私が子犬を迎えた時は
夜寝る時はハウスさせていた
でもいざ寝ようとすると
「キューン、キューン」と
寂しい声でないていた
その時どうしていいのか分からず
でもその声は無視できなかった
お母さんと別れて
急にしらない所で知らない人の家にきて
ひとりゲージに入って寝るのだ
それは寂しいに違いない
私はリビングにあるゲージの近くで
寝ることにした
なくたびに「大丈夫だよ、ここにいるよ」
と声をかけながら
私が買った本には
犬とは一緒に寝てはいけないと
書いてあった
獣医さんにも言われた
一緒に寝てはいけないと
メンタルドッグコーチになる前
私はその言葉を信じて
ハウスで寝れなくてはいけないと
思っていた
確かにお布団で排泄されるのは
いろんな意味で大変になる
だから私はそんなものかと思っていた
しばらくすると、朝早くに
「クーンクーン」とないて
早起きすることはあったけど
一応ひとりで寝れるようになっていた
一年くらい経って、仕事を始めた時
朝起きて
家事をして
散歩行って
仕事して
仕事から帰ってきて
散歩いって
犬と遊んで
家事して寝る
そんな生活していたら
ふと考えてしまった
長生きしても20年の犬生
どれだけ一緒に居られるのだろう
1日寝る時間が7時間として20年
それだけの時間を別々にいるなんて
なんて勿体ないんだろうか
そう思った私はリビングに布団をひいて
一緒に寝ることにした
それからずっと一緒に寝ている
今では、私が幸せと感じる大切な時間
こんな不安な時にも
犬はいつもと変わらず嬉しそう
そんな姿に私の方が癒されて救われている
犬の育て方やしつけには
いろんな人がいろんなことをいう
でも誰にも迷惑かけていなければ
犬や飼い主さんが幸せなら
自分で決めていい
一緒の枕で
その暖かさを感じながら
寝息を聞いて眠る至福の時間
