最近、野鳥を観ながら「距離のとり方が絶妙だなー」と感心して、私も人との距離のとり方を意識してみたものの、やっぱり人間社会っていうのは、利害関係が絡んでくると、ややこしくて、複雑で面倒くさいものだと痛感している。

 そういう人間関係が煩わしくて、離れ狐島で独りで生きている方や、出家されている方もいらっしゃると思いますが、私の場合は、やはり人間社会の中で、人との関係性の中で、どう居心地よくサバイブしていくかが、人生のテーマだと確信した思い。

 そして、私は、そのことを学ぶために、そして人に伝えるために「在家の修行をしている」という立場をとってみたら、急に心が楽になった。楽になったってことは、そういう方向で合っているんだと思う。

 すべては流れ。頭で考えて、流れに逆らうより流れにのった方が楽。