おはようございます。
今田 唯仁(いまだ ただひと)です。

 

※整理しながら、記事を書いていますので、
アップデート含めて、
過去記事の文字校正や言い回しなど、
修正を順次加えています。

 

 

「あれ?」などありましたら、
お気軽にお問い合わせくださいね。


 

昨日は、ツイッターで、リツイートやいいね!
くださった方々に感謝でした。

 

ありがとうございます。

 

 

最近、私のサッカースクールでは、
子どもたちに
こんな言葉がけや仕掛けをしています。

 

「今日のこれまでの発見は?」
「出来たことやや出来てないことを、
細かくシェアしよう!」
「次、どうしたら出来るようになるかな?」
「そのためにどんな練習したらいいと思うかな?」

 

 

時間制限をもうけながら、
フリーで練習を考えて取り組ませる。

 

シェアでは、
「アウトサイドがうまくいかないから、
それだけ何度も練習して、
だいぶ連続で出来るようになったから、
インサイドからアウトサイドなど、
ミックスにも挑戦した。」
(4年生)

などなど。

 

考える質の差は、
年齢や個人差はありますが、
すべてを承認しながら、
自分で考え、努力と成長を楽しむ
習慣づくりをしています。

 

みなさんのいろんなアイデアも
お聞かせくださいね。


 

今回は、前回の記事をさらに深く考察。

【本日の問い】

「意図的な練習」を最大限に機能させるために、
トップはどんなことを意識しているのか?

 

どんなエキスパートな人も、
トッププレーヤーも、
急激に著しく向上する
機会があります。

 

最初から、できた人は、
ほぼ皆無だということ。

 

一気に成長する時は、
スキルを、もっと効率よく
向上させる方法
自分なりに気づいた時です。

 

 

「コツが分かった」という感じですね。

 

自分で見つけます。
自分で見つけるために、
絶えず、
自問自答を繰り返し、
発見検証を繰り返し、
見つけます。

 

 

根底は、
「成長意欲」「向上心」
ですね。

 

意図的な練習を最大限に高める3つのポイント

何事も最大限に高めるためには、
共通していえることがあります。
ポイントは3つです。

  1. 優秀な人の姿勢を知る

  2. 習慣化すること

  3. 正しい姿勢で取り組む

ということです。

 

 

 

キーワードは、

「習慣」「姿勢」

 

これらを常に取り入れることで、
たゆまぬ努力を可能とします。

 

まず、
ぶれる自分を知ること。
トップアスリートもみんな
スタートは同じだということを知ること。

 

 

そして、
ぶれない自分を作るために、
どうしたらいいかを考え、
優秀な人の姿勢を取り入れ、
奮い立たせたり、
仕組みを作るということですね。

 

 

トップアスリートが、
手に取る読書が、
「古典」であったり、
「自己啓発」である理由ですね。

 

 

トップが、習慣化を取り組む理由

大変なことをするには、

「ルーティーン」にまさる手段はありません。

それは、数多くの研究で実証されています。

毎日同じ時間に同じ場所で
練習するのを習慣にすれば、
重たい腰を上げなくても、
自然と練習に取りかかることができます。

 

意図的な練習とは、
大変苦痛なものになるはずです。

 

出来ていない自分と
とことん向き合い、
追求していくのですから。

 

 

もちろん、
トップアスリートも人間です。

「大変」で「つらい」
と思っています。

 

ただ、それと同じくらい
「挑戦することが好き」
「楽しい」
という感情を強くもっています。

 

これが、
トップアスリートが
習慣に取り組み理由です。

 

トップが意識する、正しい姿勢

トップは、

羞恥心を抱いても、なにも解決しない」

ということを知っています。

 

児童の学習心理学の研究では、

赤ちゃんや幼児は、
失敗から学ぶことが苦にならないと言われています。

 

 

いつもできないことに挑戦しているけど、
とくに恥ずかしそうにも不安そうに見えませんよね。

 

 

赤ちゃんが座ろうとしたり、歩こうとしたりする時、
なかなかうまく行かず、何度失敗しても、
挑戦を続けます。

 

挑戦者の鏡です。

 

ものすごく、集中して、
周りからたくさんのフィードバックをもらって、
多くのことを学びながら・・・。

 

しかも、つらそうには見えない。

 

 

 

しかし、

幼稚園に入るころには、
自分がまちがいをすると、
周囲の大人が反応を示すことに気づきはじめます。

 

そこに芽生えるのは、

「迷い」「恐れ」
そして、「羞恥心」

 

 

子どもたちやアスリートは、
コーチや親や仲間や、メディアと接する中で、
失敗は、悪いことなんだと思い込んでしまう。

 

そうすると
慎重になりすぎて、
思い切って挑戦しようとか、
全力でぶつかってみようなんて
思わなくなるのは、
然るべきだと思います。

 

 

失敗を楽しむことが、
コーチとしても重要ですね。

 

特にジュニアの試合で
よく見る光景です。

 

 

チラチラとコーチの顔を見たり、
親の顔を見たり。

なんのために、プレーやっているのか
かわいそうになります。

 

ぜひ、幼児の時の、
挑戦者の可能性を
さらに引き出してほしいと思います。

失敗したわけではない。
それを誤りだと言ってはいけない。
勉強したのだと言いたまえ。

 


 


成功しない人がいたとしたら、
それは考えることと、
努力すること、
この二つをやらないからではないだろうか。

 

- トーマス・エジソン(米国の発明家、起業家) –

 

 

まとめ

トップの「意図的な練習」における思考

  • 正しい姿勢とは何なのかを、
    様々な文献(古典)に学んでいる。
  • 意図的な練習を「大変」と思っている。
    そして、それを「楽しい」とも思っている。
  • 失敗は「羞恥心」でなく、「楽しい」

今日も、大きな声でありがとう