量子コンピュータとスーパーコンピュータの関係 | imaga114のブログ

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スーパーコンピュータ「富岳」についてはこちらで取り上げた

https://ameblo.jp/imaga114/entry-12606205328.html

神戸のスパコン「富岳」 計算性能で史上初の4冠

 

わからないことが多い世界の話、といってもコンピューターについてです

https://www.r-ccs.riken.jp/jp/

↑理化学研究所 計算科学研究センターのサイトです

知らないことがいっぱいあって楽しいですよ

 

特に「京」から「富岳」への道のりは大変だったと・・・思う

 

あの民主党のレンホー

「2位じゃだめなんでしょうか?」から研究費を削られて

あれから10年をかけ世界一になった

 

流石、日本人!!!

 

これ以上日本は外国に取られることなく

平和利用に徹して世界に貢献してほしい

 

個人的には

蓄電池開発に力を入れてほしいと願っている

長持ちするバッテリーだ!

 

かの、ニコラ・テスラがエジソンに潰され、FBIに潰され

平和利用のエネルギー無料の夢は

全て兵器利用に転換してしまった

二コラ・テスラより悪のエジソンが有名であるのか、私は解せない

 

HAAPEに代表する気象兵器となったのをみて、

二コラ・テスラはどれだけ苦しんでいるか想像したことはあるだろうか?

100年もあれば人に害のない通信、電磁波利用もできたに違いない

あえて、人を攻撃するアブナイものを開発してしまったがゆえに

「5G」などの便利だが害のあるものが出てきてしまった

お金の仕組みを作ったものは

地球で人間として生きてはいけない!

お金のためにアメリカも日本もチャイナも後ろ向きに進化してしまった

アメリカで鉄道が無くなったのも石油メジャーが企んだこと

 

誰も人を殺したくないし争いも嫌なのに

まんまと「屁理屈」にのせられ

戦争、破壊、無差別殺人、

拝金主義を謳歌し成功者と名乗った

本当はその裏に

見えない「最悪」がいるのだが

きっと知らないのだろうね

見えないから・・・

 

 

 

脱線

「2位じゃだめなんでしょうか?」は、トップを取ろうとしている人、そのために努力している人や団体などを冷やかしたり煽る時などに使うインターネットスラングの一つらしい。

 

インターネット上で使われ始めたのは平成21年11月からで、元ネタは平成21年11月13日に政権与党・民主党が内閣府に設置した行政刷新会議(事業仕分け)の文部科学省予算仕分けの際に、計算速度世界一を目指す次世代スーパーコンピュータ(スパコン)の研究開発予算267億円の妥当性を審議した時の仕分け人、元タレントであり、後に日本国籍を選択していない二重国籍であることが判明する蓮舫議員の発言に由来する。

 

内容は、「世界一になる理由は何があるんでしょうか? 2位じゃダメなんでしょうか?」である。  他に予算を削減したものとしては、探査機「はやぶさ」の後継機となる「はやぶさ2」(はやぶさは後に小惑星イトカワの地表物質を回収する世界初の快挙を遂げている)。

 

山中伸弥教授の京都大学iPS細胞研究チーム。(麻生内閣時代の150億円から50億円へ。後にノーベル賞を受賞)。

 

スポーツ振興基金やスポーツ助成事業。(後にFIFA女子ワールドカップ2011 ドイツ大会で日本代表が優勝し、なでしこジャパンとして有名になった) スーパー堤防(東日本大震災の前)などがあり、各分野は打撃を受けることとなった。 

 

ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授も、研究に必要な備品を買う費用にすら事欠き、自身の趣味のマラソンを利用してアピールを行い寄付を募る等、資金に相当苦労したことを明らかにしている。

 

民主党政権により研究費が3分の1に減らされた際、「iPS研究は国際競争を勝ち抜く重要な時期。

せめて10年、資金繰りと雇用を心配せず、研究に没頭させてほしい。

成果が出なければ10年後にクビにしてもらってもいい」と、予算削減が原因で日本の科学力が国際競争で後れを取ってしまうことへの懸念を表明している。

 

 

 

 

 

ここから一部転載

https://www.r-ccs.riken.jp/newsletter/201701/comsci03.html

量子コンピュータとスーパーコンピュータの関係

量子コンピュータと聞いてピンと来る人は少ないはずだ。そもそも、「量子」ってェ奴がかなりの食わせ物で、下手をすると理系でも「イマイチわからない」という人が多い。

 

量子の「量」は「エネルギーやスピンの量」であり、「子」は「最小単位」という意味だ(スピンは素粒子がもっている回転の性質)。つまり、量子とは、エネルギーやスピンといった物理量に最小単位がある、いいかえると「デジタルになっている」という意味なのだ。

 

おまけに、単にデジタルになっているだけでなく、量子は「粒子」であると同時に「波」でもあるという、変な性格をしている。さらに、量子の波は、われわれが棲んでいる3次元空間ではなく、無限次元のヒルベルト空間という抽象空間の住人だったりする!

