おはようございます。
今田 唯仁(いまだ ただひと)です。

※整理しながら、記事を書いていますので、
アップデート含めて、
過去記事の書き方や言い回しなど、
修正を順次加えています。
「あれ?」などありましたら、
お気軽にお問い合わせくださいね。


 

私も2児の父親として、
親コーチとして、
どう子どもたちの力を引き出すといいのか、
日々自問自答です。

 

自制心チェックシートを作って、
子どもに自己チェックをさせる習慣づくり。
大好きなゲームは、その後のご褒美にしたり。

 

色々と戦略たてますが、
子どもは、子どもで、よく見てます。
ふてくされたり、やってみたり、
どこまでだったらワガママが通用するのか
駆け引きしているんだろうと思います。

 

 

改めて子育ての楽しさと大事さを痛感。

 

各家庭で色々なオリジナルアイデアあると思います。
色々と仕組みをつくって検証してみてくださいね。

 


 

今回は、効果的なトレーニングルーティンについてです。

 

未だに、世界的なエキスパートな目から見て、
日本国内のトレーニング方法は、
何時間も猛練習して、
極度の疲労に追い込むことに価値が有る
という美学を感じるという話を聞きます。

 

 

確かに、
ガムシャラに猛練習をやっていく姿だけをみると、
一所懸命にやっているなと
外目では見えるかもしれません。

 

 

しかし、ここで言いたいのは、
やるべき本人が、
どれくらい主体性をもって、
取り組んでいるのかということです。

 

また、やる気だけでは、
取り越し苦労になることもあるということです。

指導者も同様。

 

どれくらい意図をもって、
その練習を行っているのかということです。

 

何より重要なのは、
周到に考えた質の高いトレーニング目標を設定して、
それを達成すること。

 

心理学の研究でも
1日数時間が、構造上限界地なのも、
実証されています。

 

 

 

【本日の問い】

限られた時間の中で、
効果的に力を伸ばしていく方法は、どんな方法か?

答えは、明確で、いたってシンプルです。

意図をもって、練習を積み上げる

ということです。

 

「意図をもつ」とうのが肝ですね。

 

 

時間は、誰しも平等に与えられます。
その時間とどう向き合うのかということです。

 

もちろん、時間をたくさん費やしたいから、
いろんなものを犠牲にして、
練習の時間に充てます。
というわけでもありません。

 

脳や体も構造上、科学上、限界値があります。

そのため、その限界値を知ることも重要です。
 

その限界値と向き合い、
トレーニング方法を考えることが、
質をあげることにつながります。

 

意図的な練習の基本的な4つの要件

意図的な練習を継続していくために、
意識するポイントは、4つです。

  1. 明確な定義されたストレッチ目標

  2. 完全な集中と努力

  3. すみやかで有益なフィードバック

  4. たゆまぬ反省と改良

 

前回お話しした「守破離」サイクルでいう
【破】の部分になります。

 

左の赤字の部分をどれだけ詰めるかが、
差をつくるポイントです。

 

トップアスリートは、この発展のゾーンでは、
カイゼンの繰り返しを行っています。

 

 

そして、そのカイゼンの繰り返しは、
なにも特別なことではなく、
いわゆる「4つの当たり前」の繰り返しです。

 

『やる気』は当然、モチベーションとして必要ですが、
気持ちだけでは、カイゼンしません。

 

体で覚えさせるといっても、
自分の意図で使い分けできなければ、
課題に当たった時に、引き出せなくなります。

 

インデックスにすると、簡単に見えますが、
それらをさらに分化して、
トレーニングに落としていくことが重要です。

練習時間の7割は、
テクニックを磨くためにひとりで練習する
一つ一つのテクニックをしっかり調整したいからね。

-ケヴィン・デュラント(バスケットボール選手)-

 

ひとりで練習する時間が多い人ほど、
スキルの上達が早いことは、様々な研究で実証されています。


そして、
多くのエキスパートは、
ひとの見ていないところで努力するといいます。



人間力も後天的に伸ばすことはできます。


つまり、人間力を高めるのも、
そのトレーニング次第
ということです。


やる気ももちろん、重要ですが、
進化速度をあげることが重要だと思っています。


ダーウィンの言葉を借りれば、

最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。

という言葉がある。

これを、トレーニング論に変換してみます。

最もやる気があるものが、生き残るのではなく、
最も学習するものが、生き延びるのでもない。
唯一生き残るのは、行動しカイゼンを繰り返した者である。

これは、3つのジャンルに分けるのではなく、
3段階にわけることが大切だと思っています。


やる気や学習を否定するわけではありません。


やる気をもち、学習して、
なおかつ、
行動し改善を繰り返したもの

ということを定義したいと思います。

 

まとめ

  • トレーニングの質を高める4つのサイクル
    明確な定義されたストレッチ目標
    完全な集中と努力
    すみやかで有益なフィードバック
    たゆまぬ反省と改良
  • 時間や体、脳、全てにおいて、
    限界値があることを知る。
    そして、向き合い、攻略を考えることが重要。
     
  • 選ばれる人財とは、
    人間力の高い者とは、
    やる気をもち、学習して、なおかつ、
    行動し改善を繰り返すもの
     

今日も、大きな声でありがとう