対中強硬派にふたりの中国人 余茂春(ポンペオ顧問)と蒋蒙は国務省へ | imaga114のブログ

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宮崎正弘氏の情報です

 

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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和2年(2020)8月7日(金曜日)
       通巻第6612号  


 対中強硬派にふたりの中国人、ひとりのウイグル人アドバイザー
   余茂春(ポンペオ顧問)と蒋蒙は優秀な学者から国務省へ
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 国家安全保障担当大統領補佐官オブライエンの副官はポッテンガーである。ウォールストリート北京支局特派員から海兵隊出身で流暢な北京語を操る。

 

 国務省にあってアジア担当の国務次官補はディビット・スティルウェルだ。かれは空軍パイロット出身である。

 

 

 

 ポンペオに助言を与える国務省高官になかに、二人の中国人学者がいる。

 

 「中国共産党」と「中国人」を峻別するようにポンペオ演説に求めたのは、マイルズ・ユー(余茂春)。

 

中国共産党の演説の文章などの分析から、その修辞学的な特性を分析し、助言した。

 

 

 

 もう一人がムン・チアン(蒋蒙)で、ポンペオのハイテク、工学の助言をしている。

 

1977年天津産まれ、88年に香港へ移住するが、天安門事件以後は米国へ移住し、UC
BA卒業、大学工学部長を務めた。

 

 ほかに中国生まれの高官にはエレーヌ・チャン運輸長官がいる。チャン女史はレーガン政権時代からのキャリアで知られる。

 

 さらにウイグル人のエルニガル・エルティミイル女史がホワイトハウスにて、米国のウィグル政策に助言する。ウィグルからトルコ経由で米国へ移住した。

 

 

 

 通商交渉はライトハイザーUSTR代表、ナバロ通商局長らがタフな交渉をすすめている。

 

こうしてアンチ・チャイナのブレーンが勢揃いしており、人民日報系の『環球時報』は、これら強硬派を「白宮反華智嚢団」を比喩した。

 

 

(註 蒋蒙の「蒙」は、さんずい)