あ、なんだか量子の説明に深入りしすぎましたね(汗)。

 

ええと、量子コンピュータとのかねあいでは、まず、量子の波が「重ね合わせできる」ということを押さえていただければよい。

 

砂粒やビーズのような粒子は、1ヵ所に1粒しか存在できないから、重ね合わせはできない。一方、海や川の波は、1ヵ所に複数の波が存在できるから、重ね合わせができる。

 

また、粒子は互いにすり抜けることができずにぶつかってしまうが、波はぶつからずに通り抜けることができる。

 

ダンプカーがレンガ塀に突っ込んでいったら、たいていはぶつかって大破してしまうが、ダンプカーもレンガも、細かくみていくと量子からできているので、実は、ほんのちょっとだけ波の性質をもっている。

 

だから、ダンプカーがレンガ塀をすり抜ける確率はゼロではない(これを「トンネル効果」と呼んでいる)。

 

こういった、量子が持っている重ね合わせやトンネル効果といった不思議な性質を駆使して計算するのが量子コンピュータなのである。

あのファンタジーでも、こんな場面を見たような・・

 

量子コンピュータには大きく分けて2種類ある。同時にいくつもの計算を重ね合わせてやってしまう量子ゲート(量子回路)型と、トンネル効果を使って最適化をする量子アニーリング(量子焼き鈍し)型だ。

 

このうち、量子アニーリング型の量子コンピュータの原理は、日本の西森秀稔と門脇正史が1998年に発見し、カナダのD-WAVE社が実用化し、GOOGLE社、NASA、ロッキード・マーチン社などが相次いで導入して話題になった。

 

実は、当初、量子アニーリング型が少数派だったこともあり、D-WAVE社の量子コンピュータはインチキだと思われていた時期もあった。

しかし、世界のそうそうたる企業やNASAが導入したせいで、徐々にその信ぴょう性を疑う者はいなくなっていった。

 

量子ゲート型はまだ実用化されていないが、量子ゲート型と量子アニーリング型は、それぞれ、得意分野があるため、競合する方式ではない。たとえば、量子ゲート型は、巨大な素因数分解を瞬時に計算してしまう。

 

いま現在、世界のインターネットセキュリティの多くは巨大な素数同士の掛け算が「鍵」なので、素因数分解できてしまうと、セキュリティが破れることになる。

 

それこそ、どこかの独裁国家が世界に先駆けて量子ゲート型の量子コンピュータを開発してしまったら、インターネットは無法地帯と化し、独裁国家に支配されてしまうかもしれない。おお、怖(こわ)。

 

さて、量子アニーリング型の量子コンピュータはすでに実用化されており、今後、さらに計算容量も増すものと思われる。この型の量子コンピュータは、最適化問題を解くのに使うことができ、自動運転のためのカーナビ、薬の開発に必要な分子の構造解析、人工知能の機械学習のためのサンプリングなどに力を発揮すると考えられている。ネットを検索してみると、量子脳、量子ネット、量子人工知能といったワードが飛び交っていることに驚かされる。

 

現行のパソコンの1億倍という計算速度を誇る量子アニーリング型の量子コンピュータは、まさに未来を変えつつある。だが、既存のスーパーコンピュータが必要なくなるかといえば、そんなことはない。すでに触れたが、量子コンピュータは、特定の問題の計算をするときにだけ、現行のコンピュータより計算が速くなるからだ(ようするにスペシャリストという位置づけである)。

 

今から10年後、スーパーコンピュータ「京」は、パソコンの大きさになると予測される。誰もがマイ「京」を持ち歩く時代がやってくる。そして、量子コンピュータは、特化した問題を解くために、おもに専門家が使うようになるのだろう。

 

いずれにせよ、スーパーコンピュータ「京」や量子コンピュータの技術は、来たるべき人工知能・ロボット社会の舞台裏で、縁の下の力持ちとして活躍することになるはずだ。量子ゲート型の量子コンピュータがいつ実用化されるかも含めて、今後も、コンピュータの技術革新から目が離せませんね!

 

転載終わり