いつものお友達まなちゃんに誘われていってきた。
事前のメールで、
「登場人物の誰にも共感できず、唯一、比較的好ましい人物アムネリス(勘三郎がやった役)は、今までで一番くらい歌がど下手ということを覚悟して見るのだ」と、注意連絡があった。
まなちゃんは宙組が大大大好きなのだが、その愛ゆえに、私たちがガッカリしないよう観劇前にハードルを下げることに毎回心血注いでいる。
ちなみに「勘三郎がやった役」というのは、歌舞伎版アイーダ「野田版・愛陀姫」の話。あれはよかった。
で、ハードルをぐっと下げて臨んだのでそれなりに楽しく見たが、白状するとしばしば寝落ちしてしまった。ごめん。
舞台が暗いし、全体的に単調なんだよね。
そんな中で、激しく心揺さぶられたのは、チャルこと箙(えびら) かおる様のファラオね。
最初の登場シーンからインパクトありすぎ。
何?あの衣装?!すごすぎるわ!!!それにしても、頭の位置おかしくない?!
使徒かと思った。エヴァンゲリオン。
百聞は一見にしかずと言います、ぜひ見てください。劇場で。
ちなみに二回目の登場もすごいよ。鳥だから。
まさにセカンドインパクト。
チャル見るだけでも、見にいった甲斐があったと言うものよ。(それだけかい)
そうそう、まなちゃんが事前にハードルを下げてくれていたアムネリス、想像超えていた。
お顔も雰囲気も台詞も良い感じなんだけれど、歌いだしたとたんのウィスパーボイス。
マイクさんが必死に音量上げているに違いない。(けど、それでも追いつかない)
マイクさんが必死に音量上げているに違いない。(けど、それでも追いつかない)
「ど、ど、ど、どうしちゃったの?」
おかげでハッと目が覚めた。エヴァ 覚醒。
このアムネリスのおかげで、12年の時を経て今、檀れい(初演)の株が上がっているらしい。
歌は、伝説の「すごつよ」と「ファラオの娘だから」の二つがよかった。
このアムネリスのおかげで、12年の時を経て今、檀れい(初演)の株が上がっているらしい。
歌は、伝説の「すごつよ」と「ファラオの娘だから」の二つがよかった。
金と力と地位があれば何でもできちゃうって歌ね。私好み。
ラメダスの凱旋シーンで「凱旋行進曲」が流れなかったのは残念。「愛陀姫」では入れてくれたのに。
全然、宝塚の感想になってない。
むしろ、エヴァンゲリオン。
全然、宝塚の感想になってない。
むしろ、エヴァンゲリオン。