「KAMURO」×「FLEYE AKITTO」の不思議な関係
本音をいえば、私はこの二つのブランドは似た方向性のものかも?と思っていました。
かも?というのは、この8年、あまり接点がなかったから。
iOFT展示会で東京へ行っても、子供たちのことを考えると滞在日数が限られていたので、
そうなると絞り込んで取材、ということになっていたし、
両ブランドとも、ブースの前まで行っても混雑していて、なかなかタイミングがなかったという理由。
「KAMURO」さんは、昨秋のiOFT展でコレクションを見せていただき、
先日、秋田にいらしたデザイナーの小野寺さんから、いろんなお話を伺いました。
「FLEYE AKITTO」の川上さんは、10年前に骨董通りのKAMUROさんでお会いして以来。
まだコレクションについてのお話は伺えていないので、機会を見てぜひお会いしたい方のひとり。
二つのブランドに共通するものを感じるのは、
「FLEYE AKITTO」を手掛ける川上さんがKAMUROのご出身であるのだから当然として、
その手法もまた七宝をとりいれたものであったりもしますね。
だけど。
実際に両ブランドのコレクションを並べると解ります。
それぞれのテイストを惹きたてる、不思議な関係が。
先日、秋田市・カモヤ眼鏡店さんへ伺ったときのこと。
この「KAMURO」×「FLEYE AKITTO」が隣り合わせでディスプレイされており、
各ブランドの魅力が一目瞭然。
「KAMURO」は、より華やかに。
「FLEYE AKITTO」の持つアンティークな雰囲気は、より深まって、
ディティールの繊細な細工が主張をもって語りかけてくるようでした。
あえて並べてディスプレイする。
この方法は、とってもオススメですよ。