NYは今、 3Dプリント・ハンバーガー?生肉コーナーに陳列された肉じゃない商品 | imaga114のブログ

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NYからのリポート

 

食肉税って何?昆虫ペットフード、3Dプリント・ハンバーガーが2021年から発売開始⁉︎

ビヨンドミート社()3Dハンバーガー

ビル・ゲーツ2021から代替えミート

新型コロナ第二波と、米大統領選挙の行方がニュースの大半ですが、コロナ渦の裏で、世界的な企業や各国は、ある方向に向かって確実に動いているように思います。 今日は、最近気になった3つのニュースをご紹介します。 ⑴食肉税とは? ⑵昆虫ペットフード ⑶3Dプリントハンバーガー発売 3つとも「食」に関わるトピックですが、何か共通点が垣間見えます。 代替食技術の活用です。 先日、動画でご紹介した、世界経済フォーラム(ダボス会議)の「2030年の8つの予測」では、10年後の人類はお肉をほとんど食べなくなるそうです。これらは、地球の環境破壊をこれ以上進めないためのアジェンダが関与しているようです。 私たちが、コロナに怯え、TVの報道に釘付けになっている間に、知らない間に、アジェンダが進行しています。

 

 

 

詳しくはこちらをクリックしてみてください↓

 

「3D肉プリンター」2021年にも食肉業者むけ発売へ。

 

植物ベースのステーキ肉を出力可能

 

 

イスラエルのベンチャー企業Redefine Meatが、植物性人工肉を出力する「3D肉プリンター」を2021年にも販売することを予定しています。またその前に、まずは高級レストランでの市場調査も行うことを計画しているとのこと。  米国ではImpossible FoodsやBeyond Meatなど、植物を材料としつつも本物の味や食感を再現した人工肉の人気が高まりつつあります。ただそれらは、挽肉やハンバーガーパテのような加工済みの状態で製造、販売されるものがほとんど。  一方、Redefine Meatの3D肉プリンターは「動物の肉の見た目、質感、風味」を再現できると説明されます。つまり、ステーキのようなより本物に近い偽肉を出力できるとのことです。CEOのEshchar Ben-Shitrit氏は「動物の筋肉の構造を模倣するには3Dプリンターが必要」だとロイターに語りました。  ロイターによれば、この3D肉プリンターが出力する肉は本物の肉よりも安価で、1台あれば1時間あたり20kg、改良が進めば最終的には1時間あたり数百kgもの肉を印刷できるようになるとのこと。  近年は健康上、環境保護上、または倫理的な理由などから、植物を材料として作られる代替肉の需要が高まりつつあります。バークレイズの2019年6月のレポートでは、代替肉市場は2029年までに1400億ドルに達する可能性があるとされました。これは世界の食肉市場の1割になる量です。またForbesは新型コロナのパンデミック以降の5月上旬、代替肉の販売がそれまでよりも増加したと報告しました。  3Dプリンターで本物のような肉を製造販売しようとしている企業はRedefineだけではありません。たとえばスペインのNovaMeatなども同様の3Dプリンターの開発に取り組んでいます。NovaMeatのCEO、Giuseppe Scionti氏は、年内にも欧州圏内の選ばれた高級レストランでNovaMeat製3Dプリント肉が利用可能になると述べています。  Amazonプライム・ビデオのドラマ『UPLOAD』に描かれる未来の世界では、電子レンジのような機械を使って食べ物や飲み物を3Dプリントするシーンがあります。われわれの家庭でももうすぐそのように…とは行かないでしょうが、来年の市場にはまるで本物のステーキ肉のような、植物性の3Dプリント肉が出回るようになるかもしれません。

 

 

 

ビヨンド・ミートについて↓

ビヨンドミート(Beyond Meat)が上場&黒字化!日本販売間近の植物代替肉

欧米諸国を中心に増加し続けるヴィーガンやベジタリアンなどの菜食主義者。

健康改善や環境保全、動物愛護など、様々な動機から「一生野菜しか食べない」と決意する菜食主義者ですが、どんなに強い信念を持っていても、お肉のあの美味しさを忘れることができない人も多いのは事実。

そんな、ヴィーガンやベジタリアンにとって救世主の代替肉、いわゆる「もどき肉」ですが、味や食感、風味までも「本物のお肉」を目指す植物性代替肉スタートアップが、今世界中でしのぎを削っています。

