先週の話です。
南房総なんぞに行ってたので毎週更新を誓った(いつ?)【今日の競馬】を書いていませんでしたが、土曜日にちゃんと参戦していました。
そしてその日は、東京競馬場の「REXパワーアップセミナー」午前の部に参加していました。
講座は『パドック解説』
講師は井内利彰さん(調教捜査官)・木村拓人さん(デイリー馬サブロー)の両人です。

パドックといえば、かつて競馬の神様大川慶次郎さんをリスペクトして「バカに良く見える」をパドックで連発していた私ですが、そういう馬に限って全く走らず「お前がバカだから良く見えただけじゃねーか」というオチまでもらったことがあります。

ここは一つ基本に返って、勉強しようじゃないか。





机の上にはスポンサーさんであろう競馬新聞馬三郎と携帯型の音声ガイドシステム。
これで実際のパドックを見ながら馬の見方を教えてくれるのだ。かっちょいー。(のか?)



東京3レースと4レースのパドックを見ました。

先生の言ったことを書きとめておきます。

・パドックで見るのは馬の調子や精神状態。走る気分になってるかどうかが大事。
具体的には
・落ち着いて歩いているか(落ち着きないのはダメ)
・踏み出しが大きくて前の馬にぶつかりそうになる馬は大外を回る(そういう馬はいい)
・首は高くなく水平に伸びているのがいい(気合入ってる)
・冬は少し太くてもいい(痩せているよりいい)
・牝馬は冬毛が出てると走る態勢じゃない

そして第4レースでもっともよく見えた馬は、ニシノハッスル。
結果は3着。
井内先生は単複派で3着にきたらオッケーらしいですが、私は馬連でしたので!
1着のミュゼは買ってたけどね。2着にきたゴージャスガールはそんなによく見えなかったんだよね。ちー。

先生がしつこいくらい言っていたこと。
「パドックで良く見えても脚の遅い馬は勝てない」

ですね~。そして「パドックがどうでも脚の速い馬は勝つ」笑。
メインのクイーンC、前日予想で「キャットコイン、ロカ、ミッキークイーン、ダノングラシアス」と決めていましたが、パドック見たらマイナス20㎏のミッキーがなんだか腹回りもやせて見えて、どうにも心もとなくなって、ミッキー切ったら来ちゃったもん。
すごく良く見えたブルックデイルは結局13着だった。

その前の10レースのアンズチャン1番人気。パドックでは、ずーっと首上げててチャカチャカしてて、全然落ち着きもどっしり感もなかったけど、鬼脚のごぼう抜きで勝ったしねー。

チャカチャカが落ち着きないのか気分良さげなのか、腹回りが薄いのがガレてるのかしぼれているのか、そのあたりの違いを知るには縦の比較(過去のその馬と比べてどうか)ってのが必要だということですね。

そんなわけで、パドック見る目はまだまだ。これからも「バカ(自分)に良く見える」馬をみつけます。



井内利彰さん特製の飴ちゃんいただきました。
こういうの作る人、好きだなー(笑)

明日も、お勉強してきます。
また報告するね。