これは、実は8月中に試写会で見ていました。

Facebook(とか某メルマガ)では語ったのだけど、こっちでは書いてなかったー。

 

これは見終わった後の満足度高かったです。

それは役者がすごかったから。

舞台を見ると、ストーリー以上に役者の熱量に圧倒されて、

「良いもん見たわ」的感想になることあるけど、そんな感じ。

映画でそう感じることって少ないから、やっぱりこれ、すごい映画なんじゃない?


何かを信じることの難しさを考えさせられる映画です。

 

見終わった後に嫌な感じがしなかったのは、
「信じること」について、今は自分なりに答えがあるからという気がする。

だから、ちょっと客観的に見られたというか。

もっと若い時に見ていたら、「嫌な感じ」で終わったかもね。

役者がすごすぎて、特に誰にも感情移入しなかったことも、かえって良かったかもね。

 

そして、とと姉ちゃんだけは(ちょい役だけど)、浮いてた気がする。

(今は何見ても、とと姉ちゃんにしかみえない彼女笑い泣き)


妻夫木聡と綾野剛のゲイカップルの切なさは、元腐女子としてグッときました。

(元と言い切っていいのかなーてへぺろ)

 

坂本龍一の音楽もよかった。

 

脚本(演出?)は、思わせぶりすぎるところが気になった。

あれじゃ、疑いたくなるわ!!

 

でも、お勧めです。

「シン・ゴジラ」と「君の名は」に挟まれて、ちょっと影薄くなっているのがもったいないよ。