そこで今回は、2019年に代替肉企業で世界初の上場(NASDAQ)も果たし、日本上陸も噂され続けるアメリカのビヨンド・ミート(Beyond Meat)について、詳しく解説していきます。

 

増加する完全植物肉スタートアップ企業

ヴィーガンやベジタリアンなどの菜食主義者は日本では未だマイナーな存在で、「ちょっと変わった人たちの集団」みたいなイメージをお持ちの方も多いでしょう。

しかしながら、近年アメリカやイギリス、ドイツやフランスなど欧米先進国を中心に菜食主義者の人口増加が顕著で(参照)、それらの国で「肉の消費を減らす」ことは新たなスタンダートにもなりつつあります。

 

21世紀特有の社会事情が後押し

「またまた。いつも欧米の人たちは極端なんだから。」なんて感じる日本人の方も少なくないかもしれません。

しかし、欧米各国でお肉などを口にしないヴィーガンやベジタリアンだけでなく、食生活から意識的に肉の摂取量を減らすフレキシタリアンなども急激に普及している背景には、これまであまり知られていなかった肉食に起因する環境問題や健康問題など、21世紀特有の社会事情が存在しています。

科学に基づいたヴィーガンやベジタリアンの健康メリットはこちらの記事できます。

 

「本当は肉が食べたい」菜食主義者

また、菜食主義者がお肉そっくりの食品を求める心理に矛盾を感じる人もいるかと思いますが、昨今の菜食主義者の中には「お肉の味は嫌いじゃない」とか「むしろ好き」なんて人も一定数います。

「ほんとは肉食べたいんじゃん」
「食べたいのに我慢してるなんてバカじゃないの?」

などと揶揄したくなる気持ちもわかりますが、脱肉食の動機がそもそも肉や魚を食べたくなくなったからではなく、肉の美味しさを捨ててでも諸問題の悪化に加担したくないというところにあるケースも多く、これが菜食主義者が植物肉を欲する理由の一つです。

ヴィーガンやベジタリアン実践の動機が気になる方は、こちらの記事も参考にしていただければと思います。

期待の代替肉スタートアップ4選

NASDAQ上場を果たしたビヨンド・ミートのみならず、アメリカを中心に代替肉を開発するスタートアップは多数存在します。

ビヨンド・ミートの詳細の前に、世界の代替肉ベンチャーを代表的なところだけピックアップしてみます。

 

2011年に、米国スタンフォード大学の教授でもあるパトリック・ブラウン(Patric Brown)氏によって創業されたインポッシブルフーズ。

ビヨンドミートに次ぐ第二の植物性代替肉として注目されていて、原材料には大豆や芋のタンパク質を使用し、特許技術で生産した大豆由来の「ヘム鉄」で肉汁感を演出しています

 
 

「肉っぽさはビヨンドミート以上?」とも言われるインポッシブルバーガーは、2019年5月時点で評価額2,000億円以上のユニコーン企業で、これまでにビル・ゲイツを含む多数の投資家から総額840億円以上の資金調達を成功させています(参考)。

米国バーガーキングでも2019年に全国導入され(参考)、現在は上場を視野に新たな資金調達を進めていると報道されています

 

インポッシブルと並んでアメリカで注目を集める代替食スタートアップがこのジャストです。

元々アフリカ支援活動を行なっていたジョシュ・テトリック(Josh Tetric)氏によって2011年に創業されたジャストは、実はお肉ではなく卵を100%植物で開発しています。

緑豆タンパクを主な原料として創業期からマヨネーズやクッキーなど、本来卵を含む食品の植物性代替品を中心に開発し、2017年には評価額1,300億円となり、これまでに計240億円以上の資金調達をしています

2017年に創業されたニューカマーのグッドキャッチは、上の2社には規模・実績共に劣りますが、いま注目を集める代替食スタートアップの一つです。

この会社はなんと100%植物でツナフレーク(ツナ缶に入っているようなマグロ)を開発しており、原材料にはえんどう豆、ひよこ豆、レンズ豆、大豆、そらまめ、インゲン豆の6種をブレンドしたのタンパク素材(特許取得済み)を使用しています

 

ビヨンドミートや上記の3社はどれも主に「植物から動物性食品」を作るプラントベースですが、動物の細胞を人工的に増殖させて作る細胞培養肉の研究開発も、代替肉界隈で大きな注目を集めています。

細胞培養によって生み出された代替肉は、クリーンミートやセルベーストミート、カルチャードミートとも呼ばれ、メンフィスミーツはそのトップランナー的ベンチャー企業です。

