高価な食器があっても

なかなか使えなかったり、

好きなカップが割れて

涙したことありませんか?

 

私も好きなマグカップほど

割られてしまうことが続いて...😭

 

自他ともに認める不器用ですが

 

3年ほど前から

金継ぎを始めました👏

 

 

金継ぎとは、

 

割れたり欠けたり

ひびが入ったりした陶器や漆器を直す

日本の伝統的な修復技法です。

 

大げさに聞こえるかもしれませんが、

 

金継ぎをやるようになって

本当、世界が変わりますよ!

 

なぜか。

また私が愛用する金継ぎセットについて

ご紹介しますね🫶

 

 

ご訪問とっても嬉しいです🫶

《いまここ》です。

 

金継ぎの大きな魅力は、

 

捨てなければいけない、

泣く泣く手放さないといけない、

と思ったものが

 

新しい美しさをまとって

ふたたびそばに居てくれること。

 

 

 

そして

私が金継ぎに愛用しているのは、

楽天で買った金継ぎセットです。

 

 

これで

金継ぎを習ったことがない不器用な私でも

 

フルセットと

丁寧な説明書入りなので

 

金継ぎできています。

 

漆は天然漆。 

 

ネイルみたいになっているので

手軽に塗りやすいです。

 

 

そして純金粉までついています。

 

金継ぎに必要なものがすべてそろった

本格的な14点セットです。

 

塗った後の漆を磨くための

宝石メノウまでついてますよ🫧

 

私はガサツなので

メノウ磨きまでしないので

これはきれいだなーと眺めています😆

 

(いつか、やろう!)

 

真鍮粉を追加購入して

 

これまでカップ、お皿、とっくりなど

いろんなものを金継ぎしてきました。

 

 

👆私が購入したのは、この20g

 

 

このヨナス・リンドホルムのマグカップ。

 

 

たくさんの想い出があったので、

昨年亡くなった父に

割られたとき激怒してしまいました。

 

 

今ではその思い出も愛おしく、

金継ぎしておいてよかったなーと。

 

そして

 

そんなに怒って

父を困らせなくてもよかったなー

 

としんみりした気持ちにも。

 

 

金継ぎして手元に残らなければ、

失った食器とともに

いつしか記憶も薄れてしまったかもしれない。


そんな大切な思い出もまた

金継ぎによって

よみがえった食器とともに

そばにいてくれます。

 

 

 

金継ぎで再び使えることになり、

また想い出を重ねることもできるんですね。

 

だから今後また割れても

このマグカップは

金継ぎして一生使おうと思います。

 

 

そして今日は

割れてしまった ティーポットの金継ぎです。

 

金継ぎ中に偶然ミラーネイルになって驚き!

 

 

「ミラーネイルにしよう!」

と思ってやっていたら

こんなにうまく

上品にラメをつけられなかったのに。

 

「こうしよう」と意図することは大切だけど、

肩に力が入りすぎてもダメなんだなぁ....。

 

などなど...

 

金継ぎからいろんなことも学べます。

 

 

祖母が大切にしていた

大倉陶園のブルーローズも金継ぎ。


いまはもう販売していないものです。

 

でも

欠けたところを金継ぎすれば

次世代も

きっとその次の世代も

長く大切に使えます。

 

 

アメリカで暮らしていたころ、

たくさんの日本文化について

「素晴らしい」と

褒めてもらえました。


私が気づかなかったり

知らなかったこともたくさんありました。

 

なかでも金継ぎは、

 

「直して新しい美を育てる」

という日本の美意識に対し

一目置かれていました。

 

そんな文化(心)が受け継がれていること。

 

大切な食器が割れたり欠けたりしても

また違った魅力を表せること。

 

そんなことを実感しながら金継ぎしていると

モヤモヤした気持ちも薄れていき、

 

仕上がりを見れば思わず笑顔にも。


そこで

そんな金継ぎの時間もまた

私を自由にしてくれる瞬間なんです。

 

 

 

ROOMでは

今回ご紹介した金継ぎセットや

愛用のマグなど

愛用品を多数ご紹介しています。

 

ぜひ遊びに来てください☺️

 

いまここのROOM ♡

※すべての内容は、執筆時(2024年4月22日時点)の情報です。