伊香保神社にお参りした際、けっこう雨が激しいと感じた私たちは、
当初、バスで行く予定だった榛名神社に横手館からタクシーで行くことにした。
宿の人は「結構かかりますよ」「山間部だから、平地よりタクシー代高いんですよ」
と心配してくれたが、3人の中にひとり「タクシーがいい」と強く主張する根性無しがいたので(笑)、タクシーを呼んでもらった。
結果的には、大正解だった。ありがとう、根性無しMちゃん。
途中の榛名湖は、ロープウエイも止まる暴風雨。
それでも顔だしパネルは撮る。
Mちゃんは、もちろんタクシーの中で待ってます。
そして榛名神社に近づいたところで、まさかの通行止め。
ここまで来て引き返すのかと焦ったら、
タクシーの運転手さんが話をしてくれて、
「神社に行く人は通していいといわれているのですが、落石や土砂崩れに気をつけて、自己責任で行ってくださいね」
と、通してもらえることに。
ありがとう運転手さん。
これ、バスに乗っていたら榛名神社には行けないところでした。
パワースポットの隋神門手前までタクシーで。
運転手さん、そこで一時間待っていてくれるって。
本殿お参りしてご朱印をお願いしたら「通行止めでしたよね?」と驚かれました。
「榛名神社に行く人は通していいと言われている」と警備の人が言ったのは、参拝者ではなくて、神社にお勤めの人を指していたのでしょう。
この日、少なくとも午前中に参拝したのは私たちだけ。
おみくじは「中吉」。
「凶」、「小吉」、「中吉」とちょっとずつ上がってきています。
暴風雨でパンツまでぐっしょりになったので、高崎の駅ビルのユニクロでパンツかって着替えました。
オレンジのスキニーパンツはなんと850円。ヤスッ。
試着室で着替えて、Mちゃんと同時に「このまま清算させてください」
ぬれた服をユニクロの袋に入れて、帰りの電車に乗りました。
翌日になって、高崎で土砂崩れがあったことを知ったり、栃木の大災害を知ったり。
ギリギリのところでお参りさせていただけたのだなあと天に感謝し、あの群馬北交通の運転手Kさんに感謝したり、あくまでタクシー主張のMちゃんに感謝したり、大雨にぬれながら顔出しパネル写真撮ってくれたHさんにも感謝したり。
これからも感謝を忘れずにいきたいです。
大雨の被害に逢った方がたは、一日も早く平穏な日が迎えられますように。