いよいよ善光寺参りです。
お線香を上げて、びんずるさん撫でて、最も有名お戒壇めぐり。
善光寺といえばお戒壇めぐり。
お戒壇めぐりとは、ご本尊の安置される瑠璃檀下の真っ暗な回廊通り、中程に懸かる極楽の錠前を探り当てて、秘仏のご本尊と結縁する道場です。(ご参拝のしおりより)
要は、真っ暗な回廊をめぐり、錠前に触れると極楽浄土に行ける、と。
入り口に「右手を腰の高さに構えてそのまま壁をなでて進んでください」と説明があります。
「腰のたーかさーに手を上げてー♪」オペラ座の怪人でもありましたね。←腰じゃなかったハズ
混雑時は前も後も人がいて、進むも止まるも大変らしいですが、私が入ったときは稀な空きっぷり。真っ暗な中ただ一人。
最近ボケてきた老母のことなど祈りつつ、ゆっくり進みました。
自然と涙も出て来て、回廊の中には5分もいなかったと思いますが、出てきたときには長い暗闇を抜けすっかり道が開けた気分。心が浄化された気分。
内陣右の地蔵菩薩様のいらっしゃる出口で鼻をすすりながらご朱印いただく時には、もうすっかりご利益をいただいた気分になっていました。
そう、この気分がいけなかったのでしょう。
参拝のハイライト、おみくじを引くときにもちょっと調子に乗っていたかもしれません。
「阿弥陀如来さま、お言葉をください」と引いたおみくじの、番号は七番。
わー!ラッキーセブンだー!
などと、喜びません。私の(けっこう長い)経験では、おみくじの一番は大吉ですが、七番というとあまりよろしくない気が・・・・・・
そっと引き出しを開けると、凶の文字。
がびーーーーん!!!
先日の水澤観世音に続いて、ここでも凶を引くの??
長い人生で、こんなに立て続けに凶を引いたの初めてー(T▽T;)
水澤観世音の凶の記事はこちら
http://ameblo.jp/imacoco2010/entry-12071955561.html
すぐに引きなおそうと思いましたが、ちょっと待て。
前回、直後に引きなおしたら、末吉だった。
もう少しお参りして、気を落ち着けてから引きましょう。
ということで史料館に行って、善光寺の阿弥陀如来様の影向(ようごう)が描かれた額を堪能し、
鐘楼の鐘の音(ちょうど15時だった)に心を落ち着け、
新たな気持ちで、引きました。
また凶!!
同じ神社で引きなおして続けて凶が出るって、どんな確率なの?
善光寺って、よほど凶がたくさん入ってるのかしらと、横目で他の参拝者たちを見ると、
「吉だぁ」「私も吉~ぃ」と、吉なのに大吉じゃなくて残念!的に、はしゃいでいるじゃないですか。
やっぱり、私の凶は出るべくして出たのね。
三回目引くのは止めました。素直に心して、阿弥陀如来様の言葉をいただきます。
凶だけど、書いてあることはそんなに厳しくない。
調子に乗るなってことね。
それにしても姦しい人って、だれ?
女難に注意って、なに?
老母のことしか浮かばないよー。