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新型コロナのウイルスは存在する?

2020年7月8日   田中 宇


徳島大学の大橋眞・名誉教授は、新型コロナウイルスをめぐるおかしな点を日本で最も大胆に指摘・公言している免疫生物学の専門家である。

彼は今年3月末以降、ユーチューブで「学びラウンジ」のチャンネル名で、新型コロナの問題について分析・指摘する動画を頻繁に配信している。3月末からの約百日間に68本を配信しており、日刊に近い。

私の理解では、彼の指摘の最重要なものは「世界が新型コロナウイルスを特定しているやり方がおかしい」ということだ。

大橋眞 学びラウンジ

名誉教授 : 大橋 眞

 

 

新型コロナの感染者を判定するために世界的に行われているPCR検査は、感染が疑われる人の気道の体液の中に「基準となる新型コロナウイルスの遺伝子配列」と同じ配列の遺伝子があるかどうかを測定する。

 

この「基準となる遺伝子配列」として世界的に、中国の研究者たちが今年1月末に医学雑誌ネイチャーで発表した論文

(A new coronavirus associated with human respiratory disease in China。

以下「中国論文」)に載せた遺伝子配列が使われている。

この論文に載った遺伝子配列が、新型コロナを判定する世界的な基準として使われている。

A new coronavirus associated with human respiratory disease in China

コロナ騒動と集団感染

 

 

この論文は、昨年末に武漢で肺炎を発症した患者の肺から採取した体液に含まれる各種のウイルスや菌などが持つ膨大な数の遺伝子の中から、SARSやコウモリのコロナウイルスなど、既存の類似のコロナウイルスの遺伝子配列に似たものを取り出し、それを新型コロナウイルスの遺伝子配列だろうと結論づけている。

(論文はこの結論を、断定でなく推定している)

中国に出現した新興コロナウイルスのゲノム配列

 

 

大橋氏は、この論文に載っている遺伝子配列の決定手法が適切でないと主張・指摘し続けている。

患者から採取した体液の中には無数の遺伝子がごたまぜで入っている。

 

それをそのまま調べるのでなく、まず新型コロナであろうと思われるウイルスをごたまぜの中から分離(単離、クローン化)してから調べないと、何の遺伝子を調べているのかわからなくなる。

 

分離したウイルスが本当に新型コロナであることを確認する同定作業(すでに発症して治癒した人の抗体が含まれている血清によって、分離したウイルスが中和・無力化されることを確認する作業)も必要だ。

 

それらをせず、採取したままのごたまぜの体液からそれらしい遺伝子を取り出しても、それは新型コロナでなく、似たような、元から体内にある多くの種類の常在性のコロナウイルスの一つを取り出して「これが新型コロナの遺伝子だ」と決めつけてしまう間違いをおかしかねないと大橋氏は指摘している。

 

新型コロナは、病原体確認の鉄則コッホの4原則を満たしていない

コロナ騒動の原点は、PCR検査 ゴジラvsモスラの世界

 

 

常在性ウイルスは多くの人の体内に生まれつき存在し、他人に感染する性質のものでない。何らかの理由で免疫が低下すると、体内の常在ウイルスが増殖して肺炎などを起こす「日和見感染」があり得るので、それが新型コロナの症状とされるものの本質でないかとも大橋氏は言っている。

無数にある常在ウイルスや一般のコロナウイルスは、病原性がとても弱いのでほとんど研究されていない。

コロナ騒動は、常在性ウイルスをPCRで検出するというトリック

 

 

大橋氏はまた、ネイチャー掲載論文に書かれた、中国の専門家たちが患者の肺の体液から新型コロナウイルスを抽出した「ショットガン・シーケンシング」と呼ばれる、遺伝子配列の新しい決定手法について疑問を持っている。

新型コロナ対策に必要な免疫とは

 

 

従来の配列決定方法は、まずごたまぜの体液の中からウイルスや細菌などを分離し、それが探していた病原性のウイルスなどであると同定してから配列を決定するが、この分離と同定の作業はウイルスなどの培養・クローン化が必要で、何週間もかかる。

