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潮汐ロック
砦
砦 帰れるんだ どんなときも
そこに帰る 場所があれば生きられる
公園の片隅に 俺たちが未来や夢を放り込んで
無邪気にあちこち 跳びはねまわると
暗闇がいきなり煌めく日々があった
今日も立ち寄れるんだ こんな日は
嫌なことも 消えてしまい無になれる
砦 帰れるんだ どんなときも
そこに帰る 場所があれば堪えられる
砦 帰れるんだ どんなときも
そこに帰る 場所があれば闘える
うす笑いウソ笑い オフィスのそこらかしこに渦巻いても
ネクタイ外して Yシャツ剥いだら
身じろぎもさせない鎖が宙に舞う
咎める目がなくて ルールもない
予定もない 子どもの日にもどるんだ
砦 帰れるんだ どんなときも
そこに帰る 場所があれば明日は来る
※ 家ご飯の事情と同じ曲に合わせて作りました
家ご飯の事情(わけ)
だから とりたてての事情(わけ)はないの
ただねなんとなく いい日だからさ 家ご飯
本当のことを言うとね 気にかかることがあったのひきずってる
朝はモーニング 昼ランチ 夜もなんてね
狂ってる気がするこの頃だったのよ
誰もがくりかえすよな 暮らしだったら
別れ言葉 耳にせずにすんだかも
なめこたっぷりのお味噌汁 白菜の
浅漬けに アジの干物焼く
だって とりたてての事情(わけ)はないの
やけに空模様 ご機嫌だからさ 家ご飯
本当のことを言うとね お料理のうまい彼女 探していると
噂を聞きつけ このままじゃ嫌われちゃう
冷たすぎる夏が やって来そうな予感
時代に逆らってでも 彼についていく
だからせっせと 手に包丁ざんまい
茶せんナス 花レンコン 扇面キュウリ
菊花カブ 手綱コンニャクに 折れ松葉
彼が来る日はオムライス
彼だけのためのレストラン
さぁ作るわ 彼のオムライス
初めてだけど かまわない
愛だけで 手探り
Cook,for him
フライパンに油 注いだら
みじん切りたまねぎ入れ
鶏肉も入れ
塩コショウ少々ふりかけたら
ケチャップもここでまぶし ご飯はあとよ
彼だけのためのレストラン
いい感じ 彼のオムライス
火加減なんて なりゆきで
勘だけが頼りよ
Cook、for him
ふわふわの卵が正念場よ
黄身と白身かき混ぜ合わせ
ミルクを混ぜる
フライパンのバター 溶けたなら
卵入れ素早く混ぜて 半熟にする
彼だけのためのレストラン
できるかな 彼のオムライス
ここからが 難しくて
やり直し いくども
Cook、for him
彼だけのためのレストラン
未完成 彼のオムライス
美味しくても まずくても
今さら 帰さない
Cook、for him
彼だけのためのレストラン
さぁ出来たわ 彼のオムライス
あたしの味に 慣れるまで
作るわ これからも
Cook、for him
アルフィーさんの『星空のディスタンス』のメロディーに合わせて、
作ってみました。
婆ちゃんのみたらしじゃが団子
婆ちゃん 本を横目に 湯を沸かす
皮は剥いてもいいけど 剥かないほうが 美味
小さいものは6つか8つ 大きいのは10ほどに
切ったおじゃがと塩少々 お鍋に ポイッ
ゆらゆら湯気が立ち上ったら 火を弱め
中火で8分 ゆで上げる
婆ちゃん 眼鏡くもって 大あわて
茹ですぎたかもと急いで ザルにおじゃがを ザーッ
あらかた湯気が飛び去ったなら 当たり鉢とあたり棒
逃げるおじゃがを追いかけて 上から ペチャ
叩いてつぶし輪をかき混ぜて なめらかに
マッシュドポテトの 出来上がり
婆ちゃん さらに裏ごし 念入りに
木べらで押さえて目を通し つなぎに白い 粉
大さじ2杯片栗粉ふり入れ混ぜて 固さかげんたしかめる
もっと固めが好みなら 片栗 パパッ
手にとり丸めボールのように くるくると
手のひらかぶせて 押さえ込む
婆ちゃん 菜種油を フライパン
火にかけ温めたなら おじゃが並べて ジューッ
焦げ目をつけて裏がえしたら 焦げ目をつけてバター入れ
すぐに火を止め予め すぐさま ジュワッ
砂糖の二倍お醤油を入れ 混ぜ合わせ
タレをからめたら いただきます
婆ちゃん バター入れたと うれしそう
あの日ちっとも減らない ふかしただけの イモ
今の子だれも食べないおやつ サツマイモいつまでも
見つめ諦めさびしそう 今風 バター
使ったおやつレシピ探し出し 婆ちゃんの
みたらしタイプの じゃが団子
ためしに作ってみたのですが、うまくできませんでした。
お団子がタレを吸い込んでしまって、「みたらし」にならなかったのです。
朝食はハムエッグ
油を注いだフライパン 火にかけ
かすかに朝が動いたら
ハムを3枚 置いていく
驚いて ハムが暴れだす前に すかさず
