おはようございます。
今田 唯仁(いまだ ただひと)です。
私は、「人間力」が【選ばれる人財】の基盤であると思っています。
人間力が高くなければ、どんなに最高の技術や知識を手に入れても、
どんなに優れたコーチをつけても成功することはありません。
例えば、
● IT基盤といえば、
=「インターネットやサービスを利用するうえで土台となる部分」になります。
いわゆる、ITを支える下部構造(インフラ)です。※サーバー、OS、ネットワーク、PCなど
そして、
●生活基盤施設といえば、
=「学校、病院、公園などの生活の土台となる施設」といいます。
ここにも、色々とヒントがありますね。学校・・・。
そもそも、“人間力”とは一体なんなのか?
といいながらも、実は、
「細かく、これとこれだ!」という定義は、ございません。
定義をしないというのが、正確かもしれません。
《あいまい》というゆとりをもたせながら、
本質にむかい、整理していくことが重要とも言われています。
人間力を表す、重要なKeyは?
人間力を表すのに最も重要なキーワードは、ずばり、
『信頼』
です。
人として信頼できる人。
その人にとって、対象者が有益として信じて頼れる人です。
信頼がなければ、友情は生まれません。
お互いが有益な関係性でなければ、信頼関係が築けませんよね。
そして、信頼とは、上記にもあるように、
関係性の中で成り立ちます。
関係性における2つの信頼とは、
-
わたしなら、どんなことでも解決できるという自分との信頼
-
この人となら、ともに解へ導いてくれるという他者への信頼
自他に強固な信頼関係を築いている人は、活力に満ち溢れていますよね。
人間力を測る3大要素
そして、信頼を生むための、3つの要素に分けられます。
-
基礎知力
-
対人力
-
自己制御力
上記3つのことを持ち合わせてはじめて、
高い『信頼』を手に入れることになり、『人間力』が高いということになります。
例えば、
- どんなに腕のいいお医者さんがいたとしても、
不愛想で人となりが最悪であれば、
お世話になろうとは思いませんよね。
- どんなに愛想よく、人となりが魅力的なお医者さんでも、
腕が悪く、薄っぺらい治療をする人であれば、
やはりお世話になりたくないですよね。
- 腕もいいし、人となりも魅力的なお医者さんでも、
落ち着かず、自分をコントロールできないブレる人にも、
やはりお世話になりたくないですよね。
能力ばっかり磨いて、対人力を磨く努力をしない。
多くのアスリートやビジネスマンが陥りやすいパターンです。
腕さえあれば、活躍できるという妄想を抱いている。
腕さえあれば、お客様が集まるという妄想を抱いている。
能力や対人力は高いんだけど、それでも大成しない。
一時の努力で終わっていませんか?
成果を出すための能力として、最新科学で
今もっとも注目されている力が、「自己制御力」です。
まとめ
- 人間力は、自分への信頼と他者への信頼を得ることで高めることができる。
- 人間力は、「基礎知力」「対人力」「自己制御力」の3つの要素からなる。