アラフォー応援団~あきらめない人生~ロンドン留学記

毎日忙殺されて生きるアラカン。

このブログを始めたころは、まだアラフォーだったっけ。

月日が流れるは恐ろしいほど速い。

 

暇じゃないけど、生きてる証を残そうと思い記録。

継続は力なりだよな。それが私にはできない欠点だ。

 

最近つくづく思うけど、

人生の過ちっていうのはちょくちょくあって、

この年齢までくると、小さいのも大きいのも、

過去に似たような経験をしたものばかりだ。

最初に起こった時は、若いから動揺したり泣きわめいたりのようなこともしたけれど、

今は静観できるようになったから、人間的な成熟というのはあるものだ。

というか、感受性とか感情という機能が壊れはじめ、

若いころだったら心がダメージを受けているようなことにも、

もはや気づかないレベルまで機能が低下しているのかもしれない。

小さな文字が見えにくくなったとか、臭いにおいがにおわないとか、

自覚はないけれど、きっと聴力も低下しているのだと思う。

心の部分も、きっとそんな機能が低下してきたから、

動揺したり泣きわめいたりするようなことを、もうしなくてもいいのだと思う。

 

そんなこんなで、いまだに悩みは尽きないし、

両親のような安定した老後をおくるには、情けないことにまだことは足りない。

どれもこれも、かつての自分の行いのせいではないかとすら思えてくる。

それだったら仕方がないけれど、

もっとなんとかする方法はあるはずだ!と、別の自分がささやきかけてくる。

 

アラフォー応援団ももはやアラフォーではないのだから、

アラカン応援団に名前を変えるべきか?

 

ところで、このタイトルをパクられた。

似たようなタイトルのブログを見つけた。

どうなんこれ?

 

この期に及んでロックダウンレポート@ロンドン

 

まだ私、ロンドンに潜伏中。

齢50ん才。

もはや堂々と言える年頃を過ぎてしまったけれど、

人生いまだ模索中。

こんな女、

どこにでもゴロゴロしてるのかもしれないな。

ロンドンで過ごしたロックダウンは、

私の人生観を変えたかもしれません。

 

そんなこんなでいまだロンドン。

夏日になった気持ち良い緑あふれる都会で、

今もあきらめない人生を送る元アラフォー。

 

人生のゴールはまだ少し先。

10年前の今頃、都内の独り暮らしのマンションで急遽思い立ったイギリス行き。

 

あの頃は、お金もけっこうあって素敵なシングルライフを送っていたけれど、

なにか満ち足りない思いをつねに抱き、それを人に悟られないよう生きていたっけ。

「私、欲しいものはなんでも持ってます」的な。

 

だけど、そんな生活にも嫌気がさして、思い立ったのがロンドン語学留学。

もう10年経ったか。

まったく英語なんかしゃべれないアラフォーが、

まさか今、イギリスで働いてるなんて、あの頃はみぢんも考えたことはなかったっけ。

 

そして、10年経つとこんなにも老けてきて、

体力も知力も視力も、こんなにも衰えてくるなんて考えたことはなかった。

 

相変わらず英語はあんまりうまくならないけれど、仕事も英語をつかってやっている。

 

人生、やっぱどうなるかわからんね。

自分次第ということか。

 

気がづけば、2010年のイースターホリデー中に渡英して、今年でまる8年が経つ。

嘘みたいだな。

 

あの頃は、まだ私は戦闘態勢で、どんなことでもやればなんとかなる!と、息巻いていたっけ。

 

そして、それは本当に現実になった。

やればなんとかなったし、やった分だけなんとかなるもんだ。

 

そして今、アラフォーではなく、アラフィフと呼ばれる世代に突入。

相変わらず楽観的なのは、きっとバブルのど真ん中を生きてきて、

欲しいものはすべて手にしてきた実績からくるものなのだろう。

 

失恋のように「どんなに頑張っても人の心を動かすことはできない」ってこと以外は、

たいがいなんとかなるものだと今でも思っているけれど、

それでも8年前の私と比べたら、今の私はだいぶ守りに入ってきてしまったな。

 

それは、いろんな意味の「終わり」というものが見えてきているからかもしれない。

親は元気だけど、どんどん年をとっている。

今一緒に暮らしているパートナーだって同世代。

ちょこちょこと体にはガタがきているのが、よくわかる。

ましてや、自分自身も見た目の劣化をはじめ、頭の冴えとか瞬発力が劣っていることを、

つねに実感し嫌になる。

 

老いるということに、真面目に恐怖を感じている。

 

ロンドンでは定収入の仕事にもありつけ、毎日が忙しいだけで過ぎていく。

 

そんな中、久しぶりにゆっくりブログ三昧のイースターホリデー。

自分に自分ではっぱをかけていた8年前に戻ったみたいだ。

もう少し気合を入れて頑張ろう。

 

この休日は、もっとも私が私らしく過ごせるよい時間。

 

 

 

 

アラフォー応援団 りんごの略歴

22歳 大学在学中のアルバイトが本職となり
     フリーランスとして活動開始。
25歳 ある趣味をスタート
     (その5年後、それも仕事の一部となる。)

42歳 フリーランスとして2つの仕事をかけもちしながら
     充実した日々を送る。
     しかし、突然思い立って留学を決意。

43歳の4月 イギリスに3か月語学留学
         ほぼ初心者から英語スタート。
         「A」とか「The」とか、今更???と
         思えるようなレベルからスタートし、ストレスを溜めるも、
         自分の現実の英語レベルを知ることになる。
         言いたいことの来れっぽっちも言えないもどかしさを
         身をもって体験。ある種、人生初の挫折を味わう。

43歳9月  再渡英し一年間語学留学。
         ケンブリッジ英検FCE(ファーストサティフィケート)に
         2回目で合格。

CFER(ヨーロッパの英語レベルの基準)で
         B2(Independent User)になるまでに、
         費やした期間約1年半。
         このレベルは、英語で仕事を遂行できる、
         最低限の証明になる。

44歳9月  さらに11か月のビザで語学留学。       
         Advenced Levelのクラスで
         上から2番目のクラスまで登りつめるも、
         クラスの授業についていけず、辛い思いをする1年。
         スピーキングも、リスニングも、リーディングも、
         ライティングも、
         適切なレベルではなかったにもかかわらず、
         FCEを受かっているため、
         このレベルにいざるを得なかった。   
         唯一、文法だけは
         やればやっただけ実になる実感を覚える。

45歳10月~12月 日本潜伏

46歳1月~47歳8月 約1年3か月 語学留学
         ハナからAdvenced Level。しかし、
         人数の多い学校だったため、
         なんとか辛い思いもせずに
         楽しくダラダライギリス生活を満喫。

47歳8月~48歳2月 さらに格安学校に在籍。 
          CAE合格を目標に頑張るも、
          ダラダラ過ごしてビザがきれ帰国。


1年、そしてまた1年、
語学学習に終わりはなし。
最終目標のCAE合格も、
FCE合格後1年目は対策クラスにもいれてもらえず断念。
満を持してそのさらに2年後受験するも、撃沈。
言葉は、生活するための道具であって、
勉強して覚えるものではないと実感。
気長にやるしかないのか???と自問自答の毎日を送る。