卵を2つ 割り入れる
塩胡椒 パパッと振ったら わずかに水もパッ
あとはフタして出来上がり
今朝も完璧 朝食はハムエッグ
この頃のあたし技ゲット さみしい
けれども愛を冷まさない
秘訣なんだから 別々に
少しだけ ほんの少しだけ距離を 作って
ハムと卵を 焼いていく
水っぽさ 消えてさっぱり きりっと凛とネッ
愛はメリハリ長続き
今朝はサバサバ ハムエッグ
どうやら彼氏はレア好み 白身は
ガチガチ黄身はトロトロリ
無理なワガママも 叶えて
あげたくて レシピ探してアチコチ ようやく
見つかった ザル卵
ザルの目を もれる白身を まずは焼いてジュッ
あとで残った黄身を焼く
今朝は手間ヒマ ハムエッグ
レア卵 目玉くっつき 離れなくてチュッ
彼氏二つで あたし無し
今朝は仲良し ハムエッグ
リヴァイアサン
歩幅がちがうわ いつもとは
キュウリを食べるの 珍しく
スマホいじる指 曲がってる
気のせい きっと 気にせいよ
心に潜む リヴァイアサン
頭もたげる リヴァイアサン
来ないで 来ないで リヴァイアサン
あなたが怖いの リヴァイアサン
冷たくゆがむ 口元が
視線が外れる どうしても
なぜ「おはよう」なの 昼なのに
ジェラシー たぶん ジェラシーね
余裕がないの リヴァイアサン
逃げ場がないの リヴァイアサン
消しても 消しても リヴァイアサン
あしたも続くの リヴァイアサン
左右が逆だわ 靴下の
肩抱く腕まで 左右逆
おまけにセーター 裏返し
ついに来たのね リヴァイアサン
怖れていた日 リヴァイアサン
幻覚、じゃなく 現実に
もういい もういい リヴァイアサン
いつかは来るとき リヴァイアサン
負けてもいいさ リヴァイアサン
叫んでいいさ リヴァイアサン
泣いてもいいさ リヴァイアサン
見えないけれど リヴァイアサン
終わりはすでに リヴァイアサン
次の始まり リヴァイアサン
天上の絵師 光琳さま
梅の香むせぶ林の中に
私をめがけて駆け寄るささ川
陽をうけて輝くさざ波 まぶしくて
閉じたまぶたを開けられない
近づく流れ 近づくあなた
でもそれは幻想 なぜならあなたは光琳さま
天上の世界で筆とる絵師 尾形光琳
私はただの町娘
着つつ馴れにし 紫の衣(きぬ)
水辺に並んでいま咲きそろう
まだかしら いらしたかしらと まえうしろ
騒ぐ娘ら波打つよう
天上の世界で息づく絵師 尾形光琳
私はただの燕子花
なにがあったの ひめごとの絵図
肢体をからめて情欲かわす
十二単と おすべらかしが かき乱れ
顔赤らめてあられもなし
あなたが抱いて 私が泣いて
でもそれは幻想 なぜならあなたは光琳さま
天上の世界で恋売る絵師 尾形光琳
私はただの黄八丈
一番ほしいモノ、ヒト、コト
不景気飛び交う時節でも あたしの下には
金銀プラチナ ダイヤに真珠 ベンツもポルシェも
山ほど届く
それでも あたしは まだねだる
ベンツのリムジン 迎えに来たら
夜景の素敵なスイートルーム 年代モノのワイン
太平洋の無人島
まだまだねだる
ホントに欲しいモノ まだ届いていないから
オートクチュールに身を包み 今夜もパーティ
あのヒト このヒト 話題と視線 羨望込めて
山ほど届く
それでも あたしは寂しくて
声かけやすくしてあげる
あちこち浅く
ホントに欲しいヒト まだ出会っていないから
仕事をさせてもいち早く 役職就任
イケメン 背高 高学歴の 部下に指図し
契約成立
それでも あたしは探してる
やりがい 適性 自己の実現
だれもがうらやむ 一流会社 不足はないけれど
今日もあたしは読んでいる
求人記事
ホントに欲しいコト まだ見つけていないから
ホントはあたし わかってる
一番目に欲しいモノ、ヒト、コトが
あなたの愛だけが、どうしても手に入らない
大都会の恋人たちⅡ
地図を開けば 目的地は近い
余裕でのんびり歩きだす
あんな店 こんな店
あまい店 おしゃれな店 あこがれの店
もうそろそろ見えていいはず
道路にたたずむ案内板
現在地 町名表示 番地
ちがう ちがう
たぶん さっきの三差路でまちがえた
あの三叉路へあともどり
スマホ開いて ナビゲータ
ピポピポ打ち込み 目的地
丸にしっぽがくっついて 火の玉みたいな
方向に こっちに歩けば近づける
あと少し もう少し 高層ビル街
いま一息 そうだそうだ
負けるな歩み 赤子泣いてもとめるな歩み
そろそろつく頃 スマホ見る
まぶたパチパチ 目をこする ]
火の玉野郎がどこにもいない
振って叩いて再起動
ようやく出てきた 火の玉野郎
目的地から ずっとずっと離れてる
ここはどこなの
地図もスマホも通じない
見知らぬ街と高すぎるビル
先端科学の感度を狂わせる
あなたの胸にたどりつけない

