おはようございます。
今田 唯仁(いまだ ただひと)です。
早朝PCにむかうものの、体調がすこぶる悪く、
夜の22時まで嘔吐下痢で寝込んでおりました。
体調管理、大切ですね。
今回は、私がコーチとして目指す人財育成について述べたいと思います。
以前、スペインリーグのある監督が
こんなことを言っていました。
質問「監督にとって、いい選手とはどんな選手ですか?」
監督「隣の選手をよくする選手だよ」
シンプルに、これがすべてと言うと、終わりですが、
すごく納得したのを覚えています。
隣の選手をよくする選手とは?
隣の選手をよくする選手とは、言い換えると
「コーチ力」のある選手です。
自分のプレーばかりを優先する選手、少なくありません。
「俺は○○しているのに・・・」
「あいつの準備が悪いだけなのに。」
「私はこんなに○○しているのに・・・」
喧嘩にもならず、お互い不満を抱えたまま、プレーを重ねていく。
よく見る光景です。
お互いが尊重しあい、聞く姿勢がもっとあれば、
もっといい信頼関係が作れるだろうに。
お互いが譲り合えば、お互いが成長して、
さらに高い質にあがるだろうに。
例えば、ミスパスに対して、
受け手「おまえ、何やってんだよ。しっかり出せよ。」
出し手「準備しとけよ。」
となり、お互いの不満だけが残るのか、
お互いが、そのプレーに対して、
「どうして欲しかった?」と
コミュニケーション取るだけで、
次のプレーが改善する。
どちらが、建設的でしょうか?
もちろん、
コミュニケーションに限らず、
チームの規範になる人格者として、
いい影響を与える。
自然に人としてのベクトルの向きもあえば、
ビジョンの浸透もさらに進みます。
お互いが信頼しあうチームになると、
チームとして組織として、やりぬく力を発揮するのでは?
すばらしい組織力が作れるのでは?
コーチ力は、
技術以上に、もっとも求められている力です。
コーチ力とは?
コーチ力は、
人間力の3つの要素の1つ【社会・対人関係構築力】に
大きく関わる力です。
そして、コーチ力とは、「人のためになる力」です。
コーチ力のある選手とは・・・
◎ リーダーシップを発揮して、コーチングのできる選手。
◎ 人格の規範として、ティーチングのできる選手。
まさしく人間力の高い選手と言えます。
現代でいう、長谷部誠選手のスタイルに近いかもしれませんね。
長く第一線で活躍する選手は、
この力が非常に高いように思います。
私が生涯かけてやりたいコーチとは、
コーチ力のもてる人財をたくさん育成することです。
それが共存共栄な組織につながると確信しているからです。
まとめ
- 求められる選手とは、コーチ力のある選手
- コーチ力とは、「人のためになる力」
◎ リーダーシップを発揮して、コーチングのできる力
◎ 人格の規範として、ティーチングのできる力
本日も、大きな声で「ありがとう」