昨日、行って来ました。
藤十郎さん、仁左衛門さん、秀太郎さんと口上が続くうちに、目頭熱くなってしまい、上手の菊五郎さんから、下手の吉右衛門さんに移るあたりでは、ハンカチで涙を拭う始末。
周りの人は、よほど私が雀右衛門襲名を喜んでいるのだと思ったことでしょう。
周りの人は、よほど私が雀右衛門襲名を喜んでいるのだと思ったことでしょう。
実のところは、芝雀さんが雀右衛門なんて、全くイメージできなかったよ!!
だって、そうでしょ?
雀右衛門って、歌右衛門と並ぶ女形の大名跡よ。
ベルバラならアントワネットよ。
芝雀さんは、どっちかというとロザリーじゃない?
って、なんでベルバラで例えたのか自分でも分からないけど。
歌舞伎でいうと、芝雀さんは、先代萩なら沖の井とか?世話物で誰それの女房とか?
いずれにしろ、主役タイプじゃないと思ってたんですよ。
それが、それが!
「金閣寺」拝見しましたら、見事に主役でしたわ。
三行前までの暴言、あやまります。すみません。
役が人を作るっていいますけど、本当ですねー。
やっぱり大きな名前をもらうと、変わるんですね。
これなら新雀右衛門の揚巻も見たいと思いました。
その「金閣寺」ですがね、特筆すべきは、仁左衛門さまの東吉



うーつーくーしーー!
これは、雪姫が美しいのとは別腹でね。
黒地に金瓢箪(秀吉だから)の袴がこんなに似合う人を私は知りません。
後半の登場シーンは、お色直しでまた凛々しいお姿で四人のイケメンを従えてるんですよ。歌昇、萬太郎、種之助、米吉、みんなカッコイイ。眼福すぎる

この仁左衛門さまセンターで五人が揃った写真があれば買いたいと写真売り場に走ったのですが、売店はその前の幕間で終了してました!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
みんなも気を付けて。
しかも、最後の幕間は10分だから。買い物はその前にね。
しかも、最後の幕間は10分だから。買い物はその前にね。
襲名披露公演だから幹部役者が大勢出ていて、さよなら歌舞伎座の時のようなありがたさ。
これなら一等席で観ても、チケット代惜しくないでしょう。
これなら一等席で観ても、チケット代惜しくないでしょう。
え?
ああ、私はいつもの3階最前列です。定位置です。ヾ(@°▽°@)ノ
その他の演目にも触れますと、
「角力場」は、菊之助オンステージ。
つっころばしの若旦那与五郎も、庶民相撲取り長吉も、ビミョーに合ってない気はしましたが(笑)、可愛かったのでヨシ!
終いの演目「関三奴」は、短いけど、鴈治郎、勘九郎、松緑、三人の踊り上手が魅せてくれて、楽しいです。
もっと槍(フサフサの毛が付いてる)を投げたりブンブン回したりするイメージだったけど、そうでもなかった。
足の動きが印象的な振り付けでした。
全部の演目、大満足。
祝い幕は、創業130年の三菱鉛筆からでした。
全部の演目、大満足。
祝い幕は、創業130年の三菱鉛筆からでした。