佐渡のおのぼりさんらしく、初心者観光コースを満喫していた私たちですが、本来の目的は開運旅行。
佐渡は島自体がパワースポットとも言われていますが、一つくらいは神社仏閣パワースポットといわれるところに行ってみたい。
ということで、白羽の矢を立てたのが「二ツ岩大明神」

二ッ岩大明神は、佐渡のムジナ(たぬき)の親分として知られる「二つ岩団三郎」を祭った観光名所の一つ。江戸時代の戯作者滝沢馬琴に紹介されたこともある。
団三郎はスタジオジブリのアニメ映画「平成狸合戦ぽんぽこ」にも名前が登場した。


とのネット情報に惹かれて、レンタカーのカーナビに住所を入力したのだが、どうしたことか!
カーナビが示すのは、道なき道。
カーナビのいうとおりにはとても進めない。←ここでフラグは立っていた
運転手のゆうこちゃんがカーナビの制止を振り切って道を選びつつ、着いたところは、まさにタヌキの出そうな山奥。


ここはどこ?どこに神社が??


ありました。


 二ツ岩大明神について
古い昔 山中に団三郎と老狸が
住んでいたといいます。昔の有名な
作家 滝沢馬琴の「燕石雑志」にも
病気をして町の医者を呼びに行ったり
困った人にお金を貸せた(今から四百
年前)話も出ている。
佐渡狸の頭領といわれて島内に百以
上の部下(諸神)を持っていたという。
「関の寒戸」や「赤泊の禅達」などと昔
は山伏の祈祷所だったらしく 安産、
家内安全、消除諸災の御利益があ
ると参詣者が多い。
毎月十二日が縁日である。
春、四月十二日 大祭を行う。

(原文ママ)



赤い鳥居が奥へ奥へと続いています。


かなり長い坂道が続きます。

途中、色の塗られていない朽ちた鳥居(でも平成27年奉納など新しい日付のもある)がいくつも並び、それが微妙にゆがんでいて、時空まで曲がっているような道が続きます。
雰囲気に呑まれて写真を撮れなかったので、こちらの素敵な写真でご覧ください。
(リンクご許可いただきました)
αのある日常。「二ツ岩大明神3」


そしててっぺんまで上り、いよいよ着いたかと思ったら、そこは何かが焼け落ちた跡。
これまた写真を撮り損ねていますが、後で調べたところによると、平成25年9月15日におこもり堂が火災にあったそうです。
でもそのときは何も知らないから、女子7人、不気味な焼け跡におびえます。
その先にあったのが、屋根の朽ちたお堂。こちら本堂のようです。
「出入り口」とあるので手を掛けてみましたらするすると開きました。



中には、大量の千羽鶴とか、幡(はた)とか、幕とかいろんなものが垂れ下がっていましたが、これまた朽ちてる感が半端なく、間違ったところに来ちゃったのかしらと、不安に駆られます。
不安に駆られているので、当然写真は撮っていません。

それでもせっかくお導きいただきましたので、きちんとお参りして、帰ろうとしたところ、幸か不幸かあることに気づいてしまいました。
本堂の脇に下へ降りる階段があって、その先に小さな祠があります。

気になったら降りてしまうのがワタシ。そそくさと帰ろうとする友人たちを残し、ひとり下りて祠の前に行きますと、手前に大判海苔の缶のフタのようなものが置いてあり、小銭が沢山あったので「ああこれがお賽銭箱の代わりね」と自分も小銭入れから10円玉を取り出しつつ、しゃがんで、ふと奥を覗き込みましたら、ご本体が・・・


プーさん!!!

きゃーーーーー!!!!
こわかったー。
火事の跡とか、朽ちた千羽鶴とか、比べ物にならないほどこわかったー(笑)
ビックりして(それでもご挨拶で手だけは合わせたけど)お友達のひとりが下りてこようとするのを、
「プーさんがいた!」「プーさんがいた!」と叫んで追い返し、駆け足で階段をのぼってくだって、車に乗りこんで下山しました。

タヌキの置物だったら、全然、驚かなかったのに!!
黄色いディズニーのプーさんがいるんだもん。ちょービックリよ。

まあ、今となっては、写真を撮り損ねたのが悔やまれます。
誰がこんなことしたのか、知ってる人がいたら教えてほしい。
タヌキが化けたのかな。

こいつです。こいつがいました。