おはようございます。
今田 唯仁(いまだ ただひと)です。

スランプという言葉は、好きではないので、

スランプとは、
いい時の結果現状を健康状態と仮定して、
悪い今の結果現状を不健康なのでイライラしている

ということにします。

ずばり、その感情も受け入れてください。
「お〜。イライラしてんな〜。」って。

そして、深呼吸です。リラックス‼︎

5秒鼻から息吸って、
3秒息止める
はい、8秒かけて口から息吐こう!


息を吸う時は、お腹を凹まし、息を吐くときは、お腹を膨らます。
反複式呼吸でね。

頭にたくさん酸素を送り、脳内デトックスをしましょう。
さて、悩める時の解決は、ずばり3つの行動を順序を守りながら行います。

 

スランプであることを自覚する

自分の気持ちが沈んでいることを認め、
何かしらの問題が存在することを認識することから始めましょう。
スランプは、心の病気です。

人間構成ピラミッドでいえば、
フィジカルの下に位置し、人間力(人格)の上にある、
メンタルのゾーンになります。

そして、放置すると、
上層部のフィジカルゾーンや、
下層部の人間力ゾーンにも支障が出ます。

もう一度いいます。
スランプは病気です。
かかったものは、しょうがない。
受け入れて、はやく治せばいいだけです。

 

「そんなもん気合いで治す」という
強がりいって、悶々と過ごす時間と、

弱っている自分を承認して、向き合って、
スッキリして次に向かう時間

どちらがいいですか?

 

自分を受け入れること。
それが一つ目の治療です。

 

他人を助ける

オーストリアの精神科医、心理学者であるアルフレッド・アドラーは、
こう言いました。

苦しみから抜け出す方法はただひとつ。他者を喜ばせることだ。
自分に何ができるかを考え、それを実行すればいい。

自分の精神状態を、がらりと変える最も効果的な方法は、ほかの人の助けになることです。
ほかの人の助けをすると、「ありがとう」をもらうことがあります。
直接な言葉でなくても、笑顔をみて、自分の充実感に「ありがとう」が芽生えます。
小さな承認です。

アメリカの心理学者のアブハム・マズローが提唱する「欲求5段階説」

【第四階層】
「尊厳欲求(承認欲求)」(他者から認められたい、尊敬されたい)の欲求です。

「欲求5段階説」とは、
人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、
低階層の欲求が充たされると、
より高次の階層の欲求を欲するというもの。

人間のもつ原理原則です。

うまく、この「承認欲求」を意図的に使って、回復にあてましょう。
一つ目の治療の自分を受け入れるというところにも通じます。

スランプからくるイライラや状態は、
結果という概念から承認を受けていないから起こるものです。
受けられない承認相手に、
承認してくださいと頭下げても、通じません。

環境を変え、
子どもたちとスクール活動をしたり、
ボランティア活動をしたり、
自分という優先順位を一旦下げ、他人に尽くすです。

実の息子より、赤の他人がベストです。

 

他人を助けること。
それが二つ目の治療です。

 

行動を起こす

小さなことを、積み上げるていくです。
過去、いい状態にあれたのは、小さなことをコツコツと積み重ねたからです。

過去と同じように、また積み上げたらいいのです。

「いやいや、戻れるはず。そんな悠長なこと言えないよ」

 

・・・幻想です。

抜け落ちた階段を、コツコツと戻していく。
階段が戻せた時、きっと、以前のような状態に戻ります。

いえ、新しい未来の階段を上っています。

 

メジャーリーグ選手であったウィリー・メイズのはなしです。

24打席ノーヒットのスランプに陥ったシーズンの後、ウィリー・メイズはスランプから脱却して、ナ・リーグの最多本塁打の新記録を樹立し、MVPに選ばれました。

 

スランプというのは、過程です。
努力の最中の、一つの課題がやってきたと捉えるとどうでしょうか?

 

今日も大きな声で「ありがとう」

今田 唯仁