先日、初めて「大人のための演劇ワークショップ」というイベントに参加した。

参加する前は、このイベントには、どんな人がどんな思いで集まって、どんなことをするのか、まったく未知の世界に飛び込む感じで、久しぶりのドキドキワクワク感だった。

 

すずき こーたさんの進行で、そこに居合わせた「初めて会った未知の人」と共に、目的をもたず、役割を決めず、自分の感性に従って遊びながら、表現をするという時間を共有した。

 

2人組になって、こーたさんが「おまわりさん・どろぼー」と言ったら、相手が、逃げだしたのをみて、即興で自分がおまわりさんになって、相手を捕まえたり、4人組になって、みんなで「植物が芽をだして、育って、花が咲いて、枯れていく」姿を表現したり・・・なんか童心にかえった気分で楽しかった。

 

帰る頃には、みんなと「友だち」になったような気持ちになった。

 

次の約束はせず、連絡先の交換もしないまま、「それでは、また~」とお別れしたけど、次にまた会ったときは、また会えてうれしいって気持ちになるだろうな・・・なんて想像して、「友だち」って、そういう存在なんだなって再認識した。

 

大人になると、なかなか新しい「友だち」をつくるのが難しいって思っちゃったり、「友だち」って何だろう・・・なんて、「友だち」の定義を考えちゃったりすると、ますます「友だち」って呼べる人が少なくなったりするけど、ただ「共に居る」だけで、安心する。私はそんな「友だち」になりたいなと思った。

 

そのためには、まず、自分が自分の一番の友だちにならないとね。そこから「友だち」の輪が広がっていって、居場所が広がっていく・・・そんなイメージが浮かんできた。

 

家庭でも、職場でも、役割や目的に囚われず、みんな「友だち」って思える関係づくりができたらいいなと思う。

 

 

この写真は、最近、友だちから教えてもらった「スンスン」(中央)とおじいちゃんの「ゾンゾン」(左)と友だちの「ノンノン」(右)。スッカリ「パペットスンスン」の世界にはまってます。

 

こういう何気ない会話の中に、癒しがある。友だちっていいなって思える。私のお気に入りでおすすめの動画です。

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パペットスンスン