日本人は他の国と比べると自己肯定感が低いと言われます。

自己肯定感とは自分のことを「価値ある人間」と思うことであり、自分自身を受け入れることです。

この自己肯定感が低いと、自分自身に価値を低くしてしまい、自信を無くします。
これが、能力の封じ込めやメンタル不調などにつながります。

本来持っている能力を発揮できず、メンタル不調になってしまえばさらに多くのことを失うことになります。
これほどもったいない話はありません。

自己肯定感を高めることが、その人本来の能力を発揮して、豊かな人生を歩めることになるのです。

では、なぜ自己肯定感が低いのか?


自分自身のことをあまり知ろうとしないからです。

人間ですから、誰にでも必ず過去の体験では良いこと悪いことがあります。

悪いことはフタをして忘れたいという意識が働いて、封じ込めます。


ところが、このことで良いことも忘れ去られてしまう傾向があります。

意外と思われるかもしれませんが、悪いことにも、その人にとっては成長のために強みのために必要な体験であったということがあるのです。

では、どうしたら自己肯定感が高められるのか?

実は、私自身も自己肯定感は非常に低い人間でした。

私自身の場合、幼少期から病弱で友達がいなく、小学校低学年までは友達と遊んだ経験がほとんどない・・・という自分にとっては永遠に忘れ去り立いと思っていた「悪いところ」があります。


そのことで口下手で消極的な性格になってしまったことは、自分にとって自己肯定感を低くする最大の要因であると思っていたからです。

ところが、今では人前に出て話す機会も多くなり、むしろこの口下手であったことや幼少期の体験は強みとして自分を紹介する際に話題にしています。

このことが、自分に自信をつけることになり、人から褒められた様々なことも思いお越し、それらがさらに自信を高めることになっていきました。

自分自身のことをもっとよく知りましょう!

自分を知れば自分を受け入れることができます。

そのためには、過去の体験をふりかえり、良いことも悪いことも思い起こしましょう。

それらは、全てあなた自身のリソース(資源)となるのです。

封じ込めていたものが、あなたの成長と成功に必要な大きな力になることがあります!

1年の始まりであるこの時期に、自分のリソースを探すため、過去の体験をいろいろと思いお越してみてはいかがでしょうか。