どもっ、茹だるような暑さが続いていますが、食欲が一向に衰えず、また太ったような気のするイマダチです(何でもうまい!)

運命の9/23(キングオブコント決勝)にはスレンダーなボデェ(BODY)になり、半ケツホットパンツで視聴者の苦情を一身に受けたいと思います(ド緊張でそんな余裕なし)

で、私、9月がこんな状況になるとは思わず、仕事もないんで、少し前に孤独旅を人知れず堪能してまいりました

時は日曜、場所は江の島、夏休みということもありフレッシュな若い男女で江の島駅はごった返しておりました

駅から出ると照り付ける太陽にビキニ、腹筋の割れた褐色の男の群れ

黒髪、汗だく、ジーパン、スニーカー、色白の小デブの私、しかも一人・・・
早くも孤独旅の醍醐味「疎外感」をGetだぜ!しつつ

海には目もくれず真っ先に向かうは「江の島岩屋」

波の侵食でできた洞窟です(いい天気なのに日陰へ)

歩くと相当の距離がありますが(40分)岩屋近くに止まるボートがあるっつうことで早速、乗船

楽を金で買う、薄汚れた男になっちまったなと思いつつ、しぶきをあげる海面を眺めていると

「バンッ!・・・バンッ!」

と何かを叩く音

見れば白ランニングにスラックス、ビーサン50代の船員さんが

ほうきで船を叩きまくってます

ほう、これは無事に向こう岸まで行けるよう古くから伝わる儀式で
あのほうきは神の洗礼をうけた神物

50代おっさんと思ってた人も多分、宮司や神主なんだろうと

不正解100%の邪推をしていると

出た!船内を徘徊する

フナムシ!フナムシ!フナムシ!

おっさんはそんなフナムシを叩き潰しては海に掃いていたのです

霊験あらたかなカケラもありません

今、このおっさんに無残に殺されていくフナムシの一匹を助けたら、
私が死んだ時に背中に乗って生き返えらせてくれる、そんな芥川龍之介の「フナムシの背」という話がふと脳裏をよぎりましたが(「蜘蛛の糸」との混同)

おっさんは間近で確実にかつ的確に、この「ワニワニパニック」ならぬ「フナフナパニック」の鬼人と化しているのです

到着するまでにおっさんが「フナパニ」(略すな)で出した得点は24点

我こそは!と思う方は、ぜひマイほうき持参で対決されたし

洞窟に到達しませんでしたが

また火曜日にでも・・・