完全なリストは残っておらず、通常は文学的な文章の中でまとまったグループとして言及されるだけである。

    さらに、シュメールの文章ではアヌンナキについて矛盾した記述がなされており、アヌンナキが何人いたのか、彼らの神的機能が何であったのかについては一致していない。

    元々、アヌンナキは巨大な力を持つ天上の神々であったようだ。

    エンキと世界秩序」という詩の中で、アヌンナキはエンキに「敬意を払い」、彼を称える賛美歌を歌い、シュメールの人々の中に「住居を構える」と述べている。

     

    シュメールのパンテオンに含まれるほとんどすべての主要な神々は、特定の都市の守護神とみなされ、その都市の利益を守ることが期待されていた。

    神々はその都市の神殿に永久に住むと信じられていた。

     イナンナの『冥界への降下』では、冥界に住み裁判官を務めるアヌンナキは7人しかいない。

     イナンナは冥界を乗っ取ろうとしたために彼らの前で裁判を受け、彼らはイナンナの傲慢さを有罪とし、彼女に死を宣告した。

     

    シュメール神話の主要な神々は特定の天体と関連付けられていた。

     イナンナは金星と信じられていた。

    アンは赤道天のすべての星と、エンリルは北天の星と、エンキは南天の星と同一視されていた エンリルの天球軌道は北天の極を中心とした連続した対称的な円であったが、アンとエンキの軌道は様々な地点で交差すると信じられていた。

     

    旧バビロニア時代(紀元前1830年頃~紀元前1531年頃)には、イギギと呼ばれる新しい神々が導入されている。 アヌンナキとイギギの関係ははっきりしない。

     この2つのカテゴリーは同義的に使われているように見える場合もあるが、『エルラの詩』のような他の記述では、両者は明確に区別されている。

     アッカド語後期の叙事詩『アトラ=ハシス』では、アヌンナキのために労働を強いられた第6世代の神々であるイギギが登場する。

    40日後、イギギは反乱を起こし、アヌンナキの一人であるエンキ神が彼らの代わりに人間を作り出す。

     

    バビロニア中期以降、アヌンナキという名称は一般的に冥界の神々に適用され、イギギという名称は天上の神々に適用された。

    この時代、冥界の神であるダムキナ、ネルガル、マダーヌは、古代バビロンの国家神であるマルドゥクと並んでアヌンナキの中で最も強力な神として挙げられている。

     

    標準的なアッカド語の『ギルガメシュ叙事詩』(紀元前1200年頃)では、大洪水の不死身の生き残りであるウトナピシュティムが、アヌンナキを冥界の7人の審判者として描写しており、嵐が近づくと土地を炎上させるとしている。

    その後、大洪水が起こると、イシュタル(東セム語ではイナンナに相当)とアヌンナキは人類の滅亡を嘆く。

     

    バビロニアの『エヌマ・エリシュ』では、マルドゥクがアヌンナキにそれぞれの地位を与えている。

    バビロニア後期の叙事詩では、冥界のアヌンナキは600人だが、天界のアヌンナキは300人しかおらず、複雑な冥界の宇宙観が存在することを示している。

    紀元前8世紀の『エルラの詩』では、アヌンナキはネルガル神の兄弟とされ、人類に敵対する存在として描かれている。

     

    新アッシリア時代(紀元前911~612年)の損傷の激しいテキストには、マルドゥクがアヌンナキの軍勢を率いて聖地ニップールに入り、騒動を起こしたことが書かれている。

    この騒動によって洪水が発生し、ニップールの住人の神々はニヌルタを祀るエシュメシャ神殿に避難することになる。

    エンリルはマルドゥクの違反に激怒し、エシュメシャの神々にマルドゥクと他のアヌンナキを捕虜にするよう命じる。 アヌンナキは捕らえられるが、マルドゥクは前座のムシュテシルハブリムをエシュメシャの神々に対する反乱の指揮者に任命し、使者のネレタグミルを文芸の神ナブに警告するように送る。

    ナブの言葉を聞いたエシュメシャの神々は、神殿から出てきてナブを探す マルドゥークはエシュメシャの神々を倒し、エンリル自身を含む360人を捕虜にする。

    エンリルはエシュメシャの神々が無実であると抗議し、マルドゥクは彼らをアヌンナキの前で裁判にかける本文は、ダムキアンナ(ニンフルサグの別称)が神々と人類に警告し、アヌンナキとエシュメシャの神々との間の戦争を繰り返さないように懇願することで終わる。

 

フール人とヒッタイト人

 

フール人とヒッタイト人
ハットゥサの聖域、ヤズルカヤにある古代ヒッタイトの浮き彫り彫刻で、冥界の12の神々が描かれているヒッタイトはこれらの神々をメソポタミアのアヌンナキと認識していた

 

  • ハットゥサの聖域であるヤズルカヤから出土した古代ヒッタイトの浮き彫り彫刻で、冥界の12人の神々が描かれている

    ヒッタイトはこれをメソポタミアのアヌンナキと認識していた。

     

