すでに否決されて時間が経っているが、大阪都構想とはなんだったのだろう。

個人的には「やってみれば良いんじゃ無いの?」寄りだったけれども。

 

 

大阪維新の会の最大の争点としていたのは「二重行政」の解消。

 

というか、現状、府知事と市長が大阪維新の会なので、整合性のある行政ができている。市民から言わせれば、見た目で何が二重行政なのかわからないので、争点としては弱い。

 

ただ、大阪市の権限の大きさから言えば、大阪府知事と大阪市長が別々の党になったら、問題続出にならないのだろうか?

 

大阪市を解体して4区にし、きめ細かい行政サービスを行う。

そして大阪府に権限を持たせて、大きな決め事をスムーズにする。そんなに悪いことでは無いと思う。(金を吸い上げる、コストがかかるとかあるらしいが)

 

ちなみに外野からのめちゃくちゃ無責任な意見として。

 

大阪市だけを壊すのが忍びないのであれば、いっそ大阪府全体の市を廃止し、全部特別区にして大阪府から大阪都にするなら分かりやすいんだろうな、と思った。

 

・都に格上げ?したらどのような特権が得られるのか

・特別区の権限がどのくらいなのか

・政令指定都市である場合の恩恵の大きさ

・人情に厚い大阪人の気持ち

 

などを理解していないので、これがベストかは分からないが。

 

 

個人的にだが、反対派の論理も、行政サービスのレベルが落ちるとか、コストがかかるとか、「定量」の部分より、「大阪市無くなるで!」の「人情」の部分で訴えた感が強い。

 

大阪維新の会が大阪で強さを発揮している間は問題ないと思うが、別の党がイニシアチブを取った時にどうなるのだろう。

 

また、他の大規模政令都市の方々はどう思っているのかも気になるところ。