 

しかも、多くのウイルスなどは分離同定が困難・不可能で、分離同定できるのは全体の一部だけだ(ウィキペディアによると細菌などの場合は1%)。

これらの問題を乗り越えるために2000年ごろから出てきたのがショットガン・シーケンシングで、対象の液体の中にあるすべての遺伝子を抽出し、その全体像の中から対象のウイルスがどれであるかを推定し、その遺伝子配列を特定するやり方だ。

メタゲノミクス - ウィキペディア

 

 

ショットガン・シーケンシング法は、対象のごたまぜ液体中のすべての遺伝子を抽出するために、まず遺伝子配列を一定の短さに細切れにして、両端に細工を施し、その細工を頼りに細切れのものをコンピューター上でつなげて元々の何本もの配列を再現する手法をとる。

 

これは、ショットガン法の分析機械(米イルミナ社のMiniSeqなど)が採用している、分析作業の効率を上げるための仕様だ。

大橋氏は、この仕様を指して、無数の種類のウイルスがごたまぜになっている体液のRNAを寸断した後に適当につなげ、実際には存在しない架空の遺伝子配列をコンピューター上で作り上げる(捏造する)作業だと指摘している。

中国の専門家たちがネイチャーに掲載した新型コロナの遺伝子とされるものは、実のところ、何種類ものウイルスの断片を無理矢理につなげた「キメラ遺伝子」だとする指摘だ。

新型コロナウイルスは、存在しない。その正体は常在性ウイルスのキメラ遺伝子。

ショットガンメタゲノミクス

 

 

新型コロナというウイルスは実のところ存在しておらず、他人に感染せず、病原性もほとんどない常在ウイルスを新型コロナと見間違えたか、もしくは架空のキメラ遺伝子を新型コロナだと言っているかのどちらかであると、大橋氏は言っている。

 

ネイチャーの中国論文が、新型コロナのものとして載せた遺伝子は、新型コロナのものでなく、常在ウイルスの一つであるか、もしくは架空のもの(キメラ)であるという話だ。

 

中国論文が掲載した遺伝子配列は、世界のコロナ対策において最も重要な「基準配列」として使われている。

日本など多くの国のPCR検査は、基準配列の遺伝子が存在しているかどうかで陽性陰性を判断している。

基準配列が新型コロナのものでないとしたら、世界中のPCR検査はとんでもない間違い・茶番劇だということになる。

これが、大橋氏の指摘の最重要な部分になっている。

PCR検査は信頼できる?

マスクをする自粛社会は変です。その原因は、ひとつの(捏造?)論文のコピペ、それを伝える専門家たち。

 

 

大橋氏の指摘は、難解な専門分野をわかりやすく説明しているため、新型コロナをめぐる現状や政策に疑問を持つ多くの日本の人に受け入れられている。

 

「新型コロナというウイルスは存在しない。

それなのに、危険な新型コロナが猛威を振るっているというウソが流布され、都市閉鎖や経済停止や社会距離やマスク義務化が必要だとする巨大な愚策が行われている」と考える人の中には、大橋氏の指摘を考察の根拠にしている人が多そうだ。

 

私自身、大橋氏の動画を何本も見ていくうちに、いったんは、それまでの新型コロナウイルスの存在を前提にしてきた自分の考え方を根本的に改め、「新型コロナは存在しない」という前提に転換した方が良いかもしれないと考えた。

だがその後、さらに自分なりに考えていくと、やはり新型コロナのウイルスは実際に存在し、感染や発症を引き起こしてきた可能性の方が大きいという結論に達した。

以下、その理由について書く。

ショットガン・シークエンシング法 - ウィキペディア

 

 

一つは、中国論文で採られているショットガン・シーケンシングの手法によって特定された遺伝子配列が、大橋氏が言うような、ごたまぜの断片をつなぎあわせたキメラ遺伝子であるかどうか、という点だ。

 

