高校時代は本当に楽しかった。秘かに憧れていた彼に3年の夏休みに告白された。男子館と女子館に別れていて 真ん中のテニスコートで体育の時間テニスを始めると 一階の彼のクラスの窓て廊下の窓を開けて見ていてくれた。校内ですれ違う時には 私の心臓がバクバクで話も出来なかった。スクールバスで一緒になってもそうだった。一緒懸命 彼はバイトして 私の誕生日に バカラの入れ物に入った ゲランの ミツコ の香水をプレゼントしてくれた。大人の香り 卒業後 駅で彼がスーツで待っていてくれて 朝まで一緒にいた。ファーストKissは 心臓がとまりそうだった。初めて彼の腕に抱かれた時 ミツコをつけていて いい匂い💕て で 腕枕の体をいきなり起こして 『結婚するぞ!』て 大学を卒業したら 母校で家庭科の先生になろうと進路をきめたのも 彼と家庭を築きたかったから。1年半の月日の中で私は親を説得する事が出来なかった。おばあちゃんは応援してくれたけど 彼が帰化していない 朝鮮人で朝鮮銀行に勤めている事 も。そんな事 彼には言えないから駆け落ちすらできなかった。今となれば クラシカルな香りで現代風ではないが お試しミニサイズのミツコを買って手首につけた時 そんな時代を思い出した。貴方は CHANELNo.19 の香りで私を思いだす事あるかなあ? 青春の甘く苦い思い出です。