宮崎正弘氏の情報です
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和2年(2020)5月17日(日曜日)
通巻第6502号
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また無理矢理の景気刺激、こんどは地方特別債を発行
この無謀な負債の後片付けを誰がするのか? 次の王朝か?
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100キロ制限の高速道路を140キロくらいならまだスピート違
すでに屍(しかばね)累々である。
実際に幽霊都市が中国のあちこちに出現した。新幹線は砂漠や曠野
そんな風に中国の役人は考えるほかはないのである。上がこうやれ
コロナ感染で、上が「感染者を出すな」と命じたため、以後、どこ
百万を越える都市が、中国には220ある。
全部がそうでもないが、地方債を発行する。地方政府は裏書きをせ
目玉入りだったエコシティとかの都心つくりも無惨に失敗した。
胡錦涛の目玉だった天津特別工業区は大爆破事故のあと廃墟に。そ
稀な成功モデルは深せんと上海浦東だけである。
近年は工業特別区を造成しても、外国企業の進出はない。深浅せん
上海は昔から国際色豊か、エリートも多い上、外国とのアクセスも
あまつさえ世界中で一帯一路のプロジェクトが頓挫している。
アフリカ54ヶ国のうち、幾つかが連合して、中国に「借金の棒引
420億ドルと注ぎ込んだベネズエラは破産し、ムガベの多選選挙
▲すでに地方債は65兆円を使い果たし、また新たに45兆円。
「誰が責任をとるか」って、そんなのは愚問、上が決めたことはノ
2020年4月の地方政府の借り入れは前月比26%減の2867
インフラ構築のプロジェクトとして新たに1兆元(15兆円)の地
ちょっと待った。過去五ヶ月間(2020年1月─5月)で、すで
過去の累積が本当は幾らなのか。詳細なデータはないが、中国は財