ミシガン州で「死者1万人以上が郵便投票」、分析データが示す

米ミシガン州の選挙データを分析した結果、すでに死亡が確認された、または死亡した疑いのある1万人以上が、郵便投票を送付したことがわかった。
社会保険死亡インデックス(Social Security Death Index 、SSDI) で死亡を確認された約9500人の有権者について、ミシガン州の郵便投票データ・ベースでは、「すでに郵便投票を行った」とのマークを付けられている。
世論調査機関ビッグ・データ・ポール(Big Date Poll)のディレクター、リチャード・バリス(Richard Baris)氏がこの分析を提供した。
また、データによると、百歳または百歳以上の高齢者約2000人は、既知の生きている百歳以上の人としてリストされていない。一部の人はこれらの百歳の人に代わって投票した。2010年に実施された米国の国勢調査では、ミシガン州の百歳以上の人は1729人。
バリス氏は、同データについて「すでに死亡したが郵便投票をした1万人以上の人の中に、一部は実在の人ではない可能性がある」と電子メールで大紀元に語った。同氏は「もし、110歳以上の人がいれば、われわれはこの人の死亡記録を持っているはずだ。しかし、見つかっていない」とした。
ミシガン州務長官のスポークスウーマン、トレーシー・ウィマー(Tracy Wimmer)氏は、「ミシガン州は、死亡した有権者の投票を拒否する。有権者が不在者投票を行い、選挙日の前に死亡したとしても、投票を認めない」「誰かが、亡くなった人に代わって投票しようとしても、投票は拒否される」と大紀元に述べた。しかし、ウィマー氏は、現在、拒否された投票数のデータがまだないと付け加えた。
また、ウィマー氏は「生きている有権者の受け取った投票が、その有権者が死んだかのように記録されている可能性はある 」と述べた。
「これは、名前が似ていることに原因があるかもしれない。投票用紙に『ジョン・スミス・シニア(John Smith Sr)』が記入されているのに、実際に投票を行ったのは、ジョン・スミス・ジュニア(John Smith Jr)だ。または、有権者の個人情報ファイルに、生年月日が不正確に記録されていた可能性もある」
大統領選で、民主党候補者のジョー・バイデン氏は、ミシガン州で約15万票でリードしている。トランプ陣営は、共和党の監視員が、集計作業所の現場で十分な監督権を得られるよう、ミシガン州で訴訟を起こし、集計の中止を求めた。共和党主導のミシガン州議会は、州の選挙不正を調査している。
11月9日の訴訟で、デトロイトの世論調査員は、有権者登録が適切に行われなかった数千人からの郵送投票が、投票に追加されたと証言した。
一方、バリス氏は、ミシガン州政府の説明について納得していない。8日、同氏はツイッター上で、「州政府が一部の『死亡者による投票』を拒否したことは信じるが、このような投票を全部拒否したとは思えない」と投稿した。
バリス氏は、自身が分析している郵便投票データについて、選挙当日とその後に起きた不正の一部に過ぎないとの見解を示し、12月に完全なデータで出揃えれば、詳細を知ることができるとした。
(記者・PETR SVAB、翻訳編集・張哲)
ミシガン州で訴訟、数万の未封印の民主党票 生年月日は全て1900年1月1日