    紀元前2千年紀半ばから後半にかけて栄えたヒュリア人とヒッタイト人の神話では、最も古い世代の神々は若い神々によって冥界に追放されたと信じられており、そこで女神のレルワニによって支配されていた。

      ヒッタイトの書記はこれらの神々をアヌンナキと同一視していた 古代ヒュリア語ではアヌンナキは「かつての古代の神々」を意味する karuileš šiuneš と呼ばれており 、また「大地の神々」を意味する kattereš šiuneš とも呼ばれていた。 ヒッタイトやフールリアの条約では,誓いが守られることを保証するために古い神々によって誓われることが多い

    ある神話では,神々が石の巨人ウリクミに脅かされている ので,イーア(エンキの後の名前)が前の神々に,天と地を分けるのに使われた武器を見つけるように命令した

     彼らはそれを見つけ,ウリクミの足を切り落とすのに使った 。

     

    フリアとヒッタイトのテキストにおけるアヌンナキの名前は頻繁に変わるが、常に8人である。

    あるヒッタイトの儀式では、古い神々の名前は次のように記載されている。"古い神々はフリオ・ヒッタイトの宗教において特定のカルトを持たず、代わりにフリオとヒッタイトは地面に掘られた穴に子豚を生贄として捧げる儀式を通して古い神々とのコミュニケーションを求めていた。

    古い神々はしばしば儀式の浄化を行うために呼び出されていた。

     

    古い神々が冥界に追放されたというヒッタイトの記述は、ギリシャの詩人ヘシオドスが『テオゴニー』の中でオリンポスの神々によってタイタンが倒されたことを語っていることと密接な関係がある。

     ギリシャの天空神オウラノス(その名は「天」を意味する)はタイタンの父であり、ヒッタイト版のアヌに由来する ヘシオドスの記述では、オウラノスはその息子クロノスに去勢されているが、これはヒッタイトの物語でアヌがその息子クマルビに去勢されたのと同じである。

     

    疑似考古学と陰謀論

     

    主な記事 古代の宇宙飛行士

    スイスの似非考古学者エーリッヒ・フォン・デニケンは、1968年に出版された『神々の戦車』を皮切りに、地球外生命体である「古代宇宙飛行士」が有史以前の地球を訪れていたと主張した。

    フォン・デニケンは宗教の起源を異星人との接触に対する反応と説明し、その証拠としてシュメールの文章や旧約聖書の解釈を提示している。

     

    ロシア系アメリカ人の作家ゼカリア・シッチンは、1976年に出版した著書『The Twelfth Planet』の中で、アヌンナキは実際には未発見の惑星ニビルから来た高度な人型の地球外生命体であり、約50万年前に地球にやってきて、この惑星に貴金属が豊富にあることを発見し、金を採掘するための基地を建設したと主張している。

     シッチンによると、アヌンナキは鉱山労働者の奴隷種として人間を作るために、彼らの種とホモ・エレクトスを体外受精で交配させたという。

    シッチンは、南極の氷河が溶けて大洪水が起きたとき、アヌンナキは一時的に地球表面から離れて地球を周回することを余儀なくされ、地球上のアヌンナキの基地も破壊されたと主張した。

    これらは再建されなければならず、この大規模な努力を助けるために多くの人間を必要としていたアヌンナキは、人類に農業を教えた。

     

    Ronald H. Fritzeはシッチンによると、「アヌンナキはピラミッドや、古代の宇宙飛行士の理論家が高度な技術なしに建設することは不可能だと考えている古代世界の他のすべての記念碑的な構造物を建設した」と書いているシッチンは『天国への階段』(1980年)や『神々と人間の戦争』(1985年)などの後の作品でこの神話を拡大した

    The End of Days: The End of Days: Armageddon and the Prophecy of the Return(2007年)の中で、シッチンはアヌンナキが地球に戻ってくると予測しており、それはメソアメリカのロングカウントカレンダーの終わりに対応する2012年になるかもしれないとしている。 

    シッチンの著作は主流の歴史家によって普遍的に拒絶されており、彼らは彼の書籍を疑似考古学とし、シッチンはシュメールのテキストを文脈を無視して引用したり、引用文を切り捨てたり、シュメールの言葉を誤訳して受け入れられている定義とは根本的に異なる意味を与えたりすることで意図的に誤認させているようだと主張している。

     

    爬虫類陰謀論を広めたイギリスの陰謀論者であるデビッド・アイクは、彼の理論の爬虫類の大王は実際にはアヌンナキであると主張している。

    シッチンの著作から明らかに影響を受けているイケは、それらを「彼自身のニューエイジと陰謀論的なアジェンダに有利になるように」適応させている。

    アヌンナキに関するイケの推測は、アヌンナキから血を引いたアーリア人の支配者を仮定する極右の歴史観を取り入れている。

    また、ドラゴン、ドラキュラ、ドラコン法[79]も取り入れており、これらの3つの要素は表面的な言語的類似性によってのみ結び付けられているようだ。

    彼は1990年代にアヌンナキについての見解を策定した[が、引き続き言及している。2020年には、COVID-19パンデミックにアヌンナキが関与していると主張するビデオへのリンクを自身のウェブサイトで共有した。