ジャクソン・ホールド?
世界の中央銀行幹部らが集まって行われた、ジャクソンホールでのバーナンキFRB議長による講演。
QE3に言及するか否かが注目ポイントとされていましたが、結局踏み込んだものは出ませんでした。
バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのマイケル・ハンソン氏は、
『必要であればQE3の扉は開いている』と、追加緩和への含みを持たせ期待をつないだとし、地名に引っかけて『ホールド(保留)』と表現しています。
野球でホールドといえば、試合を崩さなかった中継ぎ投手につく記録で、注目された講演は『ジャクソン・ホールド』になりました。
しかし、これはほとんどの投資家の想定通りの結果だったと思われます。
米国市場
ダウはプラス90ドルの13090ドルで引け、13000ドルは維持している形です。
株価もホールド(保留)といった形になっていますが、それも今です。
何時上下どちらかに動き出しても不思議ではないと思われますが、日本市場と大きく違う点は『下の方が値幅が取れそう』という点ではないでしょうか。
ダウは完全に高値圏にあると思われます。ただ、大きく下に向かうにはパワーも必要になりますので…難しいところです。
日本市場
最近の日本市場は、寄与度御三家などの活躍によって指数が上がっても、個別株は厳しい状態でした。
しかし、そのおかげで多くの優良企業が指数以上に安値圏にあるのも事実です。
まだ少し先の話という前提ですが、個人的には指数が下げるほど厳しくない銘柄群が出てくると思っています。
注目しているのは海運株。
様々な悪材料を並べて海運株の厳しさが言われていますが…
あまり深くは書きませんが、例えばシャープが業績を改善させる方法って結構限られていませんか?
でも海運株の問題って… 海と一緒で広いです。
今すぐではなくタイミングを見てですが、長期で買おうと思っています。
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