11月9日に提出された訴状によると、選挙日の翌日の午前4時30分、ミシガン州ウェイン郡で、何万もの封印されていない投票用紙が、州外のナンバープレートのついた車で運ばれてきた。運ばれてきたのは全て民主党への票だったという。
選挙監視員のアンドルー・シット(Andrew Sitto)氏が署名した宣誓供述書には、「午前4時30分頃、数万票が持ち込まれ、8つの長いテーブルに並べられた。他の票と違ってこれらの箱は部屋の後ろから持ち込まれた」と書かれている。「午前4時30分頃に到着した票は同じ手順で処理されたが、特に、私が見たすべての投票用紙が、ジョー・バイデン氏への票であることに気付いた」
「他の監視員たちが、州外のナンバープレートをつけた車が午前4時30分の少し前にTCFセンター(開票所)に到着し、票が入った箱を降ろしたと言っているのを聞いた」とシット氏は証言した。
シット氏の証言は、11月9日にミシガン州のグレートレイクス・ジャスティスセンターによって提出された訴状 (pdf) で引用された6つの宣誓供述のうちの1つである。訴状によると、投票所の職員は署名のミスマッチを無視し、遅れて届いた票に前日の日付をつけ、開票を強行するよう指示されたという。
シット氏によると、選挙職員はその後、彼がいた部屋の窓を段ボールで覆い、彼が休憩のために部屋を離れた後、再び入室することを拒否したという。
別の宣誓供述書によると、箱に入れて持ち込まれた票に書かれていた名前は、有権者ファイル (QVF) に載っておらず、投票日直前に登録した有権者のための補足リストにも載っていなかったという。
デトロイトの選挙監視員、ロバート・クッシュマン(Robert Cushman)氏は宣誓供述書で、「いくつかの集計掲示板で、コンピュータのオペレーターが、数千の投票用紙の名前と住所を手作業でQVFシステムに入力しているのを見た」と述べた。「身元不明で未確認の『人たち』からの票を数えることの妥当性について尋ねたところ、選挙管理員は、ウェイン郡選挙事務局が「調べて、許可を出した」と言った」
クッシュマン氏は、これらの票を集計するプロセスに異議を唱え、開票作業員たちが、有権者とされる票の誕生日を全て1900年1月1日と入力したと指摘した。
「全ての票が1900年の同じ誕生日であることはあり得ないのではないかと尋ねたところ、ウェイン郡選挙事務局からの指示だと言われた」とクッシュマン氏は述べた。「2020年11月3日の投票で、TCFセンターでは不誠実、不規則、そして詐欺的な戦術が圧倒的に多かったことに私は驚き、失望した」
別の選挙監視員、ダニエル・グスタフソン(Daniel Gustafson)氏によると、デトロイトのTCFセンターにメールボックスで届けられた票は、上部が開かれ、封印がなかったという。
「票の入ったボックスには、その出所を示す印も識別も全くなかった」とグスタフソン氏は話した。
ジョー・バイデン元副大統領は11月11日の午前9時現在、ミシガン州でドナルド・トランプ大統領に対して14万6123票の差でリードしている。ミシガン州を含む全ての州で、2020年の大統領選挙の最終的な結果は認証されていない。
ウィスコンシン州とペンシルベニア州で票の再集計が行われるほか、トランプ陣営はペンシルベニア州とアリゾナ州で選挙に関する訴訟を起こしている。
被告側の主任弁護士であるデイビッド・フィンク(David Fink)氏は、この訴訟における申し立てには根拠がないと述べた。
フィンク氏は声明で、「これまでの2件の訴訟と同様に、この訴訟は選挙違反や不正行為の実際の証拠に基づくものではない。訴訟はすでに退けられた様々な陰謀説に基づいており、われわれは、先週提出された他の訴訟と同様、この訴訟も棄却されると確信している」と述べた。
(大紀元日本ウェブ編集部)
問題の集計ソフト、ペロシ下院議長の顧問が「同社の上級幹部」との指摘

トランプ陣営の弁護士、シドニー・パウエル(Sidney Powell)氏は11月8日、米FOXビジネスのキャスター、マリア・バーティロモ(Maria Bartiromo)氏とのインタビューで、民主党が大統領選挙を組織的に操作していると非難した。バーティロモ氏によると、民主党のナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)下院議長の顧問が開票ミスを起こした集計ソフトの会社の上級幹部だと明かした。
パウエル弁護士は、「民主党が共和党から票を盗むだけでなく、党内でも互いの票を盗んでいる」ことも明らかにした。
パウエル氏は、ソフトウェア開発会社、「ドミニオン集計システム」(Dominion Voting Systems、以下はドミニオン社)の集計ソフトは、トランプ氏に投じた票をバイデン氏に計上するために使われたと強調した。同集計ソフトは、ペンシルベニア州を含む各州で使用された。ミシガン州のアントリム郡(Antrim County)では、同集計システムは、トランプ氏に投じた6000以上の票をバイデン氏の方にカウントした。その後、再集計を行った結果、トランプ氏は同郡で、敗北から一転して勝利となった。
バーティロモ氏はパウエル氏に対して、「なぜドミニオン社のソフトが頻繁に過ちを犯すのか」と質問した。
パウエル氏は、「ソフトの不具合は起こり得ないし、起こるべきではない。われわれはコンピュータ・システムを調査する必要がある」としたうえ、「彼たちは事前に計画していた。トランプ大統領がブルー・ステート(民主党を支持する州)で勝利しそうな時、彼らは集計を中止し、(集計作業所に)バイデン氏を支持する投票を運び込み、トランプ大統領への投票を持ち去った」と述べた。
バーティロモ氏によると、ドミニオン社の上級幹部は長年、ペロシ下院議長の主要顧問を務めている。民主党所属でカリフォルニア州選出のダイアン・ファインスタイン(Dianne Feinstein)上院議員の夫、リチャード・ブルーム(Richard Bloom)氏が同社の主要株主であるという。バーティロモ氏は、 「民主党はこのソフト会社との間にどのような利害関係があると思うか」とパウエル氏に尋ねた。
パウエル弁護士は、「その関係性は明白だ。彼らはこのシステムを利用して、不正を働き、票を盗んだ」と糾弾した。同氏は、「彼らは、他の民主党候補からも票を盗んでいる」とし、2016年、バーニー・サンダース上院議員がこのやり方で、ヒラリー・クリントン氏に「負けてしまい」、民主党の大統領候補になれなかった可能性が大きいと指摘した。
パウエル氏は、「われわれは激戦州での45万票が、他の候補者に投じることなく、『奇跡的に』バイデン氏のみに投じたことを確認した」と述べた。
(大紀元日本ウェブ編集部)