循環器系の医師であるウーマ・ヴァレティ(Uma Valeti)氏らにより2015年に創業された異端児的存在でもあるメンフィスミーツは、2016年に世界初の細胞培養ミートボールを公開し、翌年17年には細胞培養フライドチキンもお披露目しています。

いずれもコスト高を理由に未発売ではありますが、2021年までの販売を目指してコスト削減に取り組んでいます

 

ビヨンドミート社(Beyond Meat)について解説していきます。

ビヨンドミートは、アメリカのカリフォルニア州、マンハッタンビーチに本部を置く2009年創業のスタートアップです。

えんどう豆などを主原料として、ハンバーガー向けビーフパティーやソーセージ、フライドチキンをはじめとする100%植物性のプラントベーストミート(フェイクミート)を開発しています。

主力商品であるビヨンドバーガーは、見た目だけでなく味や風味も「本物の肉」に限りなく近づけられた商品として有名ですが、米国大手スーパーで初めて生肉コーナーに陳列された肉じゃない商品となったことでも有名です(参考)。

ビヨンドバーガー以前にも肉を模した植物性の代替肉製品は数多く存在していましたが、どれもスーパーの一角にひっそりとたたずむ「代替肉セクション(Meat Alternative Section)」に置かれていました。

お肉扱いを受けるビヨンドバーガーは、購入者の大多数が菜食主義者以外(普段からお肉を食べる雑食者)とも言われていて(参考)、この植物肉が単なるヴィーガン専用商品でないことが、これまでの大流行の要因のひとつと考えられます。

 
 

バーガーパティーで有名なビヨンドミート社ですが、実は一番最初のプロダクトはチキンでした。

大豆タンパクを主原料にした鶏ササミ肉のような擬似肉(チキンストリップ)を販売したのが始まりで、ビヨンドミート社の原点とも言えるビヨンドチキンです(参考)。

2019年末時点では、スーパーなど小売店では改良中につきチキンの販売を休止していますが(参考)、2019年8月には米国アトランタにあるケンタッキー・フライドチキンで試験導入され、今後は全国のKFCでの展開を進めていくとしています(参考)。

なお、KFCで取り扱われている最新のビヨンドチキンは初期の大豆ではなく小麦タンパクからできていて(参考)、スーパーでの販売再開は2020年内との計画を発表しています

 
 

 

 

 

 

 

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コロナ禍第二波のホリデーシーズン、七面鳥に塗る胡椒やスパイスは何処へ行った⁉︎

ホリデーシーズンがやって来ました。ですが、例年のようなパレードや賑やかなイベントは中止となり、巣ごもり中心の地味なサンクスギビングやクリスマスになって行きそうです。 ここ1ヶ月で気づいた「胡椒」の品薄。気になります。生産されている地域が、インド洋の限られた地域に多いですし、特にインドは、アメリカに次ぐコロナ感染大国なので、サプライチェーンに影響が出たら、 胡椒だけではなく、綿花や、医薬品にまでショートが起きるのではないか、と懸念されます。 ですが、あまり暗い話で鬱になるのも嫌ですよね、ホリデーシーズンの間は、ニュースを追いかけつつも、少しほっこりする内容でお届けして行きたいな、と思います😉

 

 

 

 

 

 

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テキサス州のフードバンクに車数千台の列、サンクスギビングやクリスマスはどうなる⁉️

先週末、テキサス州ダラスのフードバンクに数千台もの車の列が出来て、食品を無料で配布してもらう人々とボランティアの人たちの姿がニュースで流れました。 彼らの大半は、Covid-19のパンデミックで失業し、失業保険も打ち切られた人々です。 これからサンクスギビングやクリスマスを迎えるにあたり、収入のめどが立たないアメリカ人が増えています。 あるエコノミストは来年2021年年には、アメリカで食料を確保するために12時間並ぶ人々が続出するだろうと予測しています。 いよいよ、世界的な食◯不足から、深刻な飢饉に陥っている国々が、アフリカ諸国や中東、東南アジア、南米などで明らかになりつつあります。今年のノーベル平和賞を受賞した「国連世界食糧計画(WFP)」は、 2021年はさらに酷い年になるだろうと指摘しています。 今は対岸の火事のように見えますが、食のサプライチェーンは、まわり廻って、いづれ私たちの食卓を直撃するかもしれません。 日頃からの備えで、2021年、2022年を乗り越えて行きましょう!