おはようございます。
今田 唯仁(いまだ ただひと)です。
(選ばれる人財研究-1の山-24合目)
「最近は、人間力が欠けているよね。最近の若者は〜」
よく聞く言葉です。
こんな言葉を聞くたびに、反吐がでます。
若者が悪いのか?
しかしね、
人間力がない選手が悪いのではない。
人間力がない子が悪いのではない。
そんな社会を作った私たち大人が一番悪いのです。
人間力をなくす文明革新や教育環境をつくった大人です。
もちろん、依存した社会から自立できない若者も悪いですよ。
「全然わかってくれない。こんなに俺はやっているのに・・・」
言い訳の真骨頂ですね。こんな選手をみるのも、反吐がでます。
言い訳する暇あれば、練習したらいいのにって。
どっちもどっちです。
だからこそ、気づいた人が、
どんどんこの社会をカイゼンしないとなんですね。
どっちにも、訴え続けたいと思います。
一体、人間力ってなによ?
アスリートとして、長続きしない人の多くは、ここにあると言われます。
ビジネスで成果を出すためには、この力は重要だとも言われます。
人間力とは、その名のごとし人間の力です。
「種の保存」の原理に即すれば、
人間としてこの世界で生き残るための力です。
置き換えると、
個人として人間社会で生き残るための力です。
選手として、プロの世界で生き残るための力です。
ペンシルバニア大学ウォートン校(ビジネススクール)で、
GEのジャック・ウェルチや歴代大統領にリーダーシップを指導したことで知られる
スチュワート・D・フリードマン教授の提唱する”トータル・リーダーシップ”に、
人生において大切な4つの領域の
バランスの時間配分を考えることが重要とある。
- 仕事
- 家庭
- コミュニティ
- 自分自身
人は、必ずリードする場面があります。男女関係なく。
仕事でリーダーシップを発揮すれば、成果と仕事環境を築けます。
家庭でリーダーシップを発揮すれば、いい家庭環境を築けます。
地域社会でリーダーシップを発揮すれば、住環境でのいい信頼関係を築けます。
自分自身にリーダーシップを発揮すれば、前向きに進化できます。
しかし、
「うちの人は、仕事人間ですから・・・」
「うちの人は、家族大好きだから、家族優先の人間なんです・・・」
「コミュニティは、何かと面倒くさくて・・・。
お金にもならないし時間とられるし・・・」
「自分振り返る時間ありませんよ。試合で疲れて、バタンキューです。」
偏ると、必ず歪みがでます。
食事と同じです。
バランス良く食べてる人は、健康なのと同じです。
バランス良くそれぞれの分野でリードできて、
健康な人間力になります。
それが、人間力が高いともいえます。
今日は、人間力を配分という角度で、解きました。
まとめ
人間力の高い人
仕事もできて、
家庭もしっかりやって、
地域社会にも貢献していて、
自己研磨も欠かさない人。
食事と同じで、バランス良くとるのが、健康な人間力です。
今日も、「大きな声でありがとう」
今田唯仁(いまだただひと)