対象の体液中の無数の遺伝子のすべてを、相互に少しずつ重なる形でいったん断片に切り刻み、重複部を頼りに再度、元通りの遺伝子配列にしてコンピューター上に表出していくやり方は、ショットガン・シーケンシングの機械の仕様であり、捏造用に作られた仕掛けでない。

 

断片を再度つなぎ合わせる際、別々の遺伝子の断片が接合しないよう、重複部分を作っている。

 

中国の専門家たちが使った分析機械(Illumina MiniSeq)が正常に動いていたならば、中国論文の遺伝子配列は、患者の肺の体液の中に実際に存在していた一つのウイルスの遺伝子の配列であろう。

意図的もしくは偶然の誤作動がない限り、架空のキメラにはならない。

そういう理由で、私は大橋氏のキメラ遺伝子説を自分の考えとして採用しない。

Metagenomics - Wikipedia

Illumina MiniSeq 仕様

 

 

中国論文で示され「世界基準」になったウイルスの遺伝子配列が、架空のキメラでないとしても、新型コロナでなく、病原性の少ない別の既存のコロナウイルスだった可能性はある。

 

中国論文の執筆者たちはウイルスの分離・同定をしておらず、大橋氏が言うとおり、常在ウイルスを新型コロナと(意図的に?)誤認した可能性を排除できない。

 

中国論文は拙速だ。医学界の世界的な権威(ネイチャーの編集権)を運用する米英側と、新型コロナの最初の現場である中国側の両方が、何らかの遺伝子配列を急いで発表する必要性(パンデミック騒動を起こしたい意志など)に迫られ、一か月以上かかるウイルスの分離同定の作業を省き、すぐに結果を出せるショットガン・シーケンシング法を使って「とりあえずの結論」を出したのだろう。

中国論文は、掲載した遺伝子が新型コロナのものであると断定しておらず、多分これだろうという形で結論を出している。

掲載した遺伝子が新型コロナのものでない可能性が残っており、中国論文だけを考察の対象にすると、常在ウイルス説を排除できない。

新型コロナに対する免疫は粘膜バリア

UNMASKING THE LIES AROUND COVID-19: FACTS VS FICTION OF THE CORONAVIRUS PANDEMIC

 

 

とはいえ、人間の体内には何種類ぐらいの常在性ウイルス、とくに、常在のコロナウイルスがいるのだろうか。

大橋氏の説明からは、人間の体内に数千種類の常在性ウイルスがいる感じだ。

種類が多いほど、常在ウイルスを取ってきて新型コロナだと決めつけてしまう間違いが起こりやすい。

 

だが実のところ、東京大学の医科学研究所・感染症国際研究センターの佐藤佳准教授らが6月4日に発表した研究「ヒト組織ヴァイローム(ウイルス叢)の網羅的描出(A tissue level atlas of the healthy human virome)」から見る限り、ヒトの体内に常在しているウイルスの種類は意外に少ない。

数千でなく、39種類しか検出されなかった。

この研究は、大橋氏が言及しているものでなく、私が常在ウイルスについてネットで検索しているうちに発表文や論文を見つけたものだ。

A tissue level atlas of the healthy human virome

ヒト組織ヴァイローム(ウイルス叢)の網羅的描出 ― 健常人の体内における“隠れた”ウイルス感染の様相

 

 

佐藤氏らの研究は、米国で集められた健康な547人の51種類の人体組織から採取された合計8991の遺伝子配列のデータベースを借用し、人間や動物に感染するウイルス5561種類の遺伝子配列データベースと照合し、健康な人体組織がどんなウイルスに感染しているかを調べた。

 

その結果、少なくとも1人の1つの組織に感染しているウイルスが39種類あった。

 

そのうち比較的頻繁に見られたのは13種類だが、コロナウイルスはそのうちの一つだけで、それは普通の風邪のコロナウイルスとして知られる4種類のうちの一つであるHCOV-229Eだった。

 

健康な人が感染しているウイルスなので、これらのウイルスは感染者を発症させないまま常在している状態だ。

 

肺に常在するコロナウイルスはHCOV-229Eだけだった。それも全員でなく、一部の人にだけ常在していた。

健康な人の体に「常在」 驚異のウイルスたち

 

 

人に感染しても発症しないウイルスは無数にあり、その多くは5561種類のデータベースに載っていないだろう。

 

それらが佐藤氏らの研究に入らない形で一部の人の肺に常在している可能性はある。

 

だが、発症しないウイルスなら、武漢で肺炎を発症した患者の肺から大量に抽出されたりしない。

中国論文は、新型コロナウイルスだろうと結論づけたウイルスが、患者の肺の体液の中に大量に発生していたと書いている。

そのウイルスがHCOV-229Eでないことは遺伝子配列から明らかだ。

このように佐藤氏らの研究を加味して推測すると、長期的に人の体内にいる常在性ウイルスは意外と種類が少なく、中国論文が結論づけたウイルスが、常在性ウイルスである可能性は低い。 (気鋭のウイルス学者が語る ウイルスの不顕性感染と新型コロナ

 

 

中国論文に出てくる患者は、何らかの新種のコロナウイルス、もしくは前からあったが知られていなかったコロナウイルスに感染した可能性が高い。

 

前者なら「コウモリから中型哺乳類を経て人間に感染し、今回初めて人間のウイルスとして登場した」という主流の公式論になるし、後者なら「コロナはただの風邪」という、最近流布している裏読みの考え方になる。

 

ふつうの風邪のウイルスは多数あり、ほとんど検証されていない。ふつうの風邪でも免疫が落ちている人がかかると、こじらせて肺炎を起こして死ぬ場合がある。それらの一つが大騒ぎされたのが今回の「新型コロナウイルス」かもしれない。

新型コロナは、風邪の一種?

武漢コロナウイルスの周辺

 

 

このほか、大橋氏が指摘してきたことに「日本の国立感染研究所が今年1月31日に、中国論文のものと遺伝子配列が99.9%同一の新型コロナのウイルスの分離に成功したと発表し、分離したウイルスの遺伝子配列の情報をウェブ上で公開したが、その後こっそりこの遺伝子配列情報をウェブから削除した。

 

感染研は、ウイルス分離が内部の捏造行為であるとわかったので、成果物である遺伝子配列情報を削除したのでないか。

 

日本の感染研以外にウイルスを分離したと発表した例がなく、新型コロナは世界でまだ誰もウイルス分離に成功していない。これは、新型コロナが存在していない、中国論文で捏造された架空のキメラ遺伝子だからでないか」といった趣旨(私の理解)の話がある。

新型コロナ対策に必要な免疫とは

新型コロナウイルス:国立感染症研究所が開発した細胞で分離に成功

Record removed. This record was removed at the submitter's request.

 

 

たしかに感染研は、ウイルスの分離に成功したと大々的にマスコミ発表し、遺伝子配列をウェブで公開した後、この配列情報をマスコミにも言わずに削除している(削除前のもともとの情報にもアクセスできるようになっているが)。

 

こっそり削除した行為から、感染研にやましいところがある感じはする。感染研は日本人の患者の気道から採取した体液からウイルスを分離したと発表しているが、この患者が新型コロナだけでなくマイコプラズマにも感染(もしくは新型コロナでなくマイコプラズマに感染?)していたことがわかったので、いったん公開した遺伝子情報を削除したのだという説がある。6月1日の動画「コロナ騒動の原因 ソーシャルディスタンスを科学的に検証する」で大橋氏がさらりと言及している。

 

患者のマイコプラズマ感染を後で知った感染研が、恥ずかしいと感じて発表もせずこっそり削除したという話か?。

Severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 2019-nCoV/Japan/AI/I-004/2020 RNA, complete genome

国立感染研究所が新型コロナウイルスの分離に成功 記者会見

6月1日の動画「コロナ騒動の原因 ソーシャルディスタンスを科学的に検証する」

 

 

感染研は今年3月、新型コロナウイルスの分離を効率良く行う方法についての論文を発表しており、その論文は、すでに完璧な形で分離が達成されている前提で書かれている。

 

感染研は官僚体質からか、遺伝子情報をこっそり削除した理由をきちんと説明しないので、感染研自身にとって不利になる要らぬ深読みを招いている。

TMPRSS2発現細胞を使うと新型コロナウイルス SARS-CoV-2が効率良く分離できる) (Enhanced isolation of SARS-CoV-2 by TMPRSS2-expressing cells

 

 

日本の感染研の発表の2日前の今年1月29日、オーストラリアのピーター・ドハーティ感染免疫研究所が、新型コロナのウイルスの分離に成功したと発表し、こちらも中国論文のものと配列が99.99%以上同じだったとされている。

 

大橋氏は6月1日の動画で、この豪州の研究の論文を紹介し「ウイルスが分離され、クローン化、感染実験と進んでいけば、ウイルスの存在も解明できる。

 

ノーベル賞ものだ」という趣旨を述べている。

 

大橋氏は動画の中で、論文内容の真贋性を疑いながらも、豪州の論文をある程度受け入れている。

「まだ世界で誰も新型コロナのウイルスを分離できていないのだから、新型コロナは存在しないのでないか」という従来の見方から、ウイルス分離の実績を認めて新型コロナの存在を確認する方向へと転換しつつある感じを受ける。

Isolation and rapid sharing of the 2019 novel coronavirus (SARS‐CoV‐2) from the first patient diagnosed with COVID‐19 in Australia

6月1日の動画

 

 

大橋氏や私がやっていることは分析・考察なのだから、思考の転換は悪いことでない。

 

私自身、大橋氏の動画を見て、いったんは「新型コロナウイルスは存在しない」という考え方に傾いたが、今回の記事で長々と展開した思考を経て、「やはり、新型コロナウイルスは存在していると考えた方が自然だ」という考え方に戻った。

 

コロナ危機の本質は、存在しないウイルスを存在すると言っていることでなく、重篤性が低いウイルスを大変なウイルスだと誇張し、都市閉鎖や社会距離などの効果がなく有害なだけの策を人類全体に延々と強要していることにある。

後者は、大橋氏も繰り返し指摘している。

マスクと自粛のコロナ騒動は、こうして作られる

新型コロナは、本当に無症状者から感染するのか

 

 

またPCR検査が、気道の細胞の表面に付着しているだけで細胞内に入り込んでいないウイルス、くっついているだけで感染していないウイルスにも陽性反応を出してしまう点も、大橋氏は指摘している。

 

これは「ウイルスを体内(気道内)に吸い込んでも感染しない人が人類の6-8割いる」という、私が以前の記事に書いたこととも重なる。

 

大半の人は、新型コロナに感染しない。

すでに持っている自然免疫の力で撃退(細胞への侵入を拒否)する。だが、撃退される前の、気道に付着しただけの新型コロナのウイルスをPCR検査が感知して陽性反応を出し、当局から感染者として扱われてしまう。 (粘膜免疫の場としての気道の役割) (新型コロナはふつうの風邪の一種?

この検査対象者の気道にいる新型コロナウイルスは、細胞内に入れないまま数日内に死滅するので、しばらくして再検査すると陰性になっている。

 

だがその後、またウイルスが気道に入ってくると、また陽性になる。

 

これを繰り返しても対象者は一度も感染(ウイルスによる細胞内侵入)していない。

それなのに「感染者が陰性になった後、再び陽性になっている。再感染する不可解な病気だ。

とても危険だ。全人類が永久にマスク着用だ」という人類自滅の大騒ぎになっている。

 

これは新型コロナの問題でなく、PCR検査の問題である。大橋氏もその手のことを繰り返し動画で述べている。新型コロナでなく、他のふつうの風邪のウイルスの遺伝子をPCRで検出することを多数の人々に対してやっても、同様の、実は(笑)な「不可解さ」を発現できるのでないか。

新型コロナに対する免疫は粘膜バリア) (コロナ騒動の原点は、PCR検査にあり