今日は東日本大震災が発生してから2年目ですね。
今も家族や家を失った方の消えない悲しみがある中で、今ここに生きているありがたみを感じざるをえません。
そんな思いから、今日は親子の絆について書いてみたいと思いました。
誰にも愛されていないからと気分が塞いだり落ち込んで病気になったり、自暴自棄になったり、、暴力に走ったりする人がいます。
確かに誰にも愛されていない状態というのは非常に辛いもの。逆に誰かに愛されていることは生きる希望や元気が出てくるもの。出来れば誰かに愛されたい。人に愛されたいと思うもの。
では、誰が最もあなたを愛してくれるのか?、妻や夫?、恋人?・・・いや、それはあなたの親であったはず。
もし、あなたの親が今も健在なら、それはこの上ない幸運なこと。恵まれた自分の環境に感謝せねばならないでしょう。
グアムで母親が通り魔から息子を守り自分は刺されて亡くなる事件がありました。
北海道では吹雪の中、娘を守るために自分の衣服を脱いで着せ、自分は犠牲になって凍死してしまった父親がいました。
あなたにもしものことがあったとき、今一緒に歩いていて急に前から車が来てぶつかりそうになったとき、「自分の命に代えてまで、自分の子供を守ろうとする」それが親というものなのです。他に一切の見返りなどを求めない「無条件の愛情」と言ってもいいでしょう。
組織・人事コンサルタントの小倉広が著作の中で書かれていたエピソードに興味深いものがありました。
小倉さんは現在リーダーシップ開発などで大人気、超多忙な日々を送られているようですが、母親は介護施設に入居されており、その母を見舞ったときのこと。スタッフに手伝ってもらい、車椅子で施設の食堂に移動されました。食事の時間は施設入居者にとっては楽しみの少ない中で、一番の楽しみです。
傍からはお世辞にもそれほど豪華で美味しそうは見えない料理であるが、その中でも最も豪華な一品、「ハンバーグ」が料理の中にありました。ところがお母様は、この最も食べたいであろうハンバーグには一切箸をつけず、ついに他の料理だけ食べて、ハンバーグを丸ごとそのまま残してしまいました。
小倉さんが、「これ、食べないの?」と問いかけると、お母様は一言「これ、兄ちゃん食べな」と。
お母様は息子さんの好物のハンバーグを息子に食べさせてやりたかったのです。
自分は身体も自由にきかない身で施設におり、唯一の楽しみの食事のその中で最も美味しいはずの料理を食べないでまでして。息子様の小倉様は食うものに困らない実業家として成功している立場ですから、いくらでも豪華な料理が外で食べられるにもかかわらず。
小倉さんはこの母親からの無条件の愛情を目のあたりにし、思わず周りの目もきにせず、思わずその場で声を上げて泣き崩れてしまったそうです。
親というものは子供からは時には煩い存在で、邪険にしたり、喧嘩したりもしてしまいますが、それでも親は、イザというとき、自分の命に代えてまでも子供の命を守ろうとするのです。
来週は子供を連れて実家に行こうと今、思っています。