私自身も昔そうだったんですが、複数サイトでSEO対策が上手くいって上位表示されると・・・
「なるほど、SEOってこうやんねんな、楽勝やん!」
と勘違いする傾向にあり、でも結局数をこなすとなかなか奥深いことに気付くわけでございます。
それはビッグワードを上位表示させようとしたとき、あるいは中身ぐちゃぐちゃのサイトをコンテンツから見直してリンク施策をし、あーだこーだやってるときですね。
あと、自社運営サイトのSEOとクライアントサイトのSEOって性質が異なるので、インハウスSEOとSEO会社が施策するSEOはちょっと異なります。
どっちが難しいとかそんなんじゃありません。
達者なアフィリエイターさんは素晴らしいノウハウと技術を持っているわけですが、他人のサイトを上位表示させることにかけてはSEO会社のほうが一枚上です。
実際私のクライアントさんもそういうことは仰ってました、他社のサイト上げるの凄えと。
さて、本題に入りましょうか。
記事タイトル通りなんですけど・・・
「すべてのサイトに同じ施策が通用して上位表示されるとは限らない」
ってこと。
分かりやすく言うと、圏外のサイトを1ページ目に押し上げるやり方と、すでに8位のサイトを3位以内に押し上げるのはまったく違うというわけです。
なぜか?
圏外のサイトの場合、明らかに「何か」が足りないわけだから、それをプラスすれば簡単に上がります。
しかしすでに8位の場合、「何か」が足りててその位置に表示されてるわけだから、プラスしても意味がない場合が多く、下手したら2ページ目以降に落ちたりします。
一番難しいのが、ビッグワード2ページ目、3ページ目の停滞から1ページ目に押し上げることでしょうね。
リンク施策の仕方、コンテンツ力、QDD、いろんな要素が絡んでるので、力任せではなかなか上手く行きません。
SEO会社の乗り換えが発生するのはここです。
ま、別にビッグワードに拘る必要もないとは思うのですがね、これ言っちゃアレですけど。
でも検索リテラシーの低い人間だったら、「転職」とか単刀直入に検索窓に入れるので、そこからの集客も馬鹿にならないでしょう。
あと、コンテンツSEOとかリンクに頼るな系の話が毎度上がるわけですが、リンクに頼って上位表示されても結局、中身が伴ってないと駄目ってことに気付くわけです。
また、あまりにも中身がない場合など、上位表示されても長続きしないケースもあります。
リンク買って上位表示された、SEO会社に依頼して1ページ目に表示された、でもアクセスないしコンバージョンもイマイチ、そこから考えて修正しても全然遅くないと思うんよね。
集客法ってもちろん自然検索だけじゃないからSEOしなくても問題ないっちゃないんだけど、自然検索1ページ目の集客力ってまだまだあります。
だからSEOは一応やっておいて他の入り口も攻めながらサイトを充実させ、結局まあいろんなことを同時進行しなければいけないわけなんですよ。
仕事ばっかりしてて家族をないがしろにし、離婚ってハメになったら何の意味もありません。
一瞬話が反れましたが、何だかんだ言ってGoogleはリンクを評価してるし、コンテンツが大事なのは当たり前、全部大事だというわけですよ。
あとですね、最近、Googleはリンク評価を変えた気がします。
リンクに格差ができたって感じで、意味のないリンクは余計意味なし、でも効力を持っているリンクは効力大というか、その格差が広がったかなあ・・・と。
あくまで